イギリスで進むウクライナ難民受け入れ

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

2022年2月24日から始まった露のウクライナ侵攻ですでに19日が経った現在、ウクライナから西側への国々の避難民は200万人を超えてきた。

隣国ポーランドがメインで避難民の受け入れをしているが、ここイギリスでもウクライナ避難民を受け入れる活動が見られる。

私の友人では2家族が受け入れを考えていて、1組のイギリス人夫婦は、以前お世話になったビルダーがウクライナ人ということで、心配になって連絡を取ってみた。

すると奥さんと小学生になる2人の子供たちが逃げ場所を探してるとのこと。

早速、そのイギリス人夫婦はウクライナ避難民受け入れの手続きを調べてただいま政府と交渉中。

そのビルダーのウクライナ人男性は、政府から18歳から60歳までは国に残るよう要請が来ているようで、奥さんと子供達だけがイギリスに逃げる予定だ。

もし、自分が彼の立場だったらと考えてしまう。

会社の出張に行くのとはわけが違う。

危険な戦場に残り、明日の命も安全ではない状況で、家族を国から送り出さなければならない。

国を失うかもしれないリスクに加えて自分の家族との再会の機会も失うリスクは想像を絶する。

今は奥さんと子供たちの安全を願って、無事、イギリス人夫婦の下に来れることを願い、そのウクライナ人男性の安全を祈る。

もう1人のイギリス人友人の家庭では、子供が5人いて大家族で部屋は全て埋まっている。しかし、ウクライナ難民を受け入れるために、子供たちに部屋をシェアさせて、ウクライナ人家族には一部屋提供したいとのことである。

5人の子供たちにも避難民受け入れで学ぶものがあって、プラスになると言っていた。

イギリスでは政府から6ヶ月間、ウクライナ避難民受け入れの際には毎月£350の手当が支給されるそうだ。今回の2人の友人たちはお金のために難民受け入れをするつもりではなかったが、この制度で、さらにイギリス人には避難民受け入れサポートがしやすくなった。

人口4400万のウクライナからあと何人が、この長引く戦闘で国を出ることを決意するのだろうか。自分の国がなくなる可能性がまだ残っている虚しさに晒されながら、日々、待つしかない国民たちはまだ暗いトンネルから抜け出せない。


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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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