各国流働き方
どーもー
一応「音楽家」になろうと思っていたのに、演奏は下手だし、コミュ力ないし、練習しないし、しかし時々降って湧いたようなありがたい仕事をいただける時もあり、なかなか足を洗えない、地縛霊のように音楽業界の片隅で生き続けてきてしまった私、タヌキ。
ありきたりすぎてお恥ずかしいですが、音楽だけ(というか、私の戦略不足、勉強不足ぶり)では食べていけないので、その時その時にご縁のあったお仕事を掛け持ちしながら生きてきたわけです。
そして、気付いたら色々な国(と言っても3カ国くらい、大阪と神戸を別の国とするならば5カ国くらい)の職場でお世話になっておりました。
独断と偏見ですし、全然見当ハズレ(平社員&バイト経験しかないので、上層部の状態も分かりません)かもしれませんが、なんとなくステレオタイプなお国柄を表しているな〜と思ったことを、少し検証してみました。
会議の時間
イギリス企業ー開始時間ぴったりかやや遅れて始まり、「残り時間5分で、これ解決するんか?」と思われる議題も、無理やり結論させて、なぜかぴったりと終了時間に終了。絶対延長なし!!!!! また、時間が足りなさそうでも、お茶の用意がある場合は、必ずお茶休憩。
アメリカ系多国籍企業ー時間通りぴったり始まるが、遅れてくる人もいる。とにかく誰も人の話を聞かず、一人一人がTedトークのように喋りまくる。議題の結論は出ていないが、時間も大幅にオーバー(一人ひとりの話が長い)して終了。 東南アジア系の人が会議の仕切りだと、少し早めに終わる。
在日本・日本企業ー20分くらい前から会議室で何かの準備をしている人がいる。長時間延長になることも多い。お弁当美味しい。
在ロンドン・日系企業ーピタッと始まり、早めに終わる。日本の本社から言われていることを報告するだけ。
顧客へのメール対応
英語圏ー「Hi David, Thank you very much for your corporation!」
上記と同じ内容を日本のお客様宛てにする場合、
「田中様、大変お世話になっております。この度はお忙しいところ、大変恐縮でございますが、先ほどお送りくださった書類に関し、確認させていただきたいことがございます。 お手数をおかけいたしますが、・・・以下略」
ニホンゴムズカシイヨ・・・・最初の3行くらいで「恐縮」「お手数」使い切ってしまうので、その後にもまだ何かお願いしたいとき、何て言えば良いかワカラナイヨ・・・
どこに「ご」とか「お」とか付けたら良いかわからなくなる時アルヨ・・・
「確認させていただきたい」って、もしかして変ちゃう・・・?
働き方
イギリス企業ーどの会社でも、大抵やたらと自信に満ち溢れた中年女性管理職(仕事できる、できないは関係ない)が居る。 ホリデーの為に働く(コロナ中も、最終目的はホリデー)。比較的大きな企業でも出世の階段はあまり用意されておらず、出世をしたいならば転職が早道。
アメリカ系多国籍企業ーとにかくポイントを稼ぎまくれば、企業内でも出世できるような仕組みに見えるけれど、気がついたら週の労働時間が80時間に・・・など。 「頑張れば、上に行けるかも」と社員に思わせる手口は巧妙だけれど、末端社員は擦り切れて人生終了。 そりゃシリコンバレーの皆さん、麻薬とかに手を出してしまうわけですわ・・・
お給料上げの交渉なども、タイミング(自分の会社の景気を把握)、交渉術(部下が居る場合は、まず部下のお給料を上げてから自分の給料交渉をする)など、技術を要する。
社員になれば有給等もあるけれど、会社によっては使う暇がない場合も。
日本ー最近の様子は分からないのですが、同じ会社の大阪支社と神戸支社(仕事内容同じ)の違いに驚いたことはあります。 大阪はトイレに行く時間も許されない雰囲気だったけれど、神戸はお茶と共にお茶菓子が毎回配られ、ランチも電車に乗って、食べに行った記憶が。。。あの会社(特に神戸支社)、まだ潰れずに残っているのでしょうか。
というわけで、色々と好き勝手に書き出してみました。 先月くらいまでは、どの国のどの職種でも、出世できそうにない自分に嫌気がさしておりましたが、最近はどうでも良くなりました。
賞味期限切れのわらび餅の粉を使ったけれど、お腹痛くならなかったので幸せです。
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