穴があったら入りたい!恥ずかしい言いまつがい集
こんにちは、あずきです。
9月前半のカラっとした秋晴れ(なんと9月の歴代最高気温を記録!)も終わり、週末から雨、雨、雨、で今度は降りすぎて各地で浸水被害も出るほど。
イギリスは平地で山はないものの、川や運河があちらこちらにめぐっているので、浸水になりやすいんですよね。
被害が少しでも早く収まりますように。
さて、今回はまたまた「ことば」にまつわるお話をしたいと思います。
少し前に子供のことばの発達について書きましたが、それを書いていて、自分のことを省みた結果、
そういや、私もいろいろやっちらかしている!!
そうなんです。かわいいと言ってもらえそうなちょこっとした間違いから、いやん、もう忘れて~とお願いしたくなるような赤っ恥のかいたものまで。
あとは子育てをしてからさらにレパートリーが増えました。
そんなつもりないのにプライベート部分編
Wellies(ウェリーズ)
これね、日本であまり知られていないかもしれませんが、長靴のことなんです。ナポレオン戦争の英雄、ウェリントン公爵が履いていたというのが始まりで、省略してWelliesと呼ばれます。が、これがちょっとやっかいなことに、ある言葉とちょっと似ている。。。それが、
Willies(ウィリーズ)
まさかこの単語の説明をする日が来るとは!
これは男の子の親なら避けて通れない単語、おちん〇ん、のことなんです。(あさイチから読んで下さっている方、すみません!!)
恐らくネイティブの方々はそんな間違いはしないと思うのですが、Eって音が”エ”だったり”イ”だったりするので、油断をしているとこれらを取り違えてしまい、
You shouldn’t jump in the puddle! You’re not wearing the wellies.
あー、ダメでしょ。長靴はいてないんだから水たまりでバシャバシャしちゃー。
というほんわかしたシーンが、
あー、ダメでしょ。おちん〇ん付けてないんだからー。(しかも複数形!)
と何ともお恥ずかしい意味不明発言になってしまうのです!
結構こういう場合って声を上げて言うことが多く、公園内に響き渡ってしまったりして、取り繕うにも繕えない状況になってしまいます。
あと、これまた何となく似ていて気を抜くと間違えてしまうのが、Tentacle(イカやタコの足)とTesticle(男性のあのゴールデンボール)。
どんな場面でイカの足って単語を使うのか不思議だと思われそうですが、これも海の動物なんかに興味がある子を持つ親なら避けて通れない(言い過ぎ!)言葉です。
これも言っちゃったあとに、「いやだ、いつもどっちかわからなくなっちゃう~!あはは(汗)」のような反応に困る言い逃れをして回りから苦笑されてしまうケースが多々あります。
お次は、世界で愛されているあの赤いシュワっとしたドリンク、そう、コカ・コーラ。(あずきはあまり飲まないので、これは友人談です。)
英語で何というか、ご存じの方でも正しい発音は知らないまま使っていることもあるかもしれません。そう、コーラはコークって言うんだよね、知ってる!と思った方、いやいや、これが一筋縄ではいかないんです。
Coke(コーク)というのはカタカナで書くとコークなんですが、この”O”の発音は日本語にない音でどちらかというとオゥという風に発音します。なのでコーラのCokeはコゥクとちょっとオゥを伸ばし気味にした風に言う必要があります。PhoneやOpenといった単語も同様。
レストランやカフェで飲み物の注文時、
I’d like a bottle of Coke, please.
というのをコークの発音で言ってしまったら、えらいこっちゃです。
コークが比較的短いバージョンで言ってしまった場合、コックに聞こえて、これまた男性のあちらの部分のことになってしまいます。
オゥの発音ができたとしても飲み物の注文以外で使うとCokeはコカインという意味でも使われるスラングなので、これまた要注意。(コカ・コーラには少量のコカインが含まれていると言われているのであながち間違いではなかったり。。)
もうペプシの方がなんて簡単なんだ!と思いますよね。
あとは、あずきはイギリスの田舎を散歩するのが大好きなのですが、こちらの散歩、ウォーキングルートというのは整備されている道路なんかではなく、民家の横の細道を通り抜けたり、小麦畑やトウモロコシなどなど、農地の作物の中を突っ切ったり、家畜動物を放牧している原っぱなどを通ることも多いのです。もちろん自然の中を歩くルートでは野生の動物を見かけることも。
そんな時にたまに出くわすのが、主に羊さんや牛さん、馬さんなど。
英語で面白いのは、動物の大人と子供で名称が変わること。
例えば、
Cow 乳牛/雌牛 ― Calf
Horse 馬 ― Foal
Deer 鹿 ― Fawn
Goat ヤギ ― Kid
などなど。個人的には鳥類のネーミングがかわいくて好きです。(Goose―Gosling、Duck―Duckling、Swan―Cygnetなど)
話がそれましたが、間違えると大変なのは、雄牛、オスの牛の方。
英語ではBullと言って、名前からも強そうな感じが伺えますが、そのオスの子牛をBullock(Bullocks)と言います。
あずきは動物が大好きなので、特に子供がたくさんいたりすると、
「きゃー、かわいい子牛ちゃんがたくさんいるー!!」と大興奮!
Oh my gosh, look at the bullocks! They are so cute!
しかーし、そのBullocks(ブロックス)を一つ間違えると、Bollocks(ボロックス)となって、またまた、男性のゴールデンボールになってしまって、一体何に興奮しているのかと怪訝に思われること間違いなしです。このBollocksはこちらのSwear words、暴言としても使われるので要注意。
いや、ヤッてませんよ、編
結婚前でまだ仕事をしていない頃、何をしていたかというと、畑仕事に精を出していました。その時ある晴れた日に草むしりをしていて景色がきれいだったのでそれと一緒に、
Spent afternoon weeding under the blue sky ― 青空の下草むしりをして午後を過ごしました。とPostしたら、
友達に、まさかと思うけど、雑草の方だよね?と聞かれたので詳しく聞くと、Weedは草なので、それを隠喩で麻薬の草という意味で使うんだそう!
まさか!いやまぁ麻薬吸ってましたって公表する人はいないと思いますが、紛らわしいのは嫌ですね。
日本では薬は薬局やドラッグストアに買いに行きますが、イギリスでは、そっちの方のクスリになってしまうので、薬局という意味では、Pharmacy(ファーマシー)を使います。こっちに来てすぐの頃に言ってしまって、これも今となっては笑える思い出です。
聞き間違い編
これは日常茶飯事なのですが、あずきと夫でよく思い出して笑うのをご紹介。
オックスフォードからウェールズに週末旅行に行った際の話。
ウェールズの西端を向けて夫が運転をしていたとき、
Let’s stop at Haverfordwest(地名:ハバフォドウェスト). といったのを、Let’s stop and have a foot rest.
と聞き間違えて、結局その町で停まらずに通り過ぎた夫に対し、
What about a foot rest? (足休めたいんじゃないの?)なんてトンチンカンなことを言い、「は?」となったことがあります。
移住して初めのころは、英語独特の言い回しや慣用的な表現に都度「は?」と意味がわからず説明してもらっていました。
Fingers crossed. これはピースサインの人差し指と中指を交差させるジェスチャーで、幸運を祈るとかうまくいくといいね、というサインなのですが、これも最初は「なんじゃこれ」と思ってました。
そんな頃、夕食が遅くなって夜の11時頃にお皿を洗っていると、当時のハウスメイトが隣に来て、
You’re up late. (ユァ アップ レイト)←カタカナで書くのは難しいですが。
これをこともあろうに、
You’re a plate.(ユァ ア プレイト)と、言われたと勘違いして(いや、お皿洗ってましたのでね。)
あ、出た、これは例の隠喩的な表現か!と思い、どういう意味?と聞いたのですが、そりゃ向こうも、
「遅くまで起きてるね」、をどういう意味?と聞かれるとも思っておらず、
「えっ?いやだから」、と再度同じことを繰り返す、
私はというと、もうその文で頭がFIXされてしまっていて、お皿!しか考えられず、少しの間会話が平行線でした。
やっと11時だし遅くない?と言い方と変えてもらって初めてなんとアホな間違いをしていたか気づきました。
考えすぎもあまりよくありませんね。
日本人だもの編
日本人が苦手とする発音、それは日本語にない音です。
子供の名前を考えるときに、日本人でも問題なく発音できる名前を考えるのが私の役目でした。
あと何でもカタカナで書いてしまうのはよくないな、と思う反面、アルファベットで書いても英語に不慣れな人には読みにくいものになってしまうので、これはジレンマですよね。
ともあれ、日本人では誰でも苦労するのがLとR。
ちょっと気を抜くとLRがごっちゃになって、例えば選挙という単語のElectionを間違ってErection(意味は辞書でお調べください)と言い間違い、青ざめたり。
SiがShiシで全て表記されてしまうために起こってしまう、Baby shitter(これも辞書でお調べください)のような間違いなどなど。
もうこれまでの苦労を思うと本が一冊書けるんではないか!とまで思えてしまいます。
この英語での恥ずかしい失敗談を書こうと思ってから友達にも色々聞いてみたところ、出てくる出てくる!
みんなそうやって赤っ恥をかきながらも頑張っているんですよね。
もっとご紹介したいところですが、あまり長くなりすぎてもいけないので、この辺で終わりにしようと思います。
みなさんもこんな穴があったら入りたい経験、ありますか?
よければコメントで是非ご紹介ください!
そして赤っ恥体験談に、Come and join me!
これ、わたし、結構長い間、Come, enjoy me! と言ってしまっていて、ふとした時にメッセージを見て目で初めて気づいたパターンでした。
お色気ムンムンのお姉さんがベッドで手招きしているのをイメージして言ってみてください。
今回も最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。あずきでした。
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