ロンドンで演劇をみる。クリスマスキャロル、チャールズ・ディケンズ博物館
こんにちは、ジゴロッキーです。
検索エンジンでクリスマスキャロル
と入れると”英国の文豪チャールズ・ディケンズの中編小説。1843年12月19日に出版”と出てきます。そしてそのほかの検索結果を見てみると、実業家でタレントのホリエモンが主演のクリスマスキャロルミュージカルを発見しました。
なんだろう?と思いウェブサイトを開けてみるとこんな感じ。
ホリエモンのミュージカル『クリスマスキャロル』
の内容はともかく、クリスマスキャロルの本編の守銭奴(しゅせんど:金をため込む事ばかりに熱心する、けちな人)のスクルージ役をホリエモンがやるというところで、面白いコンセプトだなと思いました。
本編の主人公スクルージの冷酷無慈悲な金持ち商人
のような人々は、貧富の差が広がる現代にもたくさんいますね。スクルージが生きた19世紀中頃も産業の発展で貧富の差が広がっていたと思われます。
ロンドンの劇場
本を読むのもいいですが、クリスマスキャロルを劇でみるのも楽しいです。実は我が家は今年で2回目、2年連続の演劇鑑賞となります。場所はロンドンウォータールー駅を出て徒歩5分のThe Old Vic。
来年2019年1月19日まで公演です。幽霊が出てくるシーンがあって、ちょっと怖いので、あまり小さい子にはお勧めではありません。しかし、小学生らしき子どたちは何人か見ました。
Mince Pieとみかん
劇場に入り座席に座ると、すでにメイドさん的な格好をした役者がMince Pie (イギリスのクリスマスに食べる伝統的なパイで大きさは2口サイズ。中身は色々で果物であったり、肉であったりするそうです。)を配っています。そしてステージの上からは男爵的な格好の役者がカゴを腕から下げて、その中にあるみかんを観客席に向けて投げてきました。みんな楽しそうにみかんをキャッチ。
美味しいMince Pieの作り方はふわりライターがいつか紹介してくれると思います。
優しいスクルージのご馳走
でも、どうしてMince Pieやら、みかんが配られているんだろうと思ったら、これは優しくなったスクルージからのご馳走なのだなと理解でき、劇が始まる前から観客との一体感が感じられました。さらに凄いことに、観客席がステージの後ろ側にも100人ぐらい座れる構造になっていて、演技する人は360度を意識して演技していました。
ぜひ劇を!
イギリスを代表する作家チャールズ・ディケンズの有名作『クリスマスキャロル』お勧めです。
チャールズ・ディケンズ ミュージアム
ということで、チャールズ・ディケンズの家も行ってきてしましました。場所はセントラルラインのチャンスリーレーン近く。
Charles Dickens Museum
金持ちのお家、そしてクリスマスクラッカーとクリスマスカードの始まり
チャールズ・ディケンズはお金持ちだったのですね。メイドがいて、子供のしつけは厳しくて、大人の食卓にはクリスマス以外は一緒に座れなかったそうです。大人たちは静かで美味しい料理が楽しめたでしょうね。そして、今はクリスマス恒例となっていますが、クリスマスに物足りないとして、クリスマスクラッカー、クリスマスカードが1840年頃からクリスマスを楽しもうということで始まったそうです。
ミュージアムツアー
ミュージアムの中ではツアーもあり、ガイドの人が家の中を一部屋ずつ説明してくれます。ストーリーテラーもいて、子供達は熱心に聞き入っていました。最後は羽根ペンで19世紀の風のクリスマスカード作成、1時間半程度のツアーですが楽しめました。
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