イギリスの短い夏。週末にお出かけしませんか?
みなさま、ご無沙汰しております。Evaです。
ウインブルドンが終わるともう秋の始まり…というのがお約束でしたが、来週は気温が上がるみたいですね。夏休みはこれから!ちょっと遠出したい時や一泊で週末旅行のオススメをご紹介しようと思います。
昨年は犬天国!馬天国?のpebble beachをご紹介しましたが、今年は干潮時に広〜い砂州が出来て遊びがいのあるビーチです。
このHayling islandは、Portsmouth手前から南に入る面白い立地で、南側は全てビーチです。延々と続くビーチのPortsmouth側に犬も遊べるエリアがあり、犬天国になっていました。私達は30度超え予想の出た週末、金曜の朝に出発。
着いてみると、この綺麗さ。
夫と息子はボディーボードとSUPボードを持って、砂州のPortsmouth方面へ消えていきました。以後、数時間視界に入らず。
昼にめがけて駐車場も埋まっていきます。カイトサーファーがぞくぞく集まってきます。
やがて、カイトが隙間なく並びまるで万博会場の旗のよう!(結構至近距離なんですよ。なんで絡まないんだ…)
小さな売店やトイレは駐車場入り口にあります。パブが一軒どーんとあって、この眺めです。このパブには専用駐車場もあるので、呑みながら一日過ごす事も可能(運転手の確保を忘れずに!)
金曜の夕方、どんどん駐車場へ入ってくる車を横目に私達は本土?へ戻ってホテルにチェックインしました。犬okのファミリールームを探すのは難しいのですが、今回は広くてインテリアも新しい部屋が空いていました。Holiday Inn express Portsmouth northです。すぐ近くにMorrison’sがあるのでBBQやランチ、ドリンクの買い出しに便利ですね。
大きめのダブルベッドが二台にsitting areaと広いバスルームがあって、家族四人プラス老犬には十分です。天気や気温とにらめっこして決行したので、予約は直前でした。土曜より金曜の方がお安いのを初めて知りました。
ディナーはPortsmouthのマリーナへ。残念ながらフェスティバルは逃しました。
翌日も朝十時にはビーチに到着して、夕方まで浴びるだけ陽を浴びて帰途につきました。反対車線が渋滞になっていてびっくり。大人はこの時間からビーチに繰り出して楽しむ人も多いのでしょうね。
次はDevonです。
6月初旬にお友達ご夫婦の運転手としてTorquayを拠点としてあちこち足を伸ばしました。
最初はTorquayからすぐ近くにあるBabbacombeです。Clif trainで崖の下まで下りると、赤い砂のビーチが広がっています。
Torquay近くからはスチームトレインが何本か走っています。Kingswearに到着して、そのままフェリーに乗ってDartmouthへ渡ることができます。お子様にも大人気。
しばらく走ると、Blackpool sands,
そしてSalcombe です。
Salcombeはヨットやクルーザーだらけの風光明媚な印象でしたが、まだ時期が早いようで家族連れと学校の遠足らしい団体だけでした。
6月の平日なので人出はそれほどでもなく、細い道で大渋滞というDevonのお約束も無いまま北上してDartmoorへ。
この国立記念公園の中にアトリエをお持ちの陶芸家がいらっしゃるということでお訪ねしました。
Devonの土は陶芸に向いているそうで、沢山の陶芸家が育っているとか。ジルさんもロンドンに自宅があり、Devonでは創作活動に集中してらっしゃるそうです。これからワークショップ等を始められるそうなので、陶芸に興味のある方はいかがでしょうか?
Devonからの帰り道、Beerに寄りました。夫の知り合いのお気に入りだとは聞いていましたが、着いてみるとびっくり。南フランスのような小綺麗なビーチでした。セッティングも南フランスを意識しているような…ビーチ近くのカフェでは、Beer local crab sandwichや今朝捕れた白身魚のフイッシュアンドチップスが頂けます。
最後にPoolです。娘のチアリーディングの大会がBornemouthであり、朝六時起きで出発。娘のチームの演技が終わってやれやれ、シーフードレストランを検索するとRick Steinを発見。予約なしでも入れるかもしれないと車を走らせました。
ビーチとマリーナの間に大きな駐車場があり、レストランも道路を渡ればすぐなので分かりやすいです。
マリーナへ向かってオープンデッキのある開放的な作りで、気分がいい!ご覧のように、ベビーチェアがセッティングされていたり、セイリングの途中らしき人が来たりで、それほど敷居の高くない印象でした。
前菜はsashimiです。これは置いといて、メインの上海スタイル何とかかんとかの蟹が圧巻でした。
とにかく身が詰まっていて食べごたえがある!イギリスに来て初めて蟹を美味しいと思いました。それと同時に、いい蟹はこういうレストランに運ばれて私達は残りモノを一生懸命にマーケットで選んでるんだ〜とがっくり、笑
地元の人が働いているのかサービスも気取りなく、且つ行き届いていて居心地が良かったです。
デザートはミルフィーユ、ルバーブピュレ添えです。まぁ、甘いです。
レストランを出て駐車場を横切るとすぐにビーチがあります。
さらさらの砂が素足に心地良い。泳ぐ!と意地になって海に入っている夫を眺めながらうたた寝してしまいました。美味しいランチの後ゆっくりのんびりできるチャンスってあまり無いですよね?車にデッキチェアなんかを積んでおけば、駐車場からすぐなので苦労せずにマイスペースが確保できます。
いかがでしたでしょうか?
若干イギリス南西部に偏った感がありますが、夏休みこそ足を伸ばしてみるいい機会ですよね。車で出掛ける週末旅行は、気張らずに計画できるのがいい所だと思います。
ここ、行ってみたい!というビーチを見つけた方、あの蟹が食べたい!と思った方、ぜひこの下の可愛らしい羊をクリックして下さいね。
それでは、楽しい夏休みをお過ごし下さい!
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