予約殺到前に体験したい!エディンバラMossで味わう“本物”の味
2024年8月に長年住んだロンドンからスコットランドのエディンバラへ移住し、2025年1月、エディンバラ内で再び引っ越しをしたたぬきです。家を引っ越したのと同時に、脳みそも引っ越しをしてしまったようで、まだ年賀状も書き終わっていません。
段ボール箱やホコリと戦う必要がありましたが、戦闘能力が著しく低下していたため、まずは胃腸を活性化させようということで、見つけてきたレストラン、Moss.
偶然引っ越しの直後に、新たにオープンするレストランが近所にできることがわかり、開店当日に行ってみました。
Moss、爆誕
広いお店ではありませんが、こだわりとセンスをやたらと感じさせる店内。 店名のMossの通り、コケっぽいものも飾ってあります。 そして、メニューを見ただけでは、素人の私には味の想像ができない!! イギリスでは珍しい!!! こういうの、めちゃくちゃ嬉しい!!!!
お料理は、期待通りに、そして期待以上に奥深く、一皿から何種類もの味や香りが感じられるものばかりで、こういうタイプ(美食倶楽部会長&味皇料理会創設者など)のお客さんが来ても、大丈夫そうでした。
そしてお店の壁には、なんだか興味をそそられる発酵食品やらドライ野菜&果物の瓶が並んでおり、全てこちらのシェフお手製だとのことです。
スタッフ
ホールの担当は一人のようでしたが、オープン初日にも関わらず、とても余裕があり、しかもとてもフレンドリー! 私が日本人だとわかると、「シェフの奥さん日本人だし、デザート担当も日本人だよ! 連れてくるよ!」と、キッチンから日本人のゆきさんを呼んできてくれました。
こちらのゆきさんも初対面&開店当日のお忙しい時にも関わらず、お店のことや食材のことを丁寧に教えてくださり、メインの後のデザートがさらに美味しく感じられました。
ふわふわしっとりのシフォンケーキに、アップル&味噌のソース、そしてローズクリームのデザート。お腹いっぱいだったはずですが、もっと食べられそうでした。
お店
お店のインスタグラムから:
シェフディレクターのヘンディ・ドブソンが手がける「Moss」は、ドブソンのスコットランドにある家族経営の農場から直接仕入れた食材を使うファーム・トゥ・テーブルのレストランです。
店内は、スカンジナビア風のミニマルなデザイン。ヘンリーとアーティストの妻・アキコが手がけ、厳選した広葉樹を使用することで、打ちっぱなしのコンクリートのような洗練された雰囲気を演出しています。
メニューは、アンガスの農場で収穫された新鮮な食材や保存食を中心に構成。さらに、イースト・ロージアンのファンタジー・オーガニック・ファームや、ファイフ東ヌークのボウハウスの精肉店など、地元の生産者から仕入れた最高の食材を取り入れています。ジビエ、肉、野菜、ハーブもすべてスコットランド産です。
こだわりのメニューには、ビーフドリッピングや骨髄とガルムを使ったフォカッチャ、ダイニングテーブルの削り屑でスモークした鴨肉、野生のソレルの酸で調理したセビーチェなどが並びます。そして、日本以外ではなかなか味わえないほどふわふわのシフォンケーキも登場。素材の魅力を最大限に引き出した料理を、ぜひ味わってみてください。
食器
味も見た目も惹き出し力抜群の食器がすごいです・・・ シェフの奥様が陶芸家で、エディンバラに工房をお持ちとのこと。 デザートと一緒にチャイをオーダーしたのですが、その時のマグカップが可愛すぎました。
今ならまだ予約できます。
お値段は確かに安くはないのですが、食材や調理の質、立地を考慮すると、とても良心的。
多分、夏頃には予約が取れなくなっているのではと予想されます。
特にエディンバラ・フェスティバル (2025年8月1日〜24日) 期間中にエディンバラ観光の方はご注意くださいね。
Moss ウェブサイト https://www.mossedn.co.uk/
Moss インスタグラム https://www.instagram.com/moss_edinburgh/
まとめ
美味しいものでパワーチャージでき、おかげさまで未開封だった段ボール箱の量もだいぶ減りました。
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