中国四千年の謎…イタキモチイイ編

昨日お約束した通り、ちこちゃんです。（またお前か！言わないでー）
みなさまのお役に立つ情報を提供してる気があまりしないのですが、これを読んでくれてらっしゃるみなさまのうちのお一人くらいは、「イギリスのどの街にも一件はある中国系治療院に行ってみたかった、興味津々！」と思ってくださることを願って、続けます。これを初めて見た方、こちらとこちらからの続きでございます。昨日言ってたのとタイトル違うけど？と気づいたあなた。するどすぎます。

では始めましょう。

マッサージは奥様担当になっているようです。「りらっくす、おーけー？」まさにこんな感じですが、英語を話してくださいます。ひらがなでわかりやすい。腰の辺りから徐々に上に行き、ゴリゴリと攻めてくれます。待ってました！フローズンショルダー以前に、仕事柄、起きている時間のほとんどをPCと闘っているちこちゃん、背中がこりこりに凝っていたので、マッサージは楽しみにしていたのです。「ゆーあーばーっど」を連発しながら奥様、手加減なしにガンガン来ます。「お客さん、えらい凝ったはるわー」のつもりなんでしょうが、悪いのは私じゃないのよーー、と心の中で叫ぶわたし。

マッサージ台の穴からは、奥様のハイヒール黒皮ロングブーツが見えます。ちょっとやばい感じ？私は女王様にされるがまま、ウフフ……って、マジで痛い、痛い、ちょっと女王様、痛いって。どんな姿勢でやってくれているのかもう想像もできません。実は奥様はトランスフォーマーで、ロードローラーに変身してゴリゴリとやっているに違いない。いたい、もう我慢できんと、声が出そうになる瞬間に、別のコリへ移動するタイミングが絶妙です。こんなに痛い目にあったのは出産以来です。でも痛いんだけど気持ちいい、それって…


わざわざ お金払って痛いことしてもらうってなんだかフィフティ・シェイズの世界を垣間見た気分。（ちこちゃん、二日連続で壊れかけてきたかも…）

特に気になる左肩の方を念入りにマッサージしていただいた後は、ついにカッピングです。タダでついてきた、あれでんがな。わたしはこの時点でくたくたでしたが…

カッピングと聞いて想像したのは、映画でジャッキーチェンがやっていたこんなの（タップするとYoutubeに行きます）。日本語では吸い玉とも呼ばれるそうですが、要するに、プラスチックやガラスのカップの中を真空にして皮膚を吸わせる治療です。（ビデオの場合は火の熱によってガラスのカップ内を真空にしています）

とにかく、その時点ではどういうものかはよくわかっていないので、これまたされるがまま。それも、私をうつむいたままの状態にして、道具を別室から出し入れするので、どんな器具をどんな原理で使っているのかを見ることはできません。背中の数か所をきゅうきゅうと吸われ、また10分ほど放置です。痛いというわけではないですが（てか、あのどSマッサージの後なら少々のことには不感になっている）動いたらカップがはずれそう。しかもマッサージオイルが残っているから、余計に滑りやすくなっています。また不動のちこちゃん。

その結果がこれ！

恐怖のたこ女参上。色が濃くなっているところほど、悪い状態だそうな。やっぱり左肩悪いんだー。（これ、人目についたら、やばいかも。家で何やってるんって思う人がいそうだし、家に帰って見せると夫が「DVと思われる！」と心配してました。）

最後に、そば殻か何かが入った薄い枕のような温かくて気持ちいいもの（イメージではグレーなんだけど、キティちゃん柄かもしれない）を背中にじょりじょりしてくれました。カッピング中、電子レンジで何か温めている音が聞こえたので、ちょっと、患者放置しておやつタイムかいな、と思いましたが、その枕を温めていたのね。これで全工程終了です。時間差で出てきたマカオと、カッピングの色比べ。見ろ、私の方が濃い！…自慢にならんちゅうの。

謎だらけの治療フルコースでしたが、 カウンセリングも入れると、2時間は過ぎていました。 なんかもうぐったり。

次回は、この4回のコース終了後の効果を検証し、こちらの治療院の詳細等をお知らせしていきたいと思っています。聞きたいですよね？ここで終わったら怒るよね？