アレクサとの攻防

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

みなさまこんにちは、車屋の女房です。

イースターも終わり一息つかれてらっしゃる頃でしょうか?

今年は流石に、子供達もあれ買えこれ買えと言わなくなり、あの積み重なるイースターエッグの箱から解放されて肩が軽い感じがしています😏

それからですね、芝生ケア始めました。八手というんですか、フォークで出来るだけ苔をかき出した後にコレを撒きましたが、今のところ変化無しです。一週間以内に芝刈りが推奨されているので、次は芝刈りです😭

ペニーさんがお昼寝中

さてさて、アレクサのお話……

遅ればせながら、車屋の女房の家にアレクサが来たのは去年の今頃です。

きっかけは、娘のお友達家族がディナーに招待してくれた夜の事でした。

そのご家族は奥様がAmazonにお勤めのせいか、各部屋にアレクサが設置してありました。

ダイニングで旦那さまの素晴らしいお料理を頂いていた時、夫が不意に

「〜〜〜って曲聞けるかな?」と言い出し

「アレクサ!〇〇✖︎✖︎」と発声しました。

「……………………………」沈黙のアレクサ。

すると旦那さまが

「アレクサ❕〇〇✖︎✖︎❕」と助け船を出してくれました。

「…………………………………」沈黙を守るアレクサ。

しまいには、奥さまも娘さんも

「アレクサ❗️〇〇✖︎✖︎、アレクサ❗️〇〇✖︎✖︎」の大合唱に。

結局、夫の聴きたかった曲は古すぎてAmazonには入っていなかったらしく😭

その、部屋中から叫ばれていた「アレクサ❗️」の大合唱……未だに脳内再生できる思い出です……

そしてその翌日、夫が

「誕生日にアレクサが欲しい」と言いだしました。

私はあの「アレクサ❗️アレクサ❗️」が始まるのかと思い、若干鬱になりそうでしたが

欲しいのだから仕方がない、と黙って買い与えました。

そして約一年経ったわけですが、期待したほど「アレクサ❗️」の合唱はないまま、

せいぜい夫が「shut up Alexa!」と威張り散らす他は天気や時刻、プレイリストを聞く程度の毎日でした。

それが、先週から妙齢の日本人女性が遊びに来てしばらく滞在することになり……

「アレクサ? 私、きれい?」

「アレクサ? Siriは好き?」

「アレクサ? 体重は?」

「アレクサ?ボーイフレンドはいる?」

等々、今まで誰もしてこなかった質問を浴びせかけています。

「アレクサ?どうしたらボーイフレンドを作れるかな?」に対しては

「自信を持つと魅力的になれる」

「アレクサ?ボーイフレンドが欲しいんだけど」に対しては

「とにかく出かけてみて。スーパーマーケットやスポーツクラブ、図書館や銀行でも男の人に会えるから」

彼女はこの質問を何度も繰り返したのですが、その度にどんどん答えは長くなり、最終的には

「素敵な服を着て出掛けてみて!スマイル!」と励ましてくれたのです。

また、

「アレクサ?家族はいる?」という質問に対しては family をfart と聞き違えたようで

ありとあらゆるおならの音を聞かせてくれた上に

おならのカウントダウンをしてみる?10秒後にスタートするけど?」

と粋な提案をしてくれました。

10秒後に始まった、おならの音の連チャン……いい加減にやめてもらいましたが

Mr fartって曲聞いてみる?」とまた面白い事を言い出しました。

「アレクサ、お願い」と彼女が礼儀正しく返答すると

お〜き〜ど〜き!」と陽気な返事と共に、明るく楽しいオナラの音入りの曲が流れてきました。

それはそれは、ドリフの大爆笑で使われてもおかしくないレベルの曲でした。

(アレクサをお持ちのみなさま、お試しあれ)

優しく,礼儀正しく質問する姿勢がアレクサのポテンシャルを見事に引き出した例になるのでしょうか?

「アレクサ?私に英語を教えてくれる?」

オーケー、あなたのプロファイルを作る?」

私には一度もオファーした事なかったよね……アレクサめ👊

今日も車屋の女房にお付き合い下さってありがとうございます。

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About the Author: Eva

子年生まれ。ブラックラブラドールオーナー歴9ヶ月。イギリスで全く想定外の車屋の女房になる。

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