ロンドン エコ事情

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

同じ漫画をボケーーーーーッと100回くらい読み返している妻を見て、夫がついに言葉を発しました。

 

 

「人生そんなに長くないんだから、ちょっと違うことしたほうが良いよ。。。。。」

 

 

確かに自分でも、「このままではいけない」と25年間くらい思い悩んでいたものですから、ついに重い腰を上げ、今まで行ったことなかった場所へ行ってみる決意をいたしました。

 

 

 

 

行き先は、我が家から歩いて15分ほどの場所にある、ゼロ・ウェイスト・ショップ、つまり、「うちの店の商品は、ゴミになるようなプラスティック包装等してません店」です。

 

昨今、取り沙汰されることの多くなったプラスティックゴミを極限まで減らすべく、ロンドン周辺にも、こういったお店がちらほら出てきました。

 

 

まず中に入ると、

空き瓶(無料)が。

 

自分で容器を持ってこなかったお客さんは、この空き瓶の中に商品を入れ、量り売りをしてもらいます。

 

 

お店の中には、

オーガニック野菜売り場、

 

豆、ナッツコーナーには小豆も。

 

食用油、小麦粉、砂糖以外に、家の掃除用洗剤までも量り売りです。

 

特に目を引いたのが、

携帯用ストロー!

 

もちろん、レストラン等で出されるプラスティック製のストローが環境にダメージを与えているというるという事は存じ上げておりますが、自分でわざわざ持ち歩いてでも、ストローで飲まないといけない飲み物って何ですか?と、おばちゃん人生が長くなった私には理解不能でした。

 

「環境第一!」をスローガンに、老若男女(赤ちゃんや何らかの事情がある人除く)がコップから直飲みでも良いような。。。

 

また、「箱やらストローを洗う水を使うのは、水の無駄遣いではないのか?」と、どうでもよい天邪鬼が顔を出したりいたしました。

 

 

 

これだけバシャバシャと写真を撮らせていただいたので、最後に何かしらお店の商品を買っていこうとしたのですが、前日に日用品の買い出しをしてしまっており、敢えて必要なものは何も無いという事態に気づきました。

 

 

仕方がないので、無理やりクルミを購入。

 

 

お店が好意で用意してくれている瓶(お店の人が洗浄済み)は、大変申し訳ないながらも、食べ物を入れるのに少し抵抗があった為(私は潔癖症では全く無いのですが。。。)、これまたお店が用意してくれている紙袋に入れてもらい、事なきを得ました。

 

ちなみに、くるみの入った大きな容器から、自分の好きな分だけガサーーーッと入れるのは、スロットマシーンから大量のコインが出てくる感じと似ており、爽快感とともに、若干の中毒性がありそうです。

 

気になるお値段は、

200gで£3.65(約520円)でした。 お隣のスーパーで売っているオーガニッククルミは100gで£1.90なので、少しお得なお買い物でした。

 

 

帰宅後、やる気が損なわれないうちに作ってしまおうと思い、くるみのタルト(写真は焼く前)を作ってみました。

 

というわけで、レシピは次回の投稿でご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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About the Author: たぬき

兵庫県南部出身。 ロンドン周辺の高級住宅街には一度も住む事がないまま在英10年以上。 常に転職を考えているフルート&尺八吹きです。 将来の目標は、読書環境(漫画も含む)と食事情が好みの老人ホームを見つけて、楽しい老後を迎えることです。

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