私、あがり症ですねん。

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ありがたいことに、フルートやらピアノの演奏の仕方を人様に教えるという仕事もさせていただいている昨今、

「本番で緊張するんだけれど、どうしたら良い!!??」

と質問を受けることが2ヶ月に1回くらいのペースであります。

 

 

私も学生時代から常に緊張と戦ってきましたが、緊張による挙動不審さにより、ある指揮者からは怒鳴られたり(緊張しすぎて拍が数えられない、自分のパートの出番なのに「私が出たら申し訳ない」とか思ってしまう)、ある先生からは育ち方を否定(疑問視?)されたり実技テストの本番中に右手の小指と薬指の感覚が麻痺して全く動かなくなったりはたまた演奏中に何故だかお腹がすきすぎてオニギリの事しか考えられなくなったり、、、、などなど、これまでに数々のひどい目に遭わされてきました。

 

諸先輩方からの助言である、

「これ以上無理だと言うくらい、練習を積む」
「お客さんをナスだと思う」
「演奏前に酒類をグビッと煽る」

は、効きませんでした。 私の「これ以上無理」な練習量が少なすぎたのかもしれませんが。 そういう訳で、緊張という敵に対して、効果的な対策法は全く生み出せないまま社会人に突入しました。

 

 

社会人になってしまうと、「緊張したからできませんでした〜」などとお気楽な事は言ってられなくなったので、なんとか克服しようと試行錯誤した結果、

 

 

演奏技術について:

*楽器を吹いていない時に、息の使い方、体の使い方、指の感覚をすべての曲でシュミレーション(大抵お風呂の中でイメージトレーニングをしていた為、コンサート全プログラム分をしてしまうと、1時間以上の長風呂に)。

*上記のことと並行して、当日の靴の感覚、舞台への出入りの感覚も想像。

*曲を弾く前に走り込みをして心拍数を上げ、緊張した時のドキドキを再現しながら練習。

*朝一で、一番体の状態が悪い時にプログラムの通し練習をして、「本番でも、ここまでは酷くならんだろう」と自己暗示。

 

演奏技術以外からのアプローチについて:

*間違うか間違わないかを気にするのでは無く、その曲やプログラム全体を通して、お客さんに何を感じ取ってもらいたいかを明確に(その結果、私の企画プログラムは自己満足な首尾一貫性を持たせすぎて、共演者に面倒クサがられることも。。。)。

*共演者を実力者揃いにして、私のフルートがマズくても、お客さんは確実に楽しめる内容にする(自分企画のコンサートのみ調整可能なので、依頼演奏の場合は賭)

 

 

以上のようなことは、ある程度の効果をもたらすことが判明しました。 

 

音楽や会議でのプレゼンテーションなど、人前に立つ時に極度に緊張するタイプの人って、なんだかんだ言って一定数いるのではないかと思い、自己流の緊張対策をつぶやいてみました(最近は緊張についての書籍も色々出版されているので、きちんと読んでみようと思いながらも、いつも最初の5ページで脱落しております)。 

 

 

ただ、実は続きがあるのです。。。。。。 続きはまた気が向けば、そしてもしご要望があれば、そのうち書かせていただきます。

 

風邪をひいたみたいで、ハナがズルズルなので、もう寝ます。皆様もご自愛くださいませ。

 

 

 

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About the Author: たぬき

兵庫県南部出身。 ロンドン周辺の高級住宅街には一度も住む事がないまま在英10年以上。 常に転職を考えているフルート&尺八吹きです。 将来の目標は、読書環境(漫画も含む)と食事情が好みの老人ホームを見つけて、楽しい老後を迎えることです。

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