イギリス式??メンディング方法〜ダーニング〜

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

今日はイギリス式の生地修繕方法、ダーニングを紹介しようと思います。

虫に喰われてしまった大事なセーターやジーンズが破けてしまったりした時などに最適な修繕方法です。娘は破けたままの方が好みですが。

わざと修繕したところを目立たさせる。基本のステッチさえ覚えたらあとは自由な感じに刺していきます。前よりも素敵になり世界で一つだけの自分の物に大変身します。

これはイギリスで古くから伝わる方法だそうです。古いものを大事にする繕う精神がイギリスらしいですね。

ファーストファッションが当たり前になっていて、使い捨ての文化に疑問が湧いてきます。

これは何年か前に友人のニットデザイナーの野口光さんから教わったのですが、今や彼女は日本でダーニングを広めるワークショップ、本の出版、テレビ出演などしていて大活躍しています。興味ある方は是非ワークショップに行ってみて下さい。とってもチャーミングで素敵な先生ですよ!

詳しいやり方はこれをご参考に。

何点か光さんのダーニングステッチとパッチワーク、刺し子が混ざり合った素晴らしい作品を紹介しますね。

下のはニットのスカーフに基本的なダーニングステッチ。

クッションにダーニングを施したもの。先日日本に帰国した際にお邪魔した時に撮らせて貰いました。とっても個性的で色使いも素敵。

これらはジーンズ、斬新な刺し子みたい。当て布がアクセントになってます。

 

 

私もいざ挑戦!ダーニングの基本のステッチをやってみます。

用意したのは虫喰いにあったセーター、ダーニングマッシュルーム?これはボールやこけし(!)などでも代用可能です。

 

うちにあったネイビーと黄色の刺繍糸でやってみます。

補修したいところをダーニングマッシュルーム?で包み輪ゴムで縛ります。

縦糸を刺していきます。

終わったら、次は織物の様に横糸を交互にすくって刺していきます。

老眼にさしかかった目にはキツくなってきました。ここまできたら意地でも頑張ります。

写真もぼやけてしまいました。

横糸も刺し終わりました。ここまで30分くらい。あとは糸を裏で処理します。

なんとか完成しました!

もう少し小さい穴も補修して出来上がりです。

やったー

達成感がたまりません。

自分でやると愛着も湧きますね。

光さんのダーニングマッシュルーム?はイギリスではここで購入できます。

loop

ebayやEtsyでも買えるみたいです。

本も絶賛発売中。

是非皆さんも試してみて下さいね。

 

 

 

 

(英語バージョンのみ)


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About the Author: あらじん

南ロンドン在中のテキスタイルデザイナー。好きなこと、美味しいもの作ること食べること、ヨガ、ランニング、瞑想、美しいもの鑑賞。

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2 Comments

  1. ふあにゃん 9th March 2019 at 1:30 pm - Reply

    お洒落~!こういうのが出来る大人の女になりたい!言われてみれば、こういうのが施されたジーンズよく見ますね。でも、きちんと名前のある手法だったとは知りませんでした。いつかやってみたいです。

    • あらじん 10th March 2019 at 10:45 am - Reply

      コメントありがとうございます?
      是非トライしてみて下さい!楽しいですよー

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