子供の日帰りプチ手術

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちはユニごんです。

うちの娘は只今14歳。反抗期真っ盛り。

溢れるホルモンのせいでイライラする娘 VS なくなるホルモンのせいでイライラする私。

もうなんなんこの生き物?って思う毎日です。

ある日娘が部屋に持って行ってたパソコンを、もう寝る時間だったので「下に置いてきて」と言いました。何かを言うと反発的な返事をするか無視するかの娘。この時は反発的な態度できつい口調で言いました。

「私は世の中は見ーへんからな!!!!!」(ビックリマーク5個はついてた言い方やった)

あららこの子世の中って今言うた。夜中って言いたかったんやろうな。プリプリ怒ってるけど”の”つけたがばっかりに意味変わってるし。どうしよう、間違いはやっぱり正してあげた方がいいよな。あ、我慢できない・・・笑いが・・・プププ (๑˃̵ᴗ˂̵)

「今世の中って言うたけど、それを言うなら夜中やで。(^○^) 世の中ってワールドやし。夜中って言いたかったんやろ?のを付けちゃったから意味変わってもーたで〜。世の中って・・・プププ(๑˃̵ᴗ˂̵) ・・・世の中は見ーへんからなぁって、世界の何見ーへんの〜」 ケラケラ(^o^)

( T_T)\(^-^ )

おかげ様でこの後はあんなにプリプリ怒っていた娘も笑っていました。

さて、今日はそんな娘が受けたプチ手術の話です。

かなり前に娘が小さい頃に入院した話を書きました。

イギリスで入院(子供編)

そのあと、この事を書こう書こう書こう書こう・・・・・あっという間に今になってしまいました。

始まり〜??

あれは2年前でした。(2年前ってもうふわりで記事書いてたのに、なんで今ごろ?聞かないでー)

ある日、娘が下唇の裏に何かできもんができたと言いに来ました。プチっとニキビのような口内炎?のようなできもの。ちょっと様子みようかと言ってそのままにしていたらそのできものがどんどん大きく成長していきました。まんまるく成長したできもの、その頃からこのできものをボールと呼び始めました。

「痛い‼️ボール噛んじゃった(>_<)」

ボールは内側なので外からは見えないのだけど 間違えて何度か噛んでしまうことがあり、専門医に診てもらいました。

「じゃあ取りましょう!部分麻酔と全身麻酔とどちらがいいですか?」

え、こんな小さいできもので全身麻酔?

「まだ彼女は12歳、子供だから全身麻酔をお勧めします。」

全身麻酔で唇のボールを取る事になりました。

そしてプチ手術の日がやってきました。レターには前日夜12時以降飲食禁止、朝は6時15分に起こして水を一杯だけ飲ませたらそれ以降は飲食禁止と、起床時間まで書かれていました。細かい

朝7時半に病院に着くよう書かれていたので、そこは私も日本人、6時15分に起こし水飲ませ7時半に行ったら一番乗りでした。

が、そっからが長かった・・・。朝一でやってもらえるとばかり思っていたら、それから1人、2人、3人・・・・娘より年上の女の子が一人、あとは小さい子が続々やってきてスタッフの方より、年齢の低い子から順番にするので結構待ってもらうと伝えられました。

日帰り手術の子供病棟はすごいです。

手術までの待ち時間中飽きないように、プレイルームがあります。

そこら辺のナーサリーよりも立派かも

天井も絵で埋め尽くされかわいい

隣の部屋はテレビが置いてありビデオを見たりゲーム?を遊べるようになっていました。(ティーネージャールームとスタッフの方は言っていた)

ちなみにこちらの病院は手術当日迷わなくてもいいように手術の数週間前に呼び出され、各部屋のツアーをしてくれます。「ここが病棟、」「あの部屋は術後の回復ルーム」「ここは娯楽ルームよ」・・・みたいな感じで

娘、暇つぶしにベッドでゴロゴロしながら携帯でゲームをしたり、それに飽きてプレイルームに行って絵を描いてみたり、プールテーブルでプールして遊んだり・・・

朝一にコップ一杯の水は飲んだとは言え、この日は30度を超えた暑さでした。「喉が渇いたよー」と言うも飲めないし、娘の横のベッドでは手術を終えた子供がジュースとトーストをもらって食べていました。「喉渇いたよーなんか飲みたいよー」

水も飲めずずっと待ってる娘に、スタッフの方がビデオリストを持ってきてくれました。映画の量もびっくり!そのあと、テレビをどこからかゴロゴロ持ってきてくれました。

旅行と思ってる

そしてやっとボールとのお別れの時が来ました。時刻は1時すぎ。すっごい待った。

手術着に着替えベッドに横になり、スタッフの方にベッドを押してもらい手術室へ向かいました・・・娘、唇にできたボールを取るだけなんだけど(^_^;)

麻酔室までは親も同伴です。

麻酔室の中には麻酔科の先生と数人のスタッフの方がいました。全員女性で皆さん明るくいい方ばかりでとても良い雰囲気に中で、まず手の甲に針を入れてもらい、その後口にパコって被せるやつ(なんて言うかわからない)を被せながらドクターが娘に聞きました。こっからが早い!

「なんの飲み物が好き」

「コカ・・・コ・・・ぐぅ・・・」

えっ?寝た?ラは?ラまだ言うてないよ?

はやっ!もう麻酔効いてる!と思うもの否や

「早く彼女にキスして!」

えっ!えっ!キス?えっ!?訳がわからず言われるがままにデコにキスをすると娘はさっさと隣の手術室へ運ばれました。(日本人、キスの文化ないからいきなりキスしろと言われて戸惑った)

あまりの手際の良さに思わずポカーンとしてしまいそうでした。

ばいばいボール ??

1時間後、隣の回復ルームに行くと中から楽しそうな笑い声が。

目を覚ましちょっとボーッとしながらもスタッフの方に戯れていた娘。ちょっとラリっていたかも

この後、病室に戻り念願のジュースをもらい(口が痛くてまだ食べれなかった)、最後のチェックをして3時半にようやく退院許可が出ました。

溶ける糸を使ったので、その後ドクターに行くこともなく糸もいつしか取れ今ではどこにボールがあったかもわからないくらいきれいに治りました。

何度か病院シリーズ(シリーズっていうほどでもないけど)書いてますが、本当にこの国の子供ドクターは素晴らしいです。皆さんとても優しくて明るくて子供を扱うのが上手です。

今日も読んで頂きありがとうございます?

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About the Author: ユニごん

大阪出身在英25年。ティーンの子供2人のお母さん。愛犬ダップーに癒される毎日。

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