ストレスは笑い流そう!コメディのススメ

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

皆様新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

クリスマスにお正月に、お疲れ様でした。

のあ~と~の、1月、皆さんどうお過ごしでしょうか。

1月って新しい年の始まりということで、ダイエットを始めたり(C25Kについてはこちら)、クリスマス、年末の反動でDry Januaryを決意したり、Veganuaryなんてのもありますよね。

VeganuaryはVeganとJanuaryを合わせた言葉で、1月はヴィーガンで食物性の食べ物のみを摂ってみよう、プラントベースのダイエットを!というキャンペーンから始まり、スーパーなども推奨してそれ用のレシピや商品を紹介しているところもあります。

そんな1月ですが、あずきの誕生月でもある1月。なんだか最近はこんな流れもあり、地味~な雰囲気が漂いますよね、1月。

さてさて、あずきはこれまでも書いてきましたが、子育ての真っ最中。

外ではシャイだけど優しく穏やかな息子5歳半と、下の子根性丸出しの気の強い天真爛漫な娘もうすぐ2歳と毎日ドタバタしております。

最近は魔の2歳児の本領を発揮している妹とそれに手こずる親を見て、息子が「これ、僕もやりたい」とか思ったのか、「これ使えるやん」と気づいたのか、はたまた学校で疲れて帰ってきての反動なのか、理由は様々かと思いますが、

魔の5歳児になってる。。。

一緒に仲良く遊んでいるかと思いきや、それが続くわけはなく、兄妹でのおもちゃの取り合いは当然のように起こり、

「ママ~、☆☆がたたいたー。」「ママ~、◆◆がシェアしないー!」から始まって最終的に「ギャー(泣)」。

はぁ~っ。どっか行って一人になりたい。。。

ま、そんなことはできないので(たまにちょっとママトイレと言って長めのトイレ休憩をとります)、寝かしつけを終えた頃には

どーーーーーーーーんと疲れが。。。

でもこちらの冬時間のいいところは、日暮れが早い!イコール、子供の寝る時間が早くなる(早く眠くなる)ところ!(個人差あると思いますが)

なので夜8時にはフリータイムが始まります。いや、これでも遅いって?

私の疲れた時の過ごし方といえば、

1.カラオケに行ってひとしきり歌いまくる。

2.感動の映画を見てひとしきり泣きまくる。

3.一人旅に出る。

4.美味しいものを食べる(食べに行く)

とこんなところだったのですが、今現在、

1.カラオケない

3.まだベッドタイムにいないと無理だから泊まりは無理、1日夫に子供を預けて外出したとしてもアフターマスのような家事の”か”も終わっていない家に帰ることになり逆に疲れる。

4.歳とともに代謝が悪くなり太りやすいので食べすぎ注意。

という感じで簡単にできるのは2の泣ける映画を見る、なのですが、

最近どうも泣くのも体力が必要だなと感じてきて、、、

軽いエンタメを求めるように。

以前からこっちのコメディはよく観ていました。なぜならあずきの夫はコメディかノンフィクションしか観ないから。

私の専門はどちらかというとクライムサスペンスのように画面にくぎ付けになるように見るタイプのドキドキものなのですが、夫は血を見るのが嫌で、殺人事件の流血の現場シーンなどを見ると、夢に出てくると嫌だからとそそくさと部屋を出て行ってしまいます。(小学生か!

イギリスに来て最初の頃はコメディを見ても何を笑っているのか微妙についていけないこともあり、会話が複雑なものは見ても面白くなく、

でもそんな私でも楽しめたのはこれ。

Miranda

男性顔負けの長身でそれがコンプレックスとなり男性関係はからっきし駄目なMiranda。そんな自分を抜け出そうと色々試みますが、生まれながらの不器用さと勘違いで何かとハプニングをやらかしてしまう。学生時代に好きだったGaryが近所のレストランのシェフとして働き始め、その恋の行方も気になるところながら、毎度登場する個性豊かなキャラクターも外せないポイント。

早口での会話シーンになると聞き取りが難しかった時代、Mirandaのイギリス南部のミドルクラスの英語は聞きやすく、ずっこけたり服をドアに挟んで破ってしまったりとフィジカルでわかりやすく笑えるコメディでした。

主役の女優さんであるMiranda Hartの自叙伝的なエピソードで綴られているMirandaですが、このMirandaさん、去年なんと51歳で結婚されました。

ドラマとはまた違う展開のようですが、おめでたい!

このMirandaのような、大体30分くらいのコメディをよくSitcom(シットコムって書いているのを見るとちょっとざわつく。。。Shitじゃないですよ)と言いますが、SitcomとはSituation Comedyのことで、主な舞台、キャラクターが決まっていて1話完結、時間も30分程度と短いものが多く、気軽に見ることができます。

息子を出産して右往左往している時期、授乳時や腕の中で寝てしまってベッドに寝かせれば泣かれる、なんて時のお供になってくれたのが、

The Letdown

こちらはオーストラリアのドラマで、まさに出産直後のママが手探りでママとなっていくところを描いたドラマです。町の子育て支援グループに参加するところから始まり、ちょうどNCT(National Childbirth Trust)のペアレントトレーニング教室で知り合ったママ友たちと観た感想を話したりしていました。主人公やそのママ友に降りかかる出来事がまるで自分事のようで、本当に観るべき時期に観たドラマでした。

最近、子供が少し大きくなってきてから楽しめるものに、

Motherland

子育てに奮闘する親の話だけど、潔いくらい子供に全くフォーカスしないドラマです。

バリバリ働くママですが、毎日てんやわんやで疲れ切っている主人公のJuliaは、思ったことをズバズバ言って少々嫌われ役のシングルマザーLizと、これまた他のママから敬遠されているちょっと空気を読めない残念なアットホームパパKevinと仲良く、対してお金持ち、おしゃれで自信満々、全てにおいて自分はパーフェクト、他のみんなを見下すAmandaやその取り巻きと関わっていくのですが、それがまたダメダメであっちゃーとなったり、でも共感できるドラマです。

やめときゃいいのに見栄を張って子供の誕生日パーティを開くと言ってのけたにも関わらず、当日、子供の調子が悪く、それでも後に引けずパーティを決行してしまい散々な結果になったり、手伝いに来てくれたはずの義両親が全く助けにならないどころかさらに面倒なことになったり。。。

このドラマは今でもたまに「あ、あのエピソード見たい!」と思い出してみて笑います。

最後に、ずっと気になっていたけど初めて今年の年末から見始めて一気にハマった、

Outnumbered

Brockman家は父と母と子供が3人、子供に数で上回られている(outnumbered)そして、色んな面で上手を取られているドラマです。

今までなんでみていなかったんだ、もっと早くに知りたかった!と思うほど大ハマりしました。

何といっても見どころは子供の演技。びっくりするくらい自然な演技は、台本を暗記させない手法を取ったからだそうです。

11歳でセカンダリースクールが始まり、いじめられているのでは?と心配する両親をよそにそっけない態度を取る兄弟の中では一番まともな兄Jake、

8~9歳?だと思われる次男Benは、喋り出したら止まらない、何をしでかすか予測不可能な”変な子”で、学校でも問題児。

5~6歳のKarenはその年にしては頭が切れる女の子ですが、どんなことに関しても質問せずにはいられないタチで、毎度のように大人を困惑に陥れます。

2007年から2011年まで続いて毎年放送されていて、子供の成長もあり、それに伴って家族も変化し、家族を囲む周りの人も変わり、シリーズが続くにつれて、見ているこちらも家族のような気持ちにさせられる、みんな愛すべきキャラクターです。

子供が大きくなってからはたびたびクリスマススペシャルで再結成され、このクリスマスには前回から8年を経てのスペシャル。みんな大人になってるー!!涙

大丈夫なのか、この子達、、、と思われていた子供達もしっかり立派に成長していて、感慨深いラストとなりました。

何が面白くてハマるのかって考えてみたんですが、

まず、もちろん演技が素晴らしい ー 日常にすっと入っていけるような自然な演技、役者さんたちのレベルの高さが伺えます。

そして大きいのは、ありのままが描かれているということ ー キレイ事ではなく、人間の汚い部分やダメダメなところがそのまま見えます。でも、だからこそ「うんうん」ってうなずけるし共感もできる。

日本のドラマでそういうのないよな、、、って思いませんか?

子育て、日本ドラマで検索すると、まぁ色々と出てくるんですが、大体は、感動物語、泣ける家族モノといったものばかり、色々問題はあるが、それを乗り越えて絆が深まっていく、だとか、キレイにまとまって終わるんですが、何となく現実とは遠いな、と感じてしまいます。

日本のドラマで、子供がうざい、子育てが面倒くさいと思ったり、さらにそれを笑いに変えてコメディにしてしまう、なんてことはもしかしたらタブーなのでは?と思います。でもイギリスは特に、センスオブユーモアを誇りに持っている国。シリアスに考えないで笑って受け流そうよ!という気風が強いのかもしれませんね。

あ、そういえば、宮藤官九郎の「不適切にもほどがある」は、バリバリの昭和親父でカッコ悪さも駄目さもにじみ出ているドラマで、大笑いしました。ああいうドラマがもっと増えて笑いが広がるといいなーと思います。

ということで最近は専門だったはずのクライムサスペンスはさっぱりご無沙汰のあずきですが、引き続き子育てコメディを観てガハガハ笑い、現実を笑いとばしてストレス発散していきたいと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた。

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About the Author: あずき

経理ママときどき教師 在英12年、イングランド中部で子育て真っ最中。Logicalな仕事から完全にillogicalな子供達の元に帰り、毎日ハゲそうです。

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