遠親は近隣に如かず。肉食べにちょいとアルゼンチンまで?

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちはー。

今週は晴天続きで気分もあがりますね!イギリス人の同僚が「この天気に慣れないー」と自虐ギャグを毎日飛ばしてきます。

そんな中、我が家では義母が人生の終焉を迎えようとしています。

週末、お医者さんから「あと数時間ですので来てください」と言われてから今日、頑張ってくれてます。

残念ながら子供達は毎日学校を休む訳にはいかず、北イギリスに夫を残し帰って来ました。

普段なら「イェーイ!1人時間だい!」とルンルンのところ、寂しさ、不安、1人で全てやらないといけないプレッシャーで心ザワワ。誰かそばにいてーと言う思いと裏腹に我が家の家族、親戚はみんな遠く離れています。

同じ状況のみなさん、自分が病気の時、ちょっと子供を見ていて欲しい時、結婚記念日などたまには夫婦2人で出かけたい時、どうしていますか?友達に素直にお願い出来ます?そもそも友達もみんな忙しいし、もう我慢するか無理してでも自分でやっちゃえー!となりません?

くりのしんの数少ないママ友にアルゼンチン人とポーランド人がいます。

この2人組、良い意味でものすご〜く前のめりで全く遠慮がない笑!どちらもフルタイムの共働きで分刻みのスケジュール。

なのにお願いする前から子供達の送り迎えをしてくれたり、食べ物を持ってきておまけにお皿まで洗って帰ったり、毎日「元気か?落ち込んでないか?」と気にかけてくれます。大阪のオカンみたい。

本人達曰く「日本人(=くりのしん)は助けが必要とか、これして欲しいとか、なんで人にお願いしないの?頼られるのも結構嬉しいものだし力になりたい。私達はみんな移住してきて頼れる家族が近くにいないんだから支え合わないと生きていけないよ!」

本当にありがたい存在。お願いするとか助けて欲しいというのが苦手な日本人ですがこの2人から素直に頼っても良いという事を学びました。

アルゼンチンに帰れない彼女の為に‥

先月、そんな彼女の誕生日でした。いつも自分の家族の様に私達を助けてくれる彼女に何かサプライズを仕掛けたい!

「もう何年も故郷へ帰ってない彼女をアルゼンチンへ連れて行こう!」と、これまたグイグイと全て完璧に計画するポーランド人。

聞いても全くピンとこないくりのしん… 仰せのままにアルゼンチンへ到着ー笑

アルゼンチンレストランでした。ほほぉー。アルゼンチンといえばステーキなのね。

そうだ!アルゼンチンタンゴも有名ですよね。オレっ!

マルベック、チミチュリ、アサードステーキ

まずはお飲み物から。

アルゼンチンはワインの生産量世界5位、消費量8位と世界トップクラスです。

この中でも彼女おすすめのマルベックを頼むことにしました(ちなみに彼女は飲めない笑)

ポリフェノールの含有率が高く「黒ワイン」とも呼ばれるほど濃い色合いのワインを生む葡萄で作られています。

続きまして前菜を

一口食べてアルゼンチン人「このチミチュリは本物じゃない…もっとパセリとオレガノを入れないと!」

写真の小さな銀のポット。この中に入っているのがチミチュリというソースです。

元々はステーキに添えられるソースだそうですがアルゼンチン人はサラダ、パン、魚などなど何にでもつけて食べるとのこと。材料、作り方はその人、家庭により色々とのこと。興味があれば調べてみてください!

続きまして本日の主役アルゼンチンステーキです。

アルゼンチン人は肉が主食と言っても良い程よく食べるらしい。アサードと呼ばれるバーベキュースタイルの炭火焼きステーキが主流です。

本当はフィレステーキが食べたかったけど素敵なお値段…サーロインで妥協しました。

ステーキソースや焼き肉のタレなど邪道なものはかけず岩塩と胡椒、飽きたらチミチュリソースでシンプルにいただくのがアルゼンチン風。

お国柄なのか?

デザートに食べたかったものがメニューに無いとお怒りの彼女。

Excuse me!シェフを呼んでくれ!

「どうしてメニューに〇〇がないんだ!アルゼンチンといえば〇〇なのにメニューに無いなんてガッカリすぎる…チュロスってあるけどこれスペイン!今日は私の誕生日の特別な夜なのに。もう何年もアルゼンチンへ帰ってないから期待して来たのに悲しすぎる!ペラペラペラペラ」

怒りではなくおもしろおかしく漫談のように笑いを交えながらもしっかり文句を言っている。R1に出たら間違えなく優勝出来る程の話力よ!

15分ほど続きました。狼狽える日本人のくりのしん、楽しそうに笑ってるポーランド人。

そういえば以前、ベネズエラ人の友達もモヒートが本物でないと同じように訴えて作り替えさせていたことがあったなぁ。

これ、南米のお国柄?

帰り際、「Excuse me!シェフを呼んでくれ!

でた!今度は何が気に食わんかった?シェフさん今日は厄日だ…

「まぁ、色々と思うところはあるけど本当に楽しい誕生日を過ごせたよ!ありがとうー。また来るね!

20ポンド札をシェフに!

なんて粋なラティーノスタイル!いつか真似してみたい。

今日もお付き合い頂きありがとうございました!

みなさんはアルゼンチン料理を食べた事ありますか?イギリスのおすすめステーキ店など教えていただけると嬉しいです♩

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About the Author: くりのしん

イギリス南東部在住。3児の母。我が家の発達凸凹ちゃんに宇宙へ連れていかれる日々。オタ活と空手で絶賛ストレス発散中。

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