我が家のイラン料理~ゼレシュクポロモルグとおもてなし編~
こんにちは、ミルミルです。
今日はイランでもとってもポピュラーなチキン料理、ゼレシュクポロモルグをご紹介します。
ゼレシュクはバーベリーの実、ポロはごはん、モルグは鶏肉の意味で、バーベリーの実の酸味がアクセントになって、とても美味しい一品です。
この鶏肉料理、毎日の食卓によく登場しますが、お客様がいらしたときにもよく作る一品です。
イランへ行くと、どこへ行っても温かく迎えてくださいますが、このイランのおもてなし、並みの日本人の胃袋では到底太刀打ちできるものではありません。
食べろ食べろ攻撃が尋常でない!
どなたかのお宅を訪問すると、まずお茶が出てきます(夏は冷たい飲み物→お茶)。そしてたくさんの種類のお菓子が出てきます。そして果物の盛り合わせ。
テーブルに置いてあるだけならいいのですが、お皿を渡され「食べなさい、食べなさい」とお皿にのっけてくれるのです。
初めてイランへ行ったときは勧められるがままにいただいてしまい(Noと言えない日本人の私・・・)、さぁ、夕飯にしましょうという頃にはもうお腹いっぱい。
でもこれまたいろいろな種類のイラン料理を作ってくださってあり、お腹いっぱいなんて言えない・・・。苦しいお腹にさらに詰め込み、やっと終了~!と思いきや、なんとまたお茶→お菓子→果物のフルコースが待っていました。
イランでは、親戚づきあいやお客様をもてなすことはとっても大切で、イランへ行くとこれが毎日のように続きます。
日本人女性としては大食いな私もさすがについていけず、今ではNoと言える日本人になりました。
Zereshk Polo Morgh
鶏肉の煮込み
材料
骨付き鶏もも 8枚(またはお好きな部位)
ターメリック・塩 各小さじ1
トマトピューレ大さじ2~3(お好みで)
玉ねぎ1個
作り方
1.鍋に輪切りにした玉ねぎを敷く。
2.皮や余分な脂等を除いた鶏肉を玉ねぎの上に並べる。
3.ターメリック・塩・トマトピューレを加える。
4.ほんの少しのお水を加え、弱火でじっくり1時間半ぐらい、お肉が柔らかくなるまで煮たら完成です。食べるとき、簡単にお肉が骨から外れるぐらいの柔らかさまで煮てください。
以前は、お肉を洗って水気を拭き取らずに鍋に入れ、水を足さずに煮ていましたが、イギリスでは生のお肉は洗ってはいけないとあったので、今では洗わずに水を足して煮ています。ただ、水で煮込むわけではないので、最初に鍋底が焦げない程度のほんの少しのお水を加えてください。
これは義姉のレシピですが、最初に鶏肉を油で炒めてから煮込む人も多いようです。
ゼレシュクポロ
作り方
ごはんを炊きます。我が家では、イラン料理のときはバスマティーライスを使います。
炊くときに油とお塩を加えて炊くと、ぐっと美味しくなります。(身体には良くないかもしれませんが・・・)
ごはんを炊いている間に、
1.バーベリーの実を5分ぐらい水につける。
2.ザルにあげて洗い、水気を切る。
3.フライパンに油を引き、バーベリーの実と砂糖を少し入れ、炒める。(硬くなるので炒めすぎないように。お砂糖が溶けるぐらいで大丈夫です。)
4.サフラン水(サフランひとつかみを水につけるか、粉にして水で溶く)大さじ2~3杯を加えてほんの少し炒め、火を止める。
5.ごはんが炊けたら少し別にとり、バーべリーの実に加え混ぜる。
お皿にご飯をよそい、上にバーベリーごはんを散らす。
サフランがなくても、砂糖と炒めたバーベリーの実を散らすだけでも美味しくいただけます。
バーベリーの実はアラブ系・アジア系のスーパーやAmazonなどで購入できますが、今ではスーパーのWaitroseでも売っています。
以前ご紹介したシラジーサラダとよく合いますので、お試しください!
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