カフェ屋さんを出すのは大変だね 生き残りをかけて. . .
先週、知り合いのアルバニア人ファミリーがロンドン郊外にカフェをオープンしました。内装は芸術品の絵画や時計が飾られ、棚の色は王室御用達風のエメラルドグリーンで、ティーカップもロイヤルアルバート風(本人には確認してないが、こんな感じ→英国王室御用達「ロイヤルアルバート」のティーセット)が飾ってあって、アフタヌーンティーが楽しめそうなカフェです。
ケーキは全てお母さんの手作りで、どれも美味しそう。
オープン初日は大盛況で日曜日で他の店が閉まる静かな通りにもかかわらず店内は満席でした。立地は駅近と悪くはないのですが、人口は1万人程度と小さな町なため、週末の駅前は閑散としています。高級住宅地なので物件もそれほど安くはないですが、都市部に比べると値段は抑えることができ、リスクも少なく始められるようです。しかし、オープンまでには10ヶ月の準備期間がかかったそうで、その間、売上がなかったので投資リスクは上がっていました。
駅前ハイストリートの同じ通りの2軒隣ではベーカリー屋があるのですが、お客が少ない日曜日は閉店なのか、シャッターは閉まっていました。
こういった郊外のローカルで出すお店は個人事業主がお店を開いては、成功しなければすぐにすぐにつぶれていきます。この近辺(隣の街ですが)では、あの大手、緑色のコーヒーショップでさえ、出店はしてみたものの、数年で閉店しました。
去年、地元の小学校の近くで、タピオカ屋がオープンしたのですが、早速つぶれて、本日ベーカリー屋さんがオープンしていました。タピオカ屋は1年と持ちませんでした。なかなか厳しい世界です。特にこういったローカルのショップはその地域に合う価格設定や、好みなどをうまくマッチさせないとなかなか継続は難しそうです。
今回、紹介したアルバニア人家族の手作りケーキカフェは、ロンドン中心部からはちょっと遠いので、もしロンドン南部に来たらぜひ、アルバニア人が作るケーキを食べにこのカフェに訪れてみてください。下に詳細を載せておきます。
Address: 23 Windsor Dr, Orpington BR6 6EY
Saturday | 8 am–5 pm |
Sunday | 9 am–3 am |
Monday | 8 am–5 pm |
Tuesday | 8 am–5 pm |
Wednesday | 8 am–5 pm |
Thursday | 8 am–5 pm |
Friday | 8 am–5 pm |
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