ロンドンでツツジ鑑賞
こんにちは。5月になりましたね。これからがイギリスで一番良い季節!よそのお宅の庭先には藤の花が美しく咲いていて、庭のない私には本当に羨ましい限りです。
さて先日、日本のツツジを鑑賞してきて、あまりに素晴らしかったのでご紹介させていただきます。
Isabella Plantation
場所はロンドン南部の Richmond Park 内にある Isabella Plantation という名の庭園です。数年前に友人から教わったものの、なかなか機会がなく、ようやく今年初めて訪れることが出来ました。どうせ大したことないだろうと期待せずに行ったら、なんと!これでもかという位たくさんのツツジが咲き乱れていました。ご覧ください!
ここのツツジは1920年代に日本から持ち込まれたものそうです。写真はそのうちのほんの一部で、庭園中にそれはもうたくさんツツジが咲いているんです。私は日本でも道路や他人様の庭に咲いている程度のツツジしか知らなかったので、こんな絨毯のように鮮やかに咲き乱れるものだとは知りませんでした。
懐かしい日本の花と言えば、なんと言っても桜でしょう。イギリスでも Kew Gardensなどで日本の桜を見ることが出来ますが、まだ小ぶりの若い木だったり、八重桜だったりして、日本の満開ソメイヨシノの群れには程遠いのです。ですので、ここのツツジはかなり満足度が高いです。
ところでツツジと言えば、昭和生まれのふわりメンバー達は、子供の頃にツツジの蜜を吸った話題で盛り上がるのです。ワイルドな子供時代だったなあ~。それで、ちょっと調べてみましたら、こんなことが!
また花を上手に採ると花片の下から蜜を吸うことができ第二次世界大戦中は当時の子供たちの数少ない甘みとなっていたが、多くの種に致死性になりうる毒成分のグラヤノトキシンが含まれ、特に多く含むレンゲツツジは庭木として利用されることもあるので事故を避けるために注意しなければならない。(Wikipediaより抜粋)
ひえ~、死ななくて良かった!
さて、庭園内で一番の人気スポットはここ! Still Pond という名の池の水面に映るツツジです。
池は庭園内にいくつかあるので、間違えないように地図も添付しますね。(私は結構迷ったので)地図の左下にある池です。
ブルーベルもまだ咲いていました。
ツツジの見頃は4月下旬から5月上旬とのことです。私が行ったのは5月6日なので、この記事が出る頃まで咲いているのかなあ?
Richmond Park はパークとは言うものの、敷地内はかなり広大で、端から端まで歩こうとしたら、ちょっとしたハイキングになるような森林地帯です。野生の鹿もいます。広いのでパーク内に車道があり、駐車場もいくつかありますが、Isabella Plantation に一番近い駐車場は Broomfield Hill です。しかし、ここは混んでいるので、Isabella Plantation から10分ほど歩きますが、Robin Hood Gate の駐車場が割と空いていてお勧めです。
Isabella Plantation の入り口はこんな感じ。
一見有料っぽいですが入場無料です。パーク内の駐車場も無料。こういうところがイギリスは嬉しいですね。トイレも無料ですが、ここは水の出ないトイレです。手が洗えないので(消毒液はある)気になる方は、ウェットティッシュ持参、もしくは利用されない方が良いでしょう。
おまけ
せっかく、ここまで来たついでに、私が英国一素敵だと思う場所まで少し足を延ばしてみました。Richmond Hill からテムズ河を見下ろす景色です。
写真が下手で申し訳ないですが、本物の景色はずっとず~っと素敵です。このあたりで語学留学生だった頃に初めて見たときは、おとぎ話の世界に出てくる景色かと思いました。あれからウン十年、未だかつてここを超える素敵な景色を私は知りません。
そして、この絶景を見下ろす場所には、ミック・ジャガーの邸宅もあります。
バルコニーからの眺めは素晴らしいんでしょうね~、羨ましいったらありゃしない!
はぁ~お金持ちになりたいなあ~。。。
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