リヴァプール散策/Strolling around Liverpool
実は在英20年以上になりますが、一度も行った事がない街、リヴァプール。
イングランド北部に位置する街、世界で有名なバンド、ビートルズが誕生した街。イングランド名門フットボールチーム、リバプールFCのホームグランドがあるのは有名ですが、貿易都市として18世紀より栄えた街でもあり、現在も残る歴史的な港施設の一部地区は「海商都市リヴァプール」として2004年に世界遺産に登録されています。
案外最近なのね〜と一瞬思ったのですが、約20年前😵
今回は息子の野原を走るクロスカントリー大会がリヴァプールで開催されたので、車で5時間かけて行って来ました。
大会は土曜日の朝なので、家から3時間以上かかる場合は前日入り。
せっかく泊まりで片道5時間もかけて行くので、ついでに街中を散策して来ました!
土曜早朝に、宿泊先から大会会場へ行く途中にある、3か所をさっと見に行きました。
ジョン・レノンが住んでいた家 John Lennon’s home
ジョンが5歳から青年まで過ごした家。
郊外の住宅街にあります。
内部の見学は、ナショナル・トラストのツアーでのみ可。要事前予約。
ストロベリー・フィールド Strawberry Field
今は閉鎖されていますが、赤い門はそのまま残されています。有名な場所だと周りに居たファンらしき人達が言ってました。
元々は孤児院で、ジョン・レノンの家から近く、少年時代の楽しい思い出が宿る庭、1967年に発表されたシングル「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」にインスピレーションを与えた場所として世界的に知られているそうです。
私は曲自体も知りませんでしたが💧
ペニー・レーン Penny Lane
黄色い小さな潜水艦♪、一瞬小さい子の遊具か、ヘアカットの時に座らせるイスに見えた🤣「ザ・ビートルズ」なぜカタカナが?
曲に名を冠した実在の通り。風景は歌われた当時の面影が残っているそうです。
確かに何か古そうな感じがそのまま残ってます。
そして大会後に、街中を散策
アルバート・ドック周辺 Albert dock
今もイギリスで2番目の貿易港は、かつて多くの人々が新大陸に向けて旅立った港。
歴史的な建造物が並んでいて、その中に紛れてビートルズの銅像があります。(誰が誰、、、?)
海沿いには、テート・ギャラリー・リバプールをはじめ、美術館や博物館もいくつかあります。
マシュー・ストリート Mathew Street
200m足らずの裏通りですが、若かりしころのビートルズが活躍していたライブ会場、良く通っていたパブ the Grapes、グッズショップなどがあり、人気がある通りです。
列が出来ているキャヴァーン・クラブ Cavern Club は、まだ無名時代のビートルズが初めて演奏をした場所で、ブレイク後もステージに立っていたそうです。
チャイナタウンと微かに見える大聖堂
ヨーロッパの中では最も古いチャイナタウン、19世紀に上海出身の大工が建てたヨーロッパ最大の中華門とリヴァプール大聖堂。英国国教会の聖堂としては、ヨーロッパ最大を誇るそうですが、今回は時間がなく、大聖堂は帰りの車窓から。と思いましたが、緑に囲まれていて車窓からは殆ど見えませんでした⤵︎
チャイナタウンは中華門を観るだけで十分、大聖堂は、中には立派なステンドグラスがあり、展望台からはリヴァプールの街が一望出来るそうです。
今回は2時間ちょっとしか街中に滞在出来ませんでしたが、ついでに散策したリヴァプール、特にビートルズのファンではありませんが、ゆかりの地巡りは楽しく、歴史と新しさの融合が魅力的な街で、思った以上に良かったです。
ロンドンから車で5時間はかかるので、日帰りで行くなら電車がお勧めです。街中は徒歩で観て回れます。
ゆっくりお店を見たり、美術館や博物館などに行くなら、日帰りでは時間が足りないかも知れませんが。
ロンドンのユーストン駅 Euston 〜 リバプール・ライムストリート駅 Liverpool Lime Street まで、2時間半から3時間で着きます。
値段は時期、時間帯、早割り料金割引きなどによりますが、大人1人片道£14〜から。
イギリスガイドブックにも必ずと言っていいほど載っているリヴァプール、まだ行った事がない人は、ぜひ訪ねてみてはどうでしょうか?
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