ジゴロッキーの民俗学(イギリス人とフランス人)
どこの国に行っても歴史的背景を含め、隣国同士は意識するものです。イギリスにいると、フランス人に対する意見はいろいろ聞きます。隣の国なのに、フランス人は英語を話したくないし、その反対も聞こえてきます。
今回はイギリス人とはちょっと違うフランス人の特徴を挙げてみました。
- 健康問題への関心は非常に強い。町を歩くと薬局がない通りを探すのに一苦労です。
- 食事の時間が長い。夕食は午後7時半ごろ始まるのが一般的と言われ、遅いと午後10時ごろまで2時間以上かけて食事をします。ランチもオフィスを出て、レストランでしっかりとした昼食をワイン付きで召し上がる人も多いそうです。一方、イギリス人の昼食はサンドイッチを自分のデスクで食べるというのが主流です。オフィスで過ごす時間が長い金融業界が、特にロンドンでは多く、そのためだと思われます。
- 学校のシステムは、比較的ゆとり教育主流のイギリスに対して、フランスでは常にベストスコアをめざし、放課後は宿題と家族の時間以外過ごすのは難しい。制服が多くの学校で取り入れられてるイギリスに対して、フランスではそれほど多くなく、私服を選ぶ時間で朝は忙しそうです。
- オフィス、お店はお昼の12時から2時まで閉まることが多い。暑くなる8月は夏休みのため、まるまる1カ月間休みになる場合もある。
- 核家族より大家族を形成する傾向がある。年輩の人々はより若い身内に支えられて生活をします。そして、一緒に食事をするのが大好きです。
- トイレの便器の横にビデが設置してある。イギリスの気候と違い、暑い夏は水が貴重であり、節約のためにシャワーは使わずに、下半身をビデで洗浄して済ませることもある。
イギリスの島国で温暖な気候という生活環境が大陸の人々とは違った面が多いというのも、隣国のフランスと対するものが多いのかもしれません。
一方、フランスの豊富な農業、高度な教育を求めて、フランス語を率先して学びフランスに移住、もしくは別荘を欲しがるイギリス人も多く見受けられます。ワイン好きの方には贅沢な味を身近で体験できるのは憧れの土地なのです。
さあ、本日、7月15日(日)はワールドカップ決勝戦、フランス対クロアチア、クロアチアに負けたイングランド人はどちらを応援するのでしょうか。
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