

本場イギリスのトーマスランド 〜Drayton Manor Resort〜
みなさんも一度はどこかで彼にお目にかかった事があるのではないでしょうか?
水色のボディーにまん丸の大きな目をギョロギョロ。車体番号1番。
機関車トーマスです。
彼がイギリス生まれである事はご存知でしたか?
1943年、イギリスの牧師 ウィルバート・オードリーが、はしかにかかって病床にいる息子・クリストファーのために話して聞かせた機関車のおはなし。
トーマスはそこで誕生しました。
その後1984年、イギリスでアニメ化された機関車トーマス。現在では世界180以上の地域で55の言語による放送が行われ大人気のシリーズに。
そんな機関車トーマスの屋外型テーマパークが
「トーマスランド」
日本では静岡県の富士急ハイランド内にありますが、実は元祖トーマスランドはイギリスなんです。
場所とアクセス
今回、夫の仕事関係の貸切枠でチケットを買いました。
このチケット、発売スタート後秒速で売り切れる為、よく場所も見ずとりあえずポチっとしちゃった…
で、後から気づいた!
ケント州の我が家から片道3時間もかかるではあ〜りませんか…
イギリスのトーマスランドはバーミンガムの北東の方、タムワースという街の外れ、Drayton Manor と呼ばれる遊園地、動物園、ゴルフ場、ホテルを備えたリゾートの1角に位置します。

のどかな田舎の風景の中に突如現れるリゾート地。やはり車でのアクセスがベストだとは思いますが、バス停があったので公共交通機関で来ることも可能かと思います。
宿泊
宿泊をご希望の方にはDrayton Manor Resortの敷地内、テーマパークの目の前にDrayton Manor Resort Hotelが併設されています。

ホテルに入ると大きな機関車トーマスと巨大オルゴール?がお出迎え。


フロント付近、至る所にトーマスモチーフのものがたくさんでテンション上がるー!

このホテル、トーマス部屋と呼ばれる特別室が3部屋だけあります。
せっかくならトーマス部屋に!とお値段見てビックリ!普通のファミリールームの2.5倍くらいしました…
却下!
でその下のランク、テーマパーク内にVikingという名で2022年にオープンした絶叫系ジェットコースター。
このVikingをモチーフにしたバイキング部屋が2部屋あり部屋内のドアでお互いの部屋を行き来出来ます。
お値段も手が出ない値段ではない…
今回はこのバイキング部屋に宿泊することに。

バイキング部屋、入るや否やバイキング!




ベッドの上にはお土産も!

窓の外にはプレイグラウンドもありますよ♪

朝食にはEnglish Breakfastのバイキング!(バイキング部屋でなくてもありつけます笑)
そして!機関車トーマスの登場人物であるトップハム・ハット卿と清掃作業員がテーブルを回ってきてくれます。
ホテルではクレージーゴルフや子供向けのエンターテイメント(子供ディスコ、手品、ゲーム)などを無料で楽しむ事ができます。
肝心のトーマスランドのアトラクションは?
トーマスランドはDrayton Manor と言われるテーマパークの一部。大きい子向けの絶叫系のアトラクションエリア、動物園、トーマスランドの3部構成。
パーク内はそんなに広くもないですが、3つ全てをゆっくり楽しみたい方には2日間必要かもしれません。
トーマスランド&動物園側のパーク入場口からトーマスランドへ。


ざぁーと見た印象は幼児(2〜5歳)が親御さんと一緒に乗って楽しむ、それ以上大きい子は1人乗りという感覚。
そんなに怖くない安心・安全・平和なアトラクションから




このエリアにしては激し目の落下・回転・グルングルン系アトラクション


参加型、水濡れアトラクションまで


そしてこのアトラクションの目玉商品がこちら!



トーマス+アニー&クララベルの貨車
と
パーシー+貨車
の2台が隣の動物園エリアまで連れていってくれます。
乗り物の他にもショーがあったり、登場人物のキャラクターが歩いていたり。

園内にいるトーマスのキャラクターを全部探すのも楽しいですね。
食事・休憩
私たちが行った日は貸切日、おまけに学校ターム期間中の日曜日だったのでアトラクションの列はほとんど待つ事なく乗れたものの、トーマスランド内のソドー空港カフェはお昼時は結構な列でした。
なんせ狭い!食べ物の選択肢が少ない!その割にはサービスがめちゃめちゃスロー。
トーマスランドから出ると他のエリアにはレストラン、カフェ、売店が沢山あるのでそちらを利用することをオススメしますが…
しかーし、ちょっと待った!!
値段がめちゃめちゃ高い!遊園地価格です。
アイスクリーム3つ買って11ポンド近く取られました…(スーパーなら1箱で4ポンドだよ…涙)
さぁー、いよいよ学校はイースター休暇のお休みに入りますね。
トーマス好きのあなた!
本場イギリスのトーマスランドへ行かれてみてはいかがですか?
おまけ:イギリス英語にまたまたやられた話
さて、
人生で1回もスマトラ虎を見た事がないと言う夫。
「スマトラ虎はどこやー!こんだけ探しても虎がいない!」
と動物園エリアでご立腹…
男の人ってどうして人に尋ねるのを嫌がるんですかね?飼育員さんが通ってもモジモジしとる!
「もういい!私か聞いてくる!」
「すみませーん!スマトラ虎はどこにいますか?全部歩きましたが見つけられないんです」
と、飼育員さんが囁くような声で、
「He is sleeping… 」
「えっ?昼寝?あー、昼寝の時間は室内にいるんですか?見ることは出来ますか?」
「NO…he is sleeping」となんだか悲しそう。
「あぁー、まだ冬眠中ですか。大体どの時期に冬眠から目を覚ましますか?」
飼育員さん?なんだかイラッとしている??
「だーかーら、スマトラ虎は寝てるんだよぉー!!」
「Oh, ok…. so sad」と夫。
「あのね〜、イギリスでは動物に対して○にましたって使わないんだよ。動物が寝てますって言うたらそういう事。もう2度と目覚めないんだよ。」
ちなみに動物園でのSleepingの場合、病気や何らかの原因でどうしても安楽させなければならなかった場合にこの表現を使うらしい。
日本でいう「虹の橋を渡った」のと同じかな?
動物愛護のイギリス。
思ったことははっきり言わずオブラートに包むイギリス。
何ともイギリスらしい愛を感じましたが、
ややこしいわ!
何年たっても難解なイギリス英語でした。(えっ?もしやみんな知ってた?!)
イギリスのテーマパークに興味のある方はこちらの関連記事をどうぞ〜♩
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