オンライン・ジャミング&コンサート・テクノロジー
この一年、何が変わったかって(日本始め、アジア諸国は元に戻りつつある雰囲気ですが、イギリスはまだまだ。。。)、音楽表現の形式ですよね〜
オンラインコンサートなど、ミュージシャンによる動画配信って、演奏者のベッドルームとか本棚とか台所が見え隠れするのは楽しいし、普段チケット取得が困難な人気ミュージシャンすらも身近に感じられるので、今後も形を変え、品を変えながら進化していくのではないかと思われます。
ただ、自分でも演奏をして楽しんでいる音楽好き(プロ・アマ・ジャンル・演奏会・レッスン・練習、問わず)の場合、大きな問題も含んでいます。
そう、
演奏者同士が同じ空間ではない場合、同時のアンサンブルができない。
もちろん、今回のコロナ騒動をきっかけに多方面に知れ渡った某アカペラアプリを使用し、自分自身や他人と合奏することはできますが、あくまでどちらかが録音、および録画したものに、自分の演奏を乗っけるというカラオケ方式。
カラオケ形式では嫌な理由
その1
ミュージシャンとしては、目配せやその場の雰囲気で演奏を進め、お互いの空気を感じながら演奏するのが醍醐味なのですが、カラオケ形式ではその感動はどうしても味わいにくい。
その2
レッスンにしても、生徒と先生が一緒に演奏することで、言葉では理解しにくい事が一瞬にして理解できたりするので、アンサンブルが簡単にできないのは、教えにくいし、教わりにくい。
余談ですがですが、私も自分の生徒さんに私の演奏動画を送って練習してもらおうと試みました。 しかし、いざ送ろうとなると、「ええーこんな下手くそ、生徒さんに送れない!!」「なんじゃ、このカメラの角度、自分の顔キモすぎ〜〜〜化粧と照明変えないと!!!」となり、ものすごく単純な曲でも、撮影にものすごく時間がかかりました。。。
オンライン同時演奏を目指し、試してみた事
その1
オンライン会議アプリのZOOM等。どう頑張っても若干のズレが生じ、気持ちの良いアンサンブルとは言い難い。
その2
日本の有名企業なども含め、いろいろな会社が開発を進め、オンライン上での同時演奏のクオリティーを上げようと努力もしているみたいですが、機能や機材が複雑すぎて、機械音痴には到底理解不能。。。
その3(私自身は未体験。巷の噂のみです)
画像はZOOMを使用し、音声はミュート。 その横で相手に昔ながらの家電(!!!)をかけ、電話回線で演奏→一番音は合うらしい。しかし、2カ所以上で繋ぐことは不可能。って、今の世の中、家電をまだ所持している人って、どれくらいの割合なのでしょう。。。
今後のために
以上の事から察しました。
おそらく今後は(少なくとも、もう少し技術が進むまでは)、技術も知識も設備もない状態では、オンラインで合奏を楽しむことは不可能である
ということを。
というわけで、オンライン上での合奏やコンサート設営の技術を学べるコースに参加することにしました〜〜
わーい。 アメリカの超名門・スタンフォード大学が配信しているオンライン授業で、無料ですが、講義内容を見る限り、
訳わからーん。
レベルは「初心者向け」とのことですが。。。。
私はこういう名門大学等が行なっている無料コースに年に1度くらいは食いつき、いつも入学はするのですが、第一回目授業で、授業を脱走、そのまま音信不通で退学という道を辿っています。
その道への到達率、
100%
というわけで、統計学的には今回もすぐに脱落し、結局わからないまま終わると予想されます。
ですので、こちらをご覧になった音楽好きのあなた、よろしければ一緒に受講しませんか? そして、内容を私にも分かるように教えてください。
よろしく(コースのスタート日はアメリカ時間の12月10日です)〜
スタンフォード大学主宰、Online Jamming and Concerrt Technology Course
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