今更聞けない、イースターのこと
3月も、もう残るは数日!
2024年の4分の1が終わろうとしています!
そしてサマータイムが始まるのもこの週末。
3月31日、日曜日の午前1時が午前2時になります。(言い方によっては、土曜日の25時が26時になるということ。)
1時間、睡眠時間が短くなりますね。
そしてイギリスでは明日のグッドフライデー(Good Friday)を皮切りに、イースターウィークエンドが始まります。
今回はイースターに関する豆知識を。
英語のイースター(Easter)という名前は、ゲルマン神話に現れる春の女神「Eostre(エオストレ)」や、この女神の名前を使った春の月名「Eostremonat(エオストレモナ)」(現在の4月ごろ)に由来しているといわれています。
なぜイースターは毎年日付が変わるのか。
イースターは基本、「春分の日以後の満月より後にくる最初の日曜日」のこと。
今年の西方教会のイースターは3月31日。東方教会のイースターは5月5日なんだそう。
西方教会はカソリックやプロテスタントの教会のこと。(ちなみにイギリス国教会は西方教会。)
東方教会はギリシャやロシア、ブルガリアやルーマニアなどのオーソドックス教会のことを指します。
グレゴリオ暦を算定すると、西方教会では今年のイースターは3月31日。
しかし東方教会はユリウス暦を使うので、5月5日となるのだとか。
おもしろいですね。
Good Fridayってなに?
キリスト教でいうところの、「受難の日」。これを「聖金曜日」=グッドフライデーと英語では呼ばれます。
イエス・キリストが十字架にかけられて死んでしまったのが、この日ということになっています。
イースターはイエスの復活祭
磔刑でイエスが死んだ日を1日目として3日目にあたる日曜日がイースター。
聖書にはイエスが復活したところを目撃した人についての記述はない。
遺体がなくなっている墓に関する記述と、復活後に弟子の前に現れたということのみの記述がある。
イエスが復活から昇天するまで地上にいたとされるのは40日間。
イースターバニーは基本、西方教会のみでの習慣。一度に子供をたくさん産むことから、豊穣の象徴という意味を持つ。
イギリスのイースターの伝統料理はローストラム。ケーキはSimnel Cake。
Simnel Cakeは基本ドライフルーツのケーキにマジパンのアイシング。
上にはマジパンの小さなボールが12個または11個乗っている。(12使徒あるいはそこから裏切りのユダを引いた11使徒、という意味らしい)
イタリアのイースターの伝統料理もラム。ケーキはパネトーネみたいな生地でアーモンドがのった、鳩の形をしたコロンバというケーキを食べる。
イースターの次の日の月曜日は祝日で、イタリアでは「ピクニックをする日」ということになっている。
いかがでしたか?
イースターに関する豆知識でした。
キリスト教信者の方も、そうでない方も、
宗教に興味がある方も、ない方も、
クリスマスぶりの4連休ということで、うきうきしますね。
このイースターウィークエンドが春らしい、いいお天気になりますように!
それでは!
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