

イギリス海沿いの街の魚屋さん事情
こんにちは、3月も半ばにさしかかり、イギリスも18時半まで明るくなってきました。気温の上がる日もチラチラ出て来てますが、まだまだ寒の戻りもあるので油断の出来ないイギリスの春です。
今回はうちの近くにあるフィッシュマーケットのご紹介です。
このフィッシュマーケットなんですが、名前がなんとFish!「ちょっとフィッシュまで行って来まーす」とか言っても「え?」ってなりますよね、わかりにくい店名です(笑)
お店の外観はこんな感じ。

右手の方が船着場になっていて、こんな感じで漁船が停泊して、獲れた海鮮類をマーケットに運んでいます。


船に積まれているたくさんの白い袋の中は帆立貝だろうと旦那談。
さて、店内に入るとやっぱり目に付くのは生け簀です。カニやロブスターがいてテンションあがります!ちょっとした水族館(笑)

鮮魚はもちろんなのですが、ここのフィッシュマーケットでは鮮魚以外にもシーフード関連の食材がたくさんあります。






スモークのタラコ、スモーク鯖、茹でロブスター、冷凍コーナーのむき海老は使いたい分だけ解凍して使えるのが便利です。魚介の加工品もあって、お酒のおつまみになりそうなアンチョビのマリネやサーモンやカニのパテなどもあります!
店員さんに「sushi grade」(生で食べれる)の魚はある?と聞くと「このマグロとサーモンはsushigradeよ!」と言うのですが…でも無造作に他の魚と並べられていて、衛生的にあんまり生で食べる気がしない…でも漬けにして食べたけど(笑)
このお店、調味料などのグローサリーも取り扱ってるのですが、何と、日本食を謳ってるものもこんなに!

スシキットって?ちなみに私は買ったことはないです(笑)
このお店のユニークなところは、イートインの出来るシーフードバーがあるところ!お酒は提供してないのですが、アルコール類の持ち込みが可能です!



シーフードサラダやシーフードマリネ、コックルやつぶ貝、海藻サラダなど、食べたいものを好きなだけブッフェスタイルで選ぶことができます。もちろんお持ち帰りもOK!殻付きのオイスターにカニやロブスターのサンドイッチが人気!週末のお天気が良い時には結構混み合っているのを見ると「なんだーイギリス人もシーフード好きな人多いんじゃん!」なんて思います。
ただ、はっきり言って美味しいものは全て都会に集まるので、ロンドンのフィッシュマーケットとは品揃えもクオリティは比べものにはならないと思います。大したことない…
青森の友人が「大間のマグロなんて青森では見たことないよ、全部東京や大阪の高級寿司屋に行っちゃうから」と言ってたのが頷けます。
ちなみに私のお気に入りはこのモンゴウイカです。

とても肉厚で天ぷらにすると旦那も大好き!イカ墨のパスタにもしたりします。
いつも思うのは、日本のスーパーみたいに切り身にして売ったらもっと売れるんじゃない?と。もちろん店員さんにお願いするとその場で切り身にはしてくれるんですけど、なんか生のお魚がドーンと並んでると圧倒されるよなって思うのでした。
以上、イギリスの寂れた海沿いの街のフィッシュマーケットのご紹介でした!
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