ロンドン街歩きTateBritain
こんにちはジゴロッキーです。
イギリス国内はイースターホリデー明けで日常の生活リズムを取り戻そうとしていますが、5月には第2週目と第5週目の月曜日がバンクホリデーになりちょっとしたホリデーシーズンが続きます。
平成最後のブログ
日本では10連休真っ最中、そして平成最後の日で、これまた独特の雰囲気が漂ってるのでしょうね。
10連休はどこへ行くにも人が多く料金も高いので家でゆっくりという人がいるのではないでしょうか。
家で平成から令和に変わる瞬間を天皇退位の儀式とともに過ごしている人もいるでしょうね。
平成も30年も経つのかと思うと昭和生まれの我々は時が経つのが早いと改めて感じさせられますね。現在から平成の始まった1989年までとこれから2050年までの年数がほぼ同じと考えると、2050年もあっという間に到来しそうですね。あまり先を考えすぎるとストレスがたまって鬱病になりそうなので、今日をしっかり生きたいと思います。
意外と行かないTate Britain
さて今回のロンドン街歩きはTate Britain。意外と行ったことがないという人もいるのではないでしょうか?むかーしガイドブックを片手にロンドンに来た時は、大英博物館、タワーブリッジ、ビッグベン、ナショナルギャラリーなどは必見で必ず日程にいれました。
しかしTate Britainはほとんど観光地リストに上がってきませんでした。テムズ川沿いにあるものの、ビクトリア線のピムリコから徒歩10分で、微妙にメジャー観光スポットから離れてると理由だからでしょうか。Tate Modernはテムズ川南側をビッグベンからタワーブリッジに歩く途中にあるので、訪れる人は多いと思います。
Tate Britainの歴史
ここで、Tateグループのおさらいをちょこっとすると、歴史は、名前は違ったけど1897年にNational Gallery of British Artで設立。そしてTateさんが1932年に基盤を作り上げて、Tate Galleryという名前になりました。2000年に現在のTate Britainの名前になって、Tateグループはイギリス国内で次にあげる4つのギャラリーを持つことになりました。Tate Britain(1897年設立), Tate Modern(1900設立), Tate Liverpool (1987設立), Tate St Ives in Cornwall (1993設立)。
Tateに出展するには?
さすがイギリス最高クラスのギャラリー、ここで展示される作品は有名アーティストばかりです。相当なお金、コネ、そして作品の魅力がないとそう簡単には展示してくれないでしょう。
一般に人(といってもアートの世界では大活躍している人)が作品を出し合って競い合う年一回のTurner PrizeはこのTateグループの主催で、もし我々が作品を展示したいのであればこれに出すしかないでしょう。最優秀者のジャンルは様々で、彫刻やら絵画、ビデオ作成や建築アートなど可能性はどこにでもありそうです。
ゴッホ展やってます(8月11日まで)
さて今回Tate Britain で見たのはゴッホ。世界中で誰もが名前は知っている芸術家ですね。現在Tate Britainで展示されているゴッホ展はゴッホだけの作品ではなく、彼が影響を受けた他の芸術家の作品も並んでいます。ゴッホの作品ができるまでに彼が見てきた絵を知るとなかなか面白いものがあります。
ゴッホの死後に1947年にTate Britain (当時Tate Gallery)で展示会が行われた時の実際の宣伝ポスターがありました。
有名なひまわりの絵も彼が色々なひまわりの絵を見て作り上げた作品です。その影響を受けた作品なども展示してあります。
物事はなんでもそうですが、最後の出来上がった結果だけしか見えない部分が多いので、こういった作品ができるまでの背景、過程を知るということで、さらに興味が深まりますね。
今回驚いたことに、写真撮影は許可されていて、多くの人がバシバシ写真を撮っていましたね。
Don McCullin写真展もやってます(5月6日まで)
ゴッホのほかにDon McCullinという写真家の展示会も良かったです。これは紛争地のえぐい写真とかあるので18歳以上向けです。今週末で5月6日で終了です。詳しくはこちら↓↓↓↓↓
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-britain/exhibition/don-mccullin
会員はお得感いっぱい
Tateグループは年会費会員制を利用すると色々と特権が付いてきて、ロンドンにいる人であればTate BritainとTate Mordernの両方で利用できるのでお得感があります。以前ふわりいぎりすライターのあらじんの記事でも紹介されました。
建物のスペースも大きく天気の悪い日にはお子さんを連れて建物内の空間を半日は楽しむこともできます。5月のバンクホリデーの予定に入れてみてはいかがでしょうか。
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