ロックダウンでつらいのだから家で過ごしやすいように過ごしていいんだよ。
ロックダウン(封鎖)
ロックダウン。。。。
この言葉のネット検索数は伸び続けていることでしょう。
もう聞き飽きたという人多いと思いますが、ここイギリスではまだまだこれから続きそうです。3月?5月?7月?続きます。
ヨーロッパロックダウンマップなんて物を見つけたのですが、イギリス、ドイツは全国的なロックダウンで納得ですが、部分的ロックダウンのフランス、イタリア、スペインとなっている中、さらに南部に位置するギリシャやキプロスといった気候温暖で、ウィルスの蔓延がそれほど激しくないと思われる国でもナショナルロックダウンになっていることに驚きました。
ヨーロッパロックダウン地図⬇︎⬇︎⬇︎
https://www.statista.com/chart/23330/coronavirus-restrictions-europe-map/
中学3年生のリモート学習にて
昨日のふわりいぎりす、ふあにゃんの記事で リモート学習で授業中のお子さんが、授業とは別に友達とSNSでチャットをしていてそれが先生にバレて怒られたとありました。
もし、これが、学校の教室の席にいたと仮定したら、小さな紙を後ろの席の友達に渡したとでもいいましょう。そして、それに気づいた先生が、家に電話、親御さんに報告、子供に注意するよう話したそうです。
厳しい先生の様子が伺えますが、そこまで一生懸命に生徒のことを見てくれる先生と思えば、いい先生だなとも思えました。
小学2年生のリモート学習の場合、先生はつらいよ。
私の家にもロックダウンでオンライン授業(ホームスクール、リモート学習、アットホームラーニング、いろいろ言い方ありますが)に取り組んでる子供がいますが、こちらは小学低学年です。中学3年生と違って、小さなお子さんたちをビデオ会議のようなものに3時間集中させるのは至難の技です。
それをなんとかしようと、先生は子供を画面に興味を示させるプレゼンテーションを毎晩考慮して作成し、次の日には朝からフル活動でプレゼンしなければいけないので本当に大変だと思います。
その中で私が聞いた生徒と先生の会話のやりとりを紹介します。中学3年生が友達とSNSでチャットをしたことで先生に叱らる反面、小学2年生はかなり気楽のようです。
会話その1
生徒「先生、僕テレビ見ながらやってるよ」
先生「あ、そう。先生の方が面白ければいいなあ。。」
会話その2
生徒「あ、先生ちょっと待って、今、プレーステーション終わらせるから。」
先生「。。。。。」
先生はなんと言い返したらいいのか困ったのか、それとも、単に優しい先生で、画面の前に座っていてくれるだけでもいい子だよと感謝しているのか。私が見ている限り後者だと思います。
いや、本当のところ、生徒の後ろには親御さん達がいるからあまり子供にはひどいこと言えないと、窮屈に感じているのか? 毎日が授業参観日のようで、先生の緊張感はいつもの倍でしょうか?
先生はつらいよ。
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お母さんもつらいよ
こちらは4人の子供を抱えるお母さんがYouTubeで激怒!!オンライン授業のために、家での生活ストレスが絶頂に達して、子供を面倒見切れなくて怒りをぶつけている映像です。
音楽の楽譜が読めないお母さんが音楽の宿題確認を先生に要求されたり、理科や数学の宿題なんてお母さんさっぱりわからないのが子供にバレて、子供に馬鹿だと思われて辛くなったり。気持ちわかります。
お母さんはつらいよ。⬇︎⬇︎⬇︎
FAANG様に頼らざるを得ない
facebook, Amazon, Apple, Netflix, Google (YouTube)の5社を合わせて金融界ではFAANGと表現。情報技術産業における最大かつ最も支配的な企業で、株式市場に多大な影響を与える巨大企業として、その頭文字をとって表現、注目しています。Microsoftを加えてGAFAM(この場合はNetflixなし)と言う事もあります。
これらのネット巨大企業に依存する我々の生活が、ロックダウンであからさまになっています。
朝起きて携帯で世の中の動向をチェック、そして寝る前もチェックと、そして日中も何かとあれば、スクリーンに向かって情報を入手しようとしています。先週のふわりいぎりすEVAの記事でもありましたように、長時間スクリーンを見てるために目に障害をきたすこともあります。
しかし、やはり、どうしてもロックダウンの自宅待機の時間はスクリーンに頼ってしまいます。読書、雑誌でさえ今はKindleのスクリーンを見ています。もうこれは、目の障害に気をつけて、共存していくしかなさそうです。
自宅待機中に楽しめるドラマ
もう、こなったら、目の健康だけ気をつけて観られるものはみるぞ!!と思ったので、皆さんには、NetflixとBBCでおもしろいドラマを見つけたので2つ紹介します。そのあと、おまけ番組も2つ紹介します。
BRIDGERTON (Netflix)
イギリス人のゴシップ好きは19世紀からだったーー。今でいう瞬時にパートナーを見つけるオンラインデートの19世期版と言ったらいいのでしょうか。パートナーを探す恋愛ストーリー。主人公の男性がとてもセクシーで、イギリスの女性たちが夢中になっているそうです。シーズン2撮影も予定されてるとか。
https://www.netflix.com/browse?jbv=80232398
The Serpent (BBC)
閲覧注意!シリアルキラーの実話。1970年代の実話を描いた全8話。悪質宗教のように騙されていつの間にか逃げられない自分に気づく女性と犯人の生涯を描いたドラマ。
おすすめ番組おまけ 1
A Perfect Planet (BBC)
絶対にハズレがないDavid Attenboroughドキュメンタリー。動物の視線ではなく、我々が生きる地球からの視点で視聴者に訴えかけています。すでに彼は神の領域に入り込んでいます。
おすすめ番組おまけ 2
POOCH PERFECT
犬トリミングコンテストとでもいいましょうか。犬の散髪がどれだけ上手にできるかを競う番組です。こういったスポーツ以外でも一般の人がプロを目指して、コンテストで競い合う番組が増えているように思えます。歌や踊り、目指せトップモデルなどのコンテスト番組は昔からありますが、料理系、お菓子作り系、装飾系、建築デザイン系、モダンアート作品系など、手に職がつく関連であればなんでもコンテストにします。そして、有名人が専門家を連れて審査、優勝者には賞金を与えたり、スポンサーをつけるなど、一般人でも将来の道へ大きく前進できるとこが魅力です。そして、出場者が一般人となると我々視聴者はさらに共感が持てて興味が深まります。
まとめ
ロックダウン生活により行動範囲が狭まっていますが、インターネットでいろいろな情報が容易に入手可能なため、家の中での楽しみ方が充実してきています。ただし、画面への依存度はテレビっ子でなくても、ロックダウン前と比べてかなりのものとなっています。これじゃいけないと自虐的になるよりも、これでいいのだ、ロックダウンはこれで乗り越えよう!と思って気楽に生きてもいいのかなと思うようになりました。なぜならロックダウンだから。戦争中と同じです。みんな我慢して待っているのです。つらいです。ただし、依存しすぎるのもよくなく、家の中に自分以外の人がいて、コミュニケーションが必要とする場合は、画面をみる時間を制限する努力するとバランスが取りやすいと思います。例えば、スクリーンフリー時間を設定、午後3時から7時までは携帯もパソコンもテレビも使わないと決めてみるのもいいでしょう。そこはバランスをとって生活したいものです。
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