これって誰の責任?
こんにちは、ミルミルです。
ここ数日、雨、風、お天とうさまと不安定なお天気ですが、水仙があちらこちらで咲き乱れ、確実に春はやって来ていますね。
学校も再開され、ロックダウン完全解除に向けて心もちょっと軽やかになってきたなぁと、のほほ~んとした気分になっていたのですが、
げ!! 木製フェンスが崩れ落ちてきてるー?
せっかくいい季節になってきたのに、暗い、雨ばかりのイギリスの冬の残骸がこんなところにー!
数年前に反対側のお隣さんとの境のフェンスが壊れたときは、お隣さんが新しいフェンスを建ててくれました。
その当時のお隣さんはバリスター(法廷弁護士)だったからか、うちが修理しなければいけないのかどうか心配する間もなく、さっさと事を進めてくれたので、全く問題はありませんでした。
どうでもいいことですが、イギリスに来て初めて弁護士さんの法廷での身なりを見たときはとっても驚きました。
テレビで裁判の様子が流れていたのですが、くりくりヘアーのカツラにガウン!
いったいいつの時代?これってコメディー?
いえ、コメディー番組ではありませんでした。
至って真面目。
イギリスでは、法廷で弁論をするバリスターは今でもこの格好らしいです。イギリスっぽくていいなぁ。
話を元に戻して、
反対側のフェンスがお隣さんに責任があったということは、こっち側のフェンスはうちー??
フェンス建てるのに少なくとも4、50万はするだろうなぁ。そんなお金があったら日本に帰って美味しいもの食べたいなぁ。でもとっても良いお隣さんだから、たとえ我が家の米びつの底が見えてくることになろうと、不快な思いはさせたくないし・・・。それにうちに責任があるならちゃんと責任とらなきゃいけないし・・・。
あーーーーー?
とりあえずうちに責任があるのかどうかを調べることにしました。
conveyance deed とやらに T マーク(共同責任の場合は H マーク)でどちらに責任があるか記載されている場合が多いそうですが、我が家は家を買ったときに手続きをしてくれたソリシター(事務弁護士・・法廷での弁論以外の法律事務を取り扱う弁護士。)さんに連絡して、Seller’s Property Information Formで確認することができました。
そして結果は
『 うちに責任なし、お隣さんの責任。』
イエーイ?
うちは両隣りではなく、裏の家との境界線に責任がありました。
まぁ、責任があるといってもフェンスを直さなければならない義務はなく、崩れ落ちてそのままにしておいても、それはそれでお隣さんの選択らしいのですが、そんなことはどうでもいい! 直してくれなくてもいい! 崩れ落ちたって構わない!
崩れかけたフェンスを見るたびにお隣さんに申し訳なくて、申し訳なくて (てっきりうちに責任があると思っていたので)、気が気じゃなかったんです。
その罪悪感から解放されただけでもう十分?
めでたし、めでたし!
おまけ
自分の土地なのに勝手に家を建てられないイギリス。子供のためのツリーハウスも許可を取らなければいけない場合があるようです。
お子さんやお孫さんのためにツリーハウスを建ててあげようとお考え中の方、お気を付けくださいね。
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