移民問題を考えてジャングルを見た。

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちは、ラヤキ ネオです♡。

先週の移民問題を考えて、演劇「Jungle」をロンドンで見てきちゃいました♡。

ジャングルとはフランスのカレーに2016年10月まであった難民キャンプのことです。

 

中東やアフリカから、独裁政権やテロリストによる攻撃を逃れて、自分の持っているものすべてを捨てて逃げてきた人が、難民の待遇がいいイギリスで新生活を求めて2000年になる頃からフランス北部の海岸近くで待機していました。

 

そこの難民キャンプでは最初は数百人だったのが、数千人にも増え続け、イギリスが受け入れる難民の数では追い付けなくなりました。

 

ドーバー海峡を挟んでイギリスまではすぐそこ。カレーはヨーロッパ大陸から荷物を運んだトラックなどがフェリーや海底トンネルを使って、イギリス本土に向かう場所。人間とは思えない不衛生な生活をさせられる難民キャンプから逃げ出し、そのトラックに違法に乗り込んでイギリスに行こうとする人が問題になってメディアでもよく取り上げられてましたね。

 

そんな出来事、難民キャンプのコミュニティの様子をイギリス人の学生が見て演劇にしたのがこの「Jungle」です。ロンドンのWest Endの華やかなミュージカル

とはうって変わって、会場は観客が舞台に上がって座布団を敷いて座ったり、まさしく私たちがその難民キャンプにいる気分にさせてくれました。ロンドントラファルガースクエア近くの高級シアターですが、一度中に入ると、土が敷いてあって、難民が住んでいた現場を再現して、初めは不快になりますが、自分がその場にいるんだと思わせられ、ストーリーに吸い込まれます。

 

座っている頭の上で怒鳴り合いのシーンなどがあり、難民たちの怒り、難民キャンプを間近で感じることができました。

 

今でも人が溢れて溺れそうなボートに乗ってアフリカや中東から難民が来ます。彼らの失うものは何もないという必死な思いがものすごく伝わるストーリーです。

そんな難民には、私たちには理解できない人間の極限の精神論などを感じさせます。

 

これを見てただ珍しいものを見て喜ぶ、大人になるか、それとも今から何ができるかを考えるかは自由です。

ぜひ舞台に近いチケットを買って体験して見てください♡。

 

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About the Author: ラヤキ ネオ

上品で好奇心豊富なロンドン郊外に住むブロガー 夢:ブロガー 解決策: 継続すること

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