ジゴロッキーのハロウィン(収穫祭)
ハロウィンの季節です。イギリスの街中を歩くとハロウィンのデコレーションで店は盛り上がっています。
以前、20年ぐらい前はそんなに盛り上がっていなかったような気がしますが、ミルミルが昨日の記事で述べているように、イギリスでも最近はハロウィンがイベントとして取り上げられるようになりました。
日本も同様でここ最近になってハロウィン仮装パーティーが見られるようになった気がします。しかし、子供達のトリック・オア・トリートはあるのかな?
クリスマスをカップルの日(本当のクリスマスは違いますが)、ハロウィンを友達の日(これも本当は違いますが)として、イベント化して楽しんでいるようです。
いろいろな年間行事が、本来の要素が変わってしまって、商戦として少しずれた方向で、人々に理解されていく傾向があります。
イースターはもはやキリストの復活祭ではなく、イギリスではウサギの形をしたチョコレートを食べる日だと思っている子供もいます。
そこで、今回は簡単にハロウィンの由来のおさらいをしておきます。
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Halloweenの語源はキリスト教の行事で聖徒をお祝いするAll Saints’ DayのことをAll Hallows’ Eveともいい、そこから来たと言われています。そして、All Hallow’s Eveは10月31日から3日間行われます。
ハロウィンは収穫祭と言われますが、紀元前1500年ぐらいに、中央アジアからヨーロッパにきた古代ケルト人が現在のフランス、ベルギー、スイス、オランダ、ドイツに住み着いて、秋の収穫と11月1日を新年とするこれから始まる長い冬を祝祭するところから来たといわれています。
そして、その収穫祭には有害な精霊や魔女が死者の霊と一緒に家族を訪ねてくると信じられていて、その魔よけのために、自ら仮面を被ったり、焚き火などを焚きました。
その魔除けとして家の入り口に置かれたのがかぼちゃのお化けが、『ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-lantern)』だそうです。
アメリカ大陸発見前でかぼちゃがなかった頃は、アイルランドなどではかぶを使ってジャック・オー・ランタンを作っていたそうです。
そして、子供達がお菓子欲しさに、悪い精霊や魔女の役をやって、一軒ずつ家を訪れて、『トリック・オア・トリート(Trick or treat)(お菓子をくれないと悪戯するよ)』とするようになったそうです。
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ということで、ハロウィンは仮装大会ではないことは確実です。(笑)
この時期、スーパーの店頭では£3でかぼちゃが並んでいます。
我が家は畑で採れたかぼちゃで、ジャック・オー・ランタン作りを挑戦しました。
蓋の部分をくり抜き、スプーンで中を取り除いて、それぞれ自分の好みの顔の形をくり抜いて出来上がり。
さあ、玄関にこれを飾って、これで我が家は、畑で収穫した野菜と無事冬を過ごせそうです。ハッピーハロウィン。
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