年賀状は年々減ってきています。イギリスから日本へ手紙を送る方法を知るとやばいことが!
年賀状が激減!20年前に比べると. . .
コスパ(費用対効果)、タイパ(時間対効果)、環境問題を考慮する今の時代、実際に紙に書いて手紙を送るという年末行事の年賀状が年々減ってきています。
2023年用の当初発行枚数は16億4000万枚…年賀葉書の発行枚数などの実情(Yahooニュースより)
上のグラフを見ると高度経済成長が始まってきた1970年代のレベルの数まで減少しているのがわかります。そしてこの勢いは止まらないと思います。一人当たりの枚数がピークの2003年には35枚だったのが、2021年で13枚まで減少していると報告されています。
どうして年賀状が減っているの?
メールやテキストによる電子メールで新年の挨拶を済ませる人が多くなったというのが一般的ですが、私が思うに、義理の付き合いの友達がそれほど必要と無くなってきたのも現代の年賀状減少につながっているのではないかと思います。
最近では本当の友達はそれほど多くなくても幸せという認識も強まっているし、人のつながりはSNSを通して築くことも可能になってきました。
ひと昔は、誰から年賀状が来た、来ないで友達度をチェックして、人を評価するなど、表向きの関係に重視して、その人本来の人間性というのはあまり見ていませんでした。現代のイギリスでは、小学生の子供が学校でクラスのみんなにクリスマスカードを手渡すといった義理深いことをする根強いクリスマス文化が残っています。
今は人の助けを要しなくても、ネットで調べて自分で解決できてしまうことが多いです。だからこそ、本当の人間関係を築き上げたいと思える人は限られてきます。それも年賀状を書かなくなってきた理由でもあるかと思います。
イギリスから海外へ手紙を送る方法
そんな関係の深い人にはやはり心から気持ちを込めて年賀状やクリスマスカードを送ってみるというのも、良いのではないでしょうか?
ということで、我が家も大切な人にクリスマスカードを送ることにしました。ここはイギリスなので年賀状というよりはクリスマスカードが主流です。
どうやって海外にクリスマスカードを送るか、1.25ポンドのファーストクラス切手は使えるのか?郵便局に行って聞いてみました。
まず最初に確かめなければいけないのが、封筒に入ったカードの薄さです。
郵便局に設置してあるセルフのコーナーでチェックできます。台の下、膝あたりの高さのところにその穴があるのでそこに入れてみて、手紙がスッと入るか確認します。
そこに入れば重さはチェックしません。
料金は、ヨーロッパ、アメリカ、日本と全て2.2ポンド
窓口で2.2ポンドという切手が売っているのでそれを購入します。
ファーストクラス2枚でもよろしいですが、それだと1.25ポンド2枚なので2.5ポンドとやや損をします。
「空輸便です」というシールも一緒にもらえるのでそれも貼ります。もしくは自分で大きく「By Air Mail」と書くのも大丈夫です。
あとは切手を貼って、ポストに入れるだけです。
結論
イギリスから日本へ手紙を送る方法を知ると、「こんなに簡単なことなのか!郵便局まで行かなくても、スーパーで2.2ポンドの切手を買うだけで良いのだ!」と気づきました。そして、感謝の気持ちを手紙にして送ると、テキストやEメールで送る以上のその言葉に重みを感じ、自分に対して満足感が得られて幸福感に満たされます。これは数は少なくても、ぜひやるべきだと思いました。
世界中にいる大切なひとへ、実際のクリスマスカード、年賀状を送るのは気持ちを込めてメッセージを書いて、切手を貼って送るだけ。この作業が億劫でなかなか切り出せなかったけど、郵便局にわざわざ行かなくても済むと分かっただけでもハードルが低くなりました。
年賀状が減っていく現代ですが、大切な人への気持ちを忘れないように、それを送ることは続けたいと思います。
みんさんもぜひ大切な家族や友人にはクリスマスカードや年賀状を送ってみましょう。
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