2020年上半期ふわり人気記事第5位!緊急!コロナウィルスによる差別行為被害報告(イギリス編)

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こんにちは。ジゴロッキーです。今週はふわりいぎりす2020年上半期人気記事ランキングトップ6を紹介ということで、こちらの記事がおかげさまで5位に選ばれました。2020年2月12日の記事です。いまだにコロナパンデミックの猛威は衰えを知らず、人々に恐怖を与えています。そんな中でコロナ発生時にアジアから始まったということで差別を受けたイギリスにいるアジア人の話です。今となっては欧州の方が影響が多すぎて、その後、逆に日本が欧州からの観光客を制限するようになります。いずれにせよ、これはもう世界中の問題なのでどこの国を差別するとかの問題ではないですね。

それでは記事をお楽しみください。

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コロナウィルスによる被害といっても感染者の報告ではありませんので、予め御了承ください。

本日は2020年始まりから世界中で大きな問題として取り上げられているワクチンの見つかっていないコロナウィルスによって、差別被害を受けている情報が、ここイギリスでも入ってきているので、知り合いから聞いた情報だけで報告させていただきます。

まずどんな人が差別を受けているかというと、基本的にアジア人風に見える人間が対象の的になります。病気の発症した土地が中国でその周辺で急速に感染者が増えているということだからでしょう。

それでは被害報告(知り合いの発言)をしていきたいと思います。以下のリストの内容すべて主語はアジア人風の人々なります。

1 .私が電車の中で2人座りの席の空いている片方の席に座ろうとした時、そこに座っていた人が「私の隣には座らないで欲しい」と明かに言ったそうです。

これは訴えられる行為です。その人は国別で判断したようで、実際に話し合って、ウィルスの発症国ではないと判断して丸く治ったそうですが、発症国の人に対して失礼な行為であることには変わりありません。

2. 私は医者です。ところが患者からの質問で受付が聞いたところによると、「この医者はちゃんとコロナウィルスにかかってないか検査を受けているのか?そうでないなら診断を受けることを拒否したい」と申し出があったそうです。アジア人の医者ということで、警戒されました。

3. 学校の生徒が作ったリストに私が入っていました。その生徒が書き上げたリストの題名が、「近づいてはいけない生徒」。アジア人の生徒の名前がずらりと書かれていたそうです。

これも訴えられてもおかしくありません。そして、コロナウィルスの状況をまだ何も知らない子供ならどうしてそんな差別を受けるのか理解に苦しむでしょう。

4.学校の全校生徒向けのレターに「以下の国への渡航歴が直近ある人は登校をしばらく避けてください。」とのお願いメール。その国リストが広範囲に広がっていて、我が日本も入っていた。

これを見た子供たちは親がアジア人と言うだけで差別を受けかねない。ましてや、学校全体に送られるレター、その数は少なくとも300枚。そして被害を受けるかもしれないアジア人家族は全国でものすごい数でしょう。

私みたく日本で育ってイギリスに住み始めたもので、長く住んでいれば、それなりの差別行為は受けたことがあるので理解はできるのだが、こっちで生まれてイギリス人だと思っているアジア人家族の子供に、これを理解させるのはそう簡単ではない。そして差別によって傷ついた気持ちはそう簡単には癒せない。

とにかく、特に子供たちには差別されて欲しくないし、早くこの問題が解決して欲しい。

予想だと夏ぐらいまで長引くそうで、しかも、もし年末まで行くと再発する粘り強いウィルスだそうです。

とにかく早くワクチンが見つかることを願います。

そして、ある西の大国ではインフルエンザで年間10,000人以上が死亡します。今回のコロナウィルスだけが注目されがちですが、インフルエンザのそういった状況も把握すれば、それほど驚くことではないのかと思います。

あなたの国ではコロナウィルス騒動によるどんな差別被害を受けていますか?ぜひシェアしてください。


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About the Author: ジゴロッキー

2001年よりロンドンで活動。夢は悟ること。国籍日本。解決方法:時間。

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