2022年を振り返ってみるとなんと!激動の年!(ジゴロッキー編)
2022年もあと10日となりました。今年はコロナで失われた2年間を取り戻そうと「3年ぶり!」という言葉をよく聞いたものです。
勝手ではありますが、私なりに2022年を振り返って、今年のイギリス生活を紹介したいと思います。
1月 オミクロン継続
2021年末から大流行のオミクロン株が我が家にも襲ってきて、自宅待機から2022年が始まりました。ロックダウンの名残でまだコロナ感染者には自宅待機が10日間要請され、11日目からは自動的に外出可能となりました。
コロナパンデミックが早く終わらないかなと願いながら、今年観ようと思ったミュージカルを紹介していました。この中の1つぐらいは観に行くことができました。
2月 ロシアーウクライナ侵攻
旅行好きの我が家にとってのパンデミックは悲痛でした。しかし、だんだんとロックダウンも解けてきて、海外にはまだ行きづらいということで、2月のハーフタームを利用してウェールズ北部まで行ってきました。普通だと冬に行くようなところではないのですが、とにかくどこかに行きたいという焦りが見えた旅行でした。
そして2月24日にはロシアのウクライナ侵攻が始まり、衝撃的でした。この頃イギリスでは世界で一番最初にコロナ規制を完全撤廃します。
3月 インフレ始まる
2、3日で戦争は終わると思ったのですが、一向に収まる様子もなく、世界中での懸念が深まります。
私の友人はウクライナ難民を受け入れ、この12月になってもまだ一緒に住んでいます。ウクライナ人の家族はまだ自分の国に帰れていません。なんと悲惨なことなのでしょうか。
そして、産油国でのロシアが有事ということで石油価格が高騰し始めます。そしてインフレーションがやってきました。
4月 コロナ規制完全撤廃3年ぶりのホリデー
2月末にコロナ規制が完全撤廃となり、入国の際のPCR検査もなくなり、イースター休暇のハーフタームを利用してギリシャのクレタ島に家族でホリデーに行きました。ヨーロッパ大陸への海外は3年ぶりとなりました。
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5月 コロナ後の世界
コロナ規制撤廃でマスク着用率がほぼ0%となり、ミュージカル等の劇場も大賑わいになりました。トトロのミュージカルもやってきて盛り上がっているロンドンです。
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6月 エリザベス2世プラチナジュビリー
エリザベス女王の即位70周年を記念したプラチナジュビリーの祝賀会が開かれました。バッキンガム宮殿前のコンサート会場につながる王道(The Mall)にはぎっしりつ詰まった人混みが映像で確認されて、コロナ規制が完全に撤廃されている証拠が伺えました。
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7月 ジョンソン首相辞任、戦争問題
イギリスの首相ボリス・ジョンソン氏の電撃辞任で、コロナ後対策、インフレ、戦争とまだまだやることが多く残っている中、衝撃的なニュースが入りました。
そんな中、コロナ明けの3年ぶりの夏を楽しもうと、イギリス国内ではイベントが続出!!
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8月 インフレ加速
ロシアのウクライナ侵攻は続き、石油価格高騰によるインフレで、リーマンショックの2008年のリーマンショック以来、世界は低金利に頼って生きてきたが、いよいよ国の中央銀行が金利を引き締め(金利上昇)をせざるを得なくなってきました。住宅ローンに多くが頼るイギリス人たちは上昇する金利に頭を悩ませられています。同時に光熱費の急騰により前年比40−50%の上昇と、一気に一般庶民への負担が膨らみました。この頃から鉄道や郵便局の社員たちの賃上げ交渉のストが始まりました。
9月 エリザベス2世崩御
9月8日にはエリザベス女王2世が96歳で崩御され、国民は1週間喪に服し、国民の休日が設けられ国葬が行われました。
10月 コロナ後の世界、活発化!
エリザベス崩御の悲しみからだんだんと人々は元気を取り戻し、コロナ規制もなく、やっと通常の生活に戻り始めました。ロンドン市内へ出かけると人混みはさらに増しているように見えて、活気のあるロンドンが久しぶりに戻ってきたように見えました。今年オープンした大きな煙突のある旧発電所を改装したバタシー
11月 異例の冬のワールドカップ
4年に一度のサッカー世界大会のワールドカップがカタールで開催。通常ワールドカップは6月に開催されますが、真夏の50度まで上がるカタールの気温を考慮して、過ごしやすい11月に変更となりました。1ヶ月に及ぶ大会はクリスマス前まで盛り上がり、神の子と言われる天才プレーヤーメッシ率いるアルゼンチンが、初戦のサウジアラビアで負けたにも関わらず優勝を果たすという異例の結果となりました。
12月 3年ぶりのクリスマスマーケット
今年は戦争、インフレ、女王崩御と世界的ニュース満載でしたが、やはり2022年最も身近に感じた出来事は「コロナ後の世界」でしょう。2019年の冬「Covid-19」の発生以来、ようやく通常の生活が戻り、PCR検査場もなくなり、簡易コロナ検査キット無料配布も中止となりました。人々の行き来が自由になりクリスマスマーケットも盛り上がりを見せ、通常のクリスマスシーズンをイギリスは取り戻しました。ロンドンの街は賑やかになり、人々に笑顔が戻っています。2023年も戦争、インフレと厳しい状況は続きそうですが、まずは人々が健康に過ごせることに感謝したいと思います。
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