子連れ帰国者 持ち物リスト
どーもー
血迷いまして、何だかプチッときてしまいまして、子供達(小学校中学年女子&低学年男子)を連れていきなり日本へ帰ってきました(夫婦間の不仲等ではないです。一応)。
色々と帰国隔離サバイバーに情報は聞いておりましたが、現在隔離生活折り返し地点を迎え、想像以上にキツい!!!!もうムリーーーーって感じです。
日本で出会う全てのスタッフの方々は信じられないくらい優しいですし、ホテルも良いホテル(でも、もちろん窓は開かない、部屋からは一歩も出られない、3人だけれど大きな部屋が無いのか、ベッド以外のスペースはほとんどないツインですが。そして寝具も足りてないらしく、枕も布団も2組しかないですが)へご案内いただけて、「こんな私事の帰国に税金使ってもらって申し訳ない! 将来、子供達には今回使わせていただいている税金分くらいは、日本に経済的にも貢献するように」と教育するつもりではございます。
というわけで、これから帰国を考えておられる方への持ち物リストを作ってみました。 もし、もっと便利なもの等ご存知でしたら、是非お知らせくださいね。
出発前
書類等
政府のもの等色々点検しましたが、こちらが一番わかりやすかったです。
PCRのフォーマットの記入例も載っているのが安心でした。 しかし、この手書き書類、いっくらでも偽造できると思うのですが、意味あるんだろうか?
私は念の為、このフォーマットを検査場の人に書いてもらい、検査場から出される結果もプリントアウトして持って行きました。
日本到着後
水分、お菓子
日本到着後も人はまばらなのに、とにかく何箇所も立ち止まり、必要あるような無いような、似たような紙の書類を書いたり提出したり。。。 スタッフの方々は大変訓練されており、親切かつ有能で、全てがさーーーーっと済むのですが、それにしてもその手続き本当に必要!!??ということばかりが続きまして(ていうか、なんだかんだたくさんの人と接触するので、この工程中に色々なウイルス等を書類と共に受け渡ししてしまいそうになるのですが・・・)、さーっと済んだ上に、比較的空港から近いホテルに案内していただけたにも関わらず、日本着陸時からホテル到着まで、およそ4時間が経っていました。
というわけですので、小さなお子様がおられる場合は、せめて水のボトル一本(私はロンドンを発つ前、空港のセキュリティーチェック後に購入しておきました。飛行機の中でもペットボトルのお水を配ってくれる場合もありますが、念の為)くらいは持っておいた方が良いです。 羽田空港の場合、最後の最後、ホテルへのバスを待つ場所で、一瞬自動販売機があるので、購入可能ですが、そこに辿り着くまでが長いです。
そしてとにかく歩くので、最初はウキウキだった子供達も、だんだんゲッソリとしてきます。 しかも、機内食もあまり食べていなかったりもするので、とにかく誤魔化すためにおかしを与えて乗り切りました。
ホテル到着後
3日間分くらいの常温保存ミルク、シリアル、子供が好きなパン、ふりかけ、海苔、カップラーメンなど
ホテルが配ってくれるお弁当は、私には美味しく感じられ、とてもありがたく頂戴しておりますが、2日目以降子供は口に合わず食べられなくなってしまいました。 我が子達は比較的日本食が好きなので、ホテルのお弁当でも大丈夫かと思っておりましたので、想定外でした。
もともと必要な食料等は、日本に到着してからアマゾン等でデリバリーをしようと思っていたのですが、アマゾンフレッシュはホテルの立地で配送不可、そして通常のアマゾンでは主に贈答品?みたいなもの、もしくは大量(シリアル6箱、牛乳12本など)にオーダーできるものしかなく、Amazonと提携しているスーパーのLIFEを当てにしていたのですが、隔離者が多すぎるのか、デリバリーのスロットを確保することができず、結局実家に頼み、納豆を含め緊急食料品を関西のスーパーから送ってもらうという羽目に。
出前等もホテルの立地によっては可能ですが、こちらも混んでいるのか、なかなかすぐに持ってきてくれるところが見つけられず、しかも結構な量を注文しなければならない(最低一万円からというお店もちらほら)ので、断念しました。
歯ブラシ、歯磨き粉
「日本だし、ホテルの歯ブラシ使おう〜」と気楽に思っていたのですが、用意してあった歯ブラシが硬く、2日目には息子の歯茎から出血(どんな怪力で磨いているんだ!?)。 というわけで、こちらは簡単に現地で子供用歯ブラシを購入できましたが、もしお荷物に余裕があったなら、やはり持ってきておけば便利だったと思います。
食器洗い洗剤、スポンジ(食器用、お風呂の湯船用)、洗濯用石鹸、洗濯物干し(あってもなくても良い気もするけれど)
コインランドリーのある隔離ホテルも多いという情報だったので、『日数分−2』くらいの下着やらパジャマの用意で来てしまったのですが、我が家がお世話になっているホテルは500名以上の隔離宿泊者に対し、洗濯機は3台しか無いらしく、洗濯機を使うことは夢のまた夢ということになりました。 私は親にも今の家族にも甘やかされて育って(?)来たため、かなり心身が軟弱なので、手洗いとかすっごい面倒なんですよね・・・・パンツと靴下くらいだったら良いけれど、パジャマ等大物を手洗いするのは本当に気が滅入りますわ・・・
自分の仕事、プロジェクト
もちろん到着までは、「隔離期間中に子供達の日本語を特訓して、すごいことになっちゃうかも〜」などと思っておりましたが、そんな夢は2日目には終わり、ひたすら現実が待っておりました。 子供達、スクリーンの中から戻ってこないよ〜〜〜〜 最初は、「目が心配、脳の発達心配」と、なんとか電子機器を使わないゲームや工作を考えておりましたが、親子間の雰囲気も悪くなるし、私の逆流性食道炎はなんとなく酷くなるし・・・
というわけで、子供達はもう自由にさせることにしました(諦めるの早すぎですが)。「この有料アプリ欲しい!」と言ったらそれも買い与え、でも親として、その現実を直視できなかったので、仕事(リモートワーク可能のバイト)に逃げました。
今まで、いかに仕事をせずに人生乗り切るか、ということを最大のテーマとしてきましたが、今回は「仕事」という大義名分の逃げ場所のおかげで救われました。 というわけで、なんでも良いので、子供への罪悪感を誤魔化せる作業をお持ちになることをお勧めいたします。
寝袋?
ほとんどの方には必要ないかと思われますが、私たちのケース(3人なのにツインルームが割り当てられ、枕や布団の追加をしてもらえなかった)では、寝袋を一つ持ってきておいたらもう少し楽に過ごせたなと思います。
ある程度子供が大きくなっているのに、人数分の寝具を用意してもらえない場合、寝袋さえあればソファや床で寝られます。
でも良く考えたら、冬用のジャケットを被れば良かった? 今日が最後の夜ですが、今日こそはしっかりと睡眠を取りたいので、ジャケット被ってソファで寝ます!!!!
まとめ
なんだかんだ言って、日本政府のこの隔離政策も近い将来無くなるのではないかと感じるのですが、どうなのでしょうかねえ。 学校が休みでない今でさえ、帰国による隔離者が多すぎて大変そうなのに、これが長期休み等になれば、どう考えてもパンクしそうですが。 ハタから見ると(特にイギリスのような、コロナ無法地帯から来ると)、そこまで頑張らなくても良くない!?と思ってしまうのですが、何か理由があるのでしょうか。
ホテル隔離も、さまざまな書類も、人員も、税金を払ってくださっている方々に申し訳ない、紙資源の無駄遣い(ニュースでは毎日SDGs〜と流れてくるいますが)としか思えないのですがねえ。
ただ、矛盾点は色々と多いですが、このホテル隔離に関しては、もしかして、コロナ禍で打撃を受けたホテル業界の稼働率を上げ、経済を回すという効果があるのでしょうか・・・? そうであったなら、せめてもの救いです。
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