ジゴロッキーの教育美学(イギリスの神童)
自分の子供はもしかすると天才ではないか?そう感じたことはどの親でもある経験ある。
クイズショウで数学的、歴史的、文学的問題を次々と正解する天才児は毎年メディアで見る光景である。
天才児のことをこちらでは ‘Gifted and Talented’ と呼ぶ。政府傘下の機関がその基準となるリストをあげている。以下のリストに該当する児童は、学校と相談する必要があると推奨されている。
- スピーチや語彙の早期発達
- たくさんの質問をして、非常に好奇心が強い
- 早期に読書
- すぐに学ぶ
- 優れた記憶力
- パズルが得意
- 問題解決と推論を楽しむ
イギリスの学校では、毎年、学校の国勢調査で、厳選なテストや教員の評価などを参考に、才能を持つ生徒を登録する。そして、ここで推奨するのは、決してさらなる英才教育ではなく、自分のペースで自由に学べる環境を提供することである。さらにこのような子供たちはグループでうまく働くスキルを発達させるために特別な助けが必要になる。
上記で述べているような自由に学べる環境を提供するというのは、親にとって安易なものではない。天才児というレッテルを貼り、子供以上に親がプレッシャーを感じて、英才教育に没頭して、子供が自由に学べないこともある。
最終的には、将来子供が大人になりそれぞれが自分で判断して自分の道を決める。親はそのヒントを提供するだけであり、極度なストレスは子供に与えるべきではない。結果、天才児が将来伸びない例も多くある。
以上を踏まえて、天才児をもつ家庭以外に、一般的にも言えることだと思うが、バランスの取れた子供が幸福を感じる環境を整えることこそ、教育する親に必要ではないだろうか。
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