国際電話の落とし穴
こんにちは、ふあにゃんです。皆さんお元気でしょうか?私は有難いことにピンピンしています。ロックダウン生活にも慣れてきて、もともと出不精の私はこれで結構ハッピーかもしれません。
先のことを考えると不安ですが、先がどうなるかは全く分からないので考えても仕方がないのです。貧乏が更に貧乏になったけれど、全世界的に貧乏な人が増えたから、赤信号みんなで渡れば怖くないって心境です。
ロックダウン生活は、朝がゆっくり出来るのが嬉しい。これが終わった後、元の生活に戻れるのか既に心配です。
さて先日、日本で独り暮らしをしている76歳の母に電話をしました。本来は毎日でも電話したほうがいいのですが、親不孝者なので、たまにしかしません。時差があるから電話するタイミングが見つけづらいんですよね。言い訳になりませんか?
電話をすると、「あ~、私からも丁度かけようと思っていたのよ。」という元気な母の声を聞いて安心しました。「こっちもみんな元気よ~」と言うと、「あ~、良かった~」と言ってくれました。
しかしその後の私の話を無視し、母は再び、 「あ~、私からも丁度かけようと思っていたのよ。」 と言うではないですか!
ええ?それさっきも言ったじゃん!?「もしもし?私の声聞こえてる?」
すると、しばらく沈黙してから、「あ~、良かった~。あ~私からも丁度かけようと思っていたのよ~」と同じことを繰り返す。
ヤバい!ヤバい!ヤバい!
ついに母がボケたー!(涙)
外出を控えていたせいで、人と話す回数が減って頭がおかしくなったんだ!ああ、もっと頻繁に電話していれば良かった~!
どうしよう、どうしよう。。。「電話切るからね!」
私は電話を切り、半ばパニック状態で、母の妹に連絡しようしました。が、電話番号が見つからない。LINEもあるはずなのに、パニックで見つけられない。
ようやくパソコンの古いデータから叔母の電話番号を見つけ、電話しました。
母への電話もたまになのですから、叔母に電話することなど滅多にないので、叔母は戸惑っていました。「ええ、〇〇ちゃんなの?」そりゃあそうだ。
「そうです、 〇〇 です。母の様子がおかしいんです!」
すると叔母は、 「ええ、〇〇ちゃんなの?」と繰り返しました。
そうですよ! 〇〇 ですって言ってるじゃないの!
あっ!!!!
そこで気が付きました。叔母との電話でも同じ現象が起こっている・・・ってことは、これは私の電話が原因か!?
私は普段、某格安国際電話会社を利用しているのですが、どうもそこに不具合があったようです。
冷静に考えれば、確かに一語一句違わない言葉を繰り返してたんだから、回線の異常を疑うべきだったのです。でも、雑音も何もなく、ちょうど良い間を空けて言われるもんだから、てっきり母がボケたのかと思ってしまいました。
私は慌てて、普通の00で始まる国際電話をかけ直し、まずは叔母に謝り、それから、母に電話しました。母との会話は今度はちゃんと成立し、一件落着。
本当に心臓バクバクしてパニックになりました。
今回は私の勘違いだったけれど、いつかこんなことが起こる可能性は十分あります。やはり、日ごろから頻繁に連絡して、少しの異常でも早く気付くようにしておかないといけないなと思いました。
この一件で学んだこと。
- もっと頻繁に親に電話しよう。
- 緊急時の連絡先はすぐ出るように用意しておこう。
- 格安国際電話は信用してはいけない。
皆さんは、私のような親不孝者でないことを祈ります。
ところで、イギリスから日本の実家に電話をするとき、LINEを使っているという人がいるようなのですが、私はLINEで日本に電話すると、タイムラグがありすぎて、これまた会話が成立しません。安くて高品質な回線の国際電話があったら、ぜひ教えて下さい。
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