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我が家のクリスマス支度~おうち編
またまたこんにちは、あずきです。
ついに12月突入しましたね。師匠も走る師走(みんなイメージすること一緒)、なんだか普通の日なのになにか気忙しい。
頭のどっかに常にクリスマス支度のことを考えている部分があって、そんなちょっと浮ついた自分にカツを入れる今日この頃です。
さて、今日はクリスマス支度第2弾(第一弾はこちら)、おうち編をご紹介したいと思います。
ま、あくまで「あずきのおうち」、でしていることなので、あまり参考にはならないかもしれませんが。。。
Advent アドヴェント
始まりました、アドヴェント。
アドヴェントとは12月1日からクリスマスイブまでの24日の間のことをいいます。
テレビを付ければクリスマスのCMが、ラジオを付ければクリスマスの定番が。もう公然とクリスマスを口にしていい時期となりました。
あずきはi-player、その他ストリーミング系しか見ませんが、オンデマンドを開いてもクリスマス特集やら何やらで、やたらとクリスマスを目にします。
そう、12月1日から24日間、も~い~くつ寝~る~と~クリスマス♬ と1日1日を数えてクリスマスまでの間を心待ちにしながら楽しむ、というのがアドヴェントです。
それをさらに楽しむ方法が、アドヴェントカレンダー。
日本でも最近はアドヴェントカレンダーなど売り出されているようですね。
アドヴェントカレンダーの醍醐味はなんといっても毎日1つずつ開ける楽しみ!ですが、そのカレンダー自体もかわいいものがたくさん。
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こんな木箱に入っているものや
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ミニストッキングだったり
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小さなおうちだったり
おうちのデコレーションにもってこいの存在感大なタイプもあれば、中身が充実しているものも。
アドヴェントといえばLindtやCadbury、Kinderといった大手チョコレート会社の毎年お決まりのものから、
紅茶のティーバッグやコーヒー豆、ワインやジン、ウイスキーなどの小瓶、食べ物飲み物以外でも、LEGOやパズル、おもちゃまで。
おもちゃ系はDeAgostini(ディアゴスティーニ、よく日本のコマーシャルで見ませんでした?)のように24日分集めたら最後に完成するというような、ちょっとオタク、コレクター心をくすぐる商品なんかもあります。ディアゴスティーニと違うところは購入は一度でいいところですね。
いやーしかしちょっと見てみたら本当にいろいろあるっ!!
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クリスマスプレゼントに先駆けてこれをもらって1日1日を楽しむというのもアリですね!
我が家は今年Lidlでフェルト生地のトナカイさんのアドヴェントカレンダーを買いました。
でもあずきの息子、娘はいったんスイーツ、お菓子、チョコ等を見ようものなら自制心皆無な怪獣と化すので、一日頑張ったご褒美としてその日(というかあげる直前)に仕込みます。
クリスマスツリー
出しました?
あずき宅は先日の嵐でちょいと出窓上の屋根に問題が生じ、その部屋の壁に雨が漏るという事態になってしまい、ツリーを置く前に乾燥させる必要があるので、先週のチャンスを逃しました。今週末には!と思っているところです。
あずき宅では、「よし、ちょっとツリー、切りに行こうか!」と出かけます。
そう、切りに行きます。
あずき宅から車で15分、その名もクリスマスツリーファーム。
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田舎道を走ると突如現れる広大な土地にとんがり三角のツリーたち。ファームに着いたらいざ出発!クリスマスツリーの中に突進し、これ!という木を探します。
ここのファームは4種類のクリスマスツリーがエリアに分かれて植えられているんですが、なんせ1区画だけでも何千本という中から一番を探すのは至難の業!
15分くらい経つと同じようなツリーを見過ぎて、もうどれもこれも同じように見えてくるという症状が!
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大体見るのは高さと、隙間なく枝が伸びているか、左右のバランスはいいか、というところでしょうか。最後の方は「もうだれか決めてくれ~(泣)」と、毎年疲れが出てきた時に、辺りにある木の中から見繕って決める、というスタイルになっています。
で、決めたら、トラクターでその辺りをずっと回ってくれているファーマーさんに「これお願い!」と伝え、その場で切って持って帰るもよし、または目印を付けてまた用意が出来たら取りに来てもよし。持って帰るときは木の枝がまとまって運びやすいようにアミアミのストッキングみたいなのに入れてくれます。
ファームから来た木は切ってすぐそのままなので、香りがとってもいいんです。
おうちの定位置に木をセッティングしたら、ここからはデコレーションの時間です。ボーブル(Baudle、日本ではオーナメントと呼びますかね?)やライトを取り付けて、天辺に星を乗せて~、点灯!!
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ここまで来たらクリスマスムード満点です。
さてデコレーションといえば、
イルミネーション
どの町にも必ず一軒はある!すんごいクリスマスライトのおうち。皆さんの近くにもありませんか?
最初はクリスマス好きが乗じて毎年少しずつ付け足し、とかしていたと思うんですよ。でも最近ではCrazyを通り越してみんなが見に来るからチャリティに参加しているおうちもあるほど。あずきの近所にも家がクリスマスライトで覆われるご近所さんがいて、今年はCancer researchのチャリティへの寄付も募っていました。
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あずきは今のおうちを購入して住むまでは、
「いや、うちはそんなのしませんよ」派で、結構冷ややかな目で見てさえいたほどでした。電気代かかるやん、チカチカしすぎやねん!と。
それがまぁ我が家というものを手に入れると、これです!
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子供が小さいというのと、うちは新興住宅地なので結構みなさんかわいく飾り付けするのでちょっと波に乗った感もあります、はい。
あずきの主人はこういうおうちのイルミネーションにちょっとうるさくて、ライトは絶対暖色系。
寒色系のライトにブルーのライトも併せてというのもスタイリッシュで素敵だと思うんですが、寒色系のライトがどうも見るだけで寒い!らしいです(知らんけど)。
クリスマスを誰と過ごす?
あずきは結婚後すぐはクリスマスは主人の実家に数日泊まりクリスマスを一緒に祝っていましたが、家を買って引っ越ししたコロナの年2020年から我が家に招待するようになりました。
が、2020年ー準備をするも、直前で南ロンドン在住の義両親がエリアロックダウンになり、家を出られず、そして客が来られなくなった同士友達家族と一緒に祝おうと試みるも、その友達がコロナに罹り来られず、結局ご近所さんと特大七面鳥をシェアするという結果に。
2021年はやっとホストできたのはできたのですが、私は下の子を妊娠中、ちょっと頑張ってしまってクリスマス後風邪をこじらせました。
2022年、日本帰国でクリスマスDuty Freeに。
2023年、去年はまたまた我が家がホストし、義両親が何泊かする予定でしたが、なんと!あずき家コロナで撃沈!!でも症状はひどくなく、家族4人で静かながらものんびりなクリスマスを過ごせました。またまた直前での変更で、買い物なんかもプラス2で予定していたので、毎日ごちそうでした。
2024年の今年は、あずきの母が先週から日本から来ていて、クリスマスを一緒に過ごし、その後日本の正月に間に合うように帰っていく予定です。なので義両親は泊まらないのですが、うちの母にイギリスのクリスマスを体験させてあげたい!と少し気合が入っています。
あずき宅はまだクリスマスはこれ!というスタイルが整っていないので、毎年違いますね。でも南ロンドンの義両親はクリスマスにはホストをしない宣言をしているので、毎年基本的にはあずき宅がホスト、主人の姉家族が1日、弟家族が1日遊びに来るという形になりそうです。今年も姉家族と弟家族はやってきます。あずき家、イングランドのど真ん中でみんなの中間地点なのです、トホホ。
日本ではやっぱりお正月が家族大イベントなので、家族を持つと帰省プランを考えるのが大変だったりするのでは?
みなさん、頑張っていきまっしょーーーーい!
ホストするとなると考えるのが
クリスマスのメニュー
日本ではお正月のおせち(は大体決まってるけど)、こちらではクリスマスの日のメニューを何にするか。
皆さんはどうですか?
日本ではクリスマスはイブにスーパーで買ってきた骨付き肉をほおばり、クリスマスの日は特になく普通のメニューでした。日本ではイブが重要視されがちですよね。
あずきはまだまだ経験値が高くないのですが、2020年七面鳥(Turkey)、2021年ガチョウ(Goose)、2023年ターキーと、メインは鳥を選んでおります。というのは義両親がずっとターキーだったから。
郷に入りては郷に従え的なところがあるあずきなので、毎年だいたい決まって、鳥をローストし、添えるのは
ローストポテト
人参やいんげんといった温野菜
Brussel Sprout(芽キャベツ)
紫キャベツ(Red Cabbage)のスパイス煮
Pigs in Blanket(その他面白い名前のイギリス料理はこちら)
などなど。で、こんな感じ。
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でもちょっとただローストしただけでは物足りないので、とっておきの秘密兵器を利用していました。
それは、Waitroseの月刊マガジンに載っているクリスマスのレシピ!
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毎月その時期の旬の野菜や果物のレシピなどを取り上げてくれているマガジンなのですが、クリスマスは特に、これさえあれば全て丸っと解決と言わんばかりに、メインから副菜までのちょっとツイストのあるレシピを載せてくれるのです。
あずきは全部そのままというわけではないですが、その中のいくつかをピックアップして他と混ぜる、いいとこ取りをしています。
さらに有難いのは、作り置きするならこの工程まで、何日前までに作って冷蔵庫で何日持つ等の情報もあること。そしてクリスマス前夜、当日の段取りをタイムテーブルで案内!まさにクリスマスのお助け本という内容なのです。
去年も例にならってWaitroseマガジンよりメインのターキーのレシピ(確かソースはマデイラワインを使うとかで、ショッピングカートに入っていたマデイラの金額を見て主人の目が飛び出していました。アハハ。。。)、Redcurrent (赤カシス?)のソース、デザートのケーキを使いました。
あずきの主人はイギリス伝統のフルーツのぎっしり入った結構重い目のクリスマスケーキ、クリスマスプディングが大好きなのですが、そちらはあんまり子供には人気がなく、去年はスポンジのロールケーキ(ちょっとアマレット入ってたような。。。)を作りました。スポンジは巻き巻きするときに折れてしまい見た目はイマイチですが、味は◎でした!
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そして12月に入ったところで今年もレシピを楽しみにWaitroseに行ったところ、あったあった!まためちゃくちゃ豪華なケーキを表紙に持ってきたマガジンがありました!
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クリスマス特集は。。。なんとヨータムオットレンギのレシピ!これは期待できそう♡♡
で開けてみると、
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え、鳥ちゃうやん!
なんと!ローストビーフでした!!がーーん!!
いや、やっぱりクリスマスは鳥のレシピにしようよーーー。
といっても仕方ないので、おそらく今年はどなたかセレブシェフのレシピをオンラインで調べることになりそうです。
そーんな料理担当とは別のところで速やかに遂行されなければならないのが、
クリスマスカード
皆さんは書く派?書かない派?
あずきの主人はカード文化が根強く残るここイギリスで、カード文化を根強く残すイギリス人。毎年30枚くらいは出しているのでは?
日本の年賀状と同様、廃れてきている習慣かと思います。
が、「私ども、こちらで元気にやっとります」との生存確認と、「なかなか会えてないけど忘れてないよ!」というフレンドシップの確認で送っている人などもいて、まぁ年に一度のやりとりの人がいてもいいじゃないかと思っております。
それが、子供が学校、ナーサリーに行くようになって、もらってくるように。一生懸命書いた名前などを見ると、よっしゃ、うちも頑張ろうか、と、去年からクラスメイトと先生に書くようになりました。これも子供が携帯を持つようになると一瞬でなくなりそうですが。。。
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さらにさらに
クリスマスプレゼント!!
ブラックフライデーが終わったところですが、皆さん、もう手配は済ませました?
あずきは、、、まだです、勿論!
まだ姉家族、弟家族(義理)から子供達のプレゼント希望リストも来ていない!うちの子供のリストも送っていません。
まだリストを送るシステムにしたのでスムーズに遂行できそうですが、数年前までは「お任せ」の人には何を買っていいやら!
結婚生活が長くなるにつれ、毎年何をプレゼントしたらいいのか微妙になってきます。あずきと主人は完全に実用性重視のプレゼント選びで、去年はコーヒー豆を挽くところから作るコーヒーメーカーを購入。あとは必要な冬物の靴下など、普通のショッピングと何ら変わらないものをあげあいました。
最近はア〇ゾン等の便利な会社を利用しワンクリックでプレゼントを届けられてしまう時代ですが、それでも会って渡せる人に必要なのは、
ラッピング!
1年でセロテープとはさみがこれほど活躍する時期はないでしょう。
この人も言ってます。
最後にあずきが去年試みた、にも関わらずなんと2日目にしてすっかり忘れていて断念してしまったものをご紹介。
The Elf on the Shelf( いたずらエルフ)
クリスマスのエルフといえば、サンタクロースから遣われ、子供達がいい子にしているかをサンタクロースに報告するスパイ!のような存在なのですが、やつらも暇を持て余してイタズラをやらかす、というもの。
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これは子供達に楽しんでもらえる!と去年華々しく12月1日に登場したものの、初日にも関わらず次の日に向けて夜に仕込むのを忘れ、2日目は登場せずにいつしか私のクローゼットの奥に隠されることになってしまいました。
こちらはなんとふわりライターのくりのしんさん家のエルフさん。
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トホホなことにあずき家では今年は登場すらしませんでしたが、来年は、もしかしたら、何日かはあずき家にやってきてくれる、かも?
本当にみなさんお疲れ様です。
そしてこんなに長くなっちゃった今回の記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
なんとかこの師走を乗り切りましょう☆
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