クレタ島(ギリシャ)おすすめスポット10選
地中海に浮かぶクレタ島
ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶ同国最大の島。古代ミノア文明が栄えた土地で、クノッソス宮殿をはじめとする多くの遺跡を持つ。また、温暖な気候や自然景観から地中海の代表的な観光地でもある。クレタ島は島全体で、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)を構成する。首府はイラクリオ(イラクリオン)。(ウィキペディア クレタ島)
今回はクレタ島の西部にある第2の都市ハニアを中心におすすめスポットを紹介していきます。
クレタ島の第一印象は?
ヨーロッパ最南端で東にはトルコが隣接するギリシャですが、治安はそれほどひどくなく、街の人は観光客のために英語を親切に話してくれます。
レストランの1品のボリュームが結構あるのでスターターとメインを頼むときは多すぎないように気をつけるとよいでしょう。
スクーターにはヘルメットなしで飛び乗って交通規制は緩いようですが、主要道路3〜5km起きにスピードカメラは設置してあります。
高級車の数は少なく、車検は絶対に通らないだろうなと思われるぐらい古びた車も走っていて、全体的に車のスピードは遅いです。
島民の生活は子供だけで外に出て、ひと昔の様子を思い浮かべさせられます。
ギリシャ料理はサラダを始め、お肉、お魚にオリーブオイルをたっぷりかけて美味しく、ネットに載っていなそうな家族経営と思われる小さなレストランでもとても美味しいです。
たくさんの猫、羊、山羊を道路で見かけます。羊の大群が道路を塞いでしまうこともあります。
トレッキングで素晴らしい景色が見れるので、山登りの靴を用意していくことをおすすめします。
ハニア空港
ハニアの市内へは15分ととても便利な場所にあります。空港でレンタカーを借りて移動することをおすすめします。レンタカーを借りる際に必要なのは免許証、パスポート、クレジットカードになります。車の乗り出しの際にすでに車に傷が何箇所あるか確認して紙にサインする必要があります。
クレタ島の宿
市内にはホテルが見掛けられますが、豪華ホテルはあまり見当たらず、一軒家をBooking.comで探してみるのもよいでしょう。改築をして床が石のタイルでできた素敵な家が見つかるかもしれません。市内のホテルより広くて値段も安くファミリー向けです。
ハニア旧市街 (Chania)
クレタ島第2の都市ハニアにはカラフルに壁が塗られた建物が海沿いに並び、観光客で賑わう港街です。レストランにはお昼から大勢のお客さんがワインを飲みなが日差しを浴びてゆっくりとした時間を満喫しています。ここクレタ島にはポーランド、ドイツ、アメリカの観光客に人気で、美味しい食べ物と太陽の光を求めて南ヨーロッパまできている様です。
インブロス峡谷(Imbros Gorge)
岩山に囲まれてトレッキングコースで、途中、岩の幅が2メートルまで狭まり、高さは300メートルほぼ垂直にそびえ立つ岩山を目の前にしながら2時間ほど歩きます。次々と現れる大きな岩に歴史を感じ、岩と岩の間から太陽の光が差し、幻想的な世界に吸い込まれるかのようにウォーキングを楽しむことができます。
往復で4〜5時間かかりますが、片道ゴール地点でタクシーのサービスがあり、5ユーロでスタート地点まで連れて行ってくれます。ピックアップトラックで荷台に乗せられる場合もあります。ギリシャならではのタクシーです。
コモリシ砂丘 (Komorithi)
Komolithi砂丘は、ハニア市から約35 km離れた、クリエイトの西側にある地質学的現象です。
奇妙な形の砂丘は、何百年にもわたって下にある柔らかい粘土質の土壌が侵食されたために作られました。
それは他のどの創造物とも異なり、非常にユニークで印象的な現象であり、驚愕させられるに間違いありません。
バロスビーチ (Balos Beach)
車で砂利道の道路を1時間運転、丘の上から45分急斜面を降りてたどり着くのがバロスビーチ。丘の上から見えるビーチはしばらく眺めていたい風景です。この奥地に広がるビーチはピンクビーチとも言われています。特徴的なピンク色は、底生有孔虫と呼ばれるカキのような微生物によるものです。 有孔虫は海に生息する小さな殻のある動物で、さまざまな岩、サンゴ礁、洞窟の下にいます。奥地でアクセスが悪いにもかかわらず、シーズンには大勢の人で賑わいます。
爬虫類・両生類ショップ (Reptisland)
蛇、カメレオン、オオトカゲを実際に触れる貴重な体験ができます。亀が床を自由に歩き回っている様子はとても愛嬌があります。写真撮影も自由で、動物たちとの貴重なワンショットが撮れるでしょう。
クノッソス宮殿 (Knossos)
ギリシアのクレタ島にある青銅器時代最大の遺跡。ミノア文明下で、儀式や政治の中心であったと考えられている。宮殿の一辺は160m以上あり、部屋は1200個以上、部分的には4階建ての建造物すらもあったとされる。後のミケーネ文明のものを遥かに凌ぐ規模を持つこの宮殿の最大の特徴は何よりも中央広場で、この広場とそれを囲むようにして重要な施設が配置されている宮殿の構造は、高度な官僚機構と強い王権の存在を示している。また、巨大な倉庫を備えていたのも重要な点で、ここから宮殿が支配領域内の物資を集積して再分配する機能を持っていたと考えられている。(ウィキペディアクノッソス)
紀元前7000年頃から人が住み出して紀元前3000年頃には栄えていたというこの遺跡を訪れると歴史を感じることができます。
プレビリビーチ (Preveli Beach)
別名パームツリービーチとも言われるこのビーチは駐車場から丘を30分ほど降りていきます。そこに広がるビーチには山から流れてくる川が海と合流する地点であり、川沿いには両側にヤシの木が並んでいます。川沿いを歩いて30分程度の散歩コースもあり、ヤシの木に囲まれながら川の流れる音を聞いて心安らげます。
エラフォニシビーチ (Elafonissi Beach)
ピンクビーチで有名なここエラフォニシビーチでは浅瀬が続き、ピンクの砂浜と濃い青色の海の景色を楽しむことができます。島の最西部に位置するこのビーチでは海に沈む夕陽を見ることができます。
アギアイリニ峡谷 (Agia Irini Gorge)
片道3時間のトレッキングコースとなります。岩山に囲まれて川沿いを歩きます。途中、橋のない川を渡ったり、手を取り合って歩かないといけない場所もあります。山登り用の靴使用をおすすめします。ゴール付近ではタクシーのサービスがあります。上級者であれば往復6時間のトレッキングも可能です。
レティムノ港町 (Rethimno)
ギリシャのクレタ地方のレティムノ県の県都であり、人口は40,000人である。レティムノは古代都市リティムナ(Rhithymna)とアルシネ(Arsinoe)にあたる。古代には独自の硬貨を鋳造していて、今日ではその硬貨の一つである、2頭のイルカが彫られた硬貨が、レティムノの市章に描かれている。(ウィキペディア レティムノ)
海岸沿いから離れて商店街に一歩踏み入れると、車が通れないほどの地中海式建築の家で囲まれた細い道を大勢の観光客が賑わう港町。路上に用意されてテーブルと椅子にお客さんたちは昼間から座り、ワインとギリシャ料理を満喫しています。お土産屋さんもたくさんあり、旅の終わりに寄ってお土産を買うのもよいかもしれません。
まとめ
忙しい毎日を過ごしていていると、ギリシャのクレタ島に来た時に時間が少しゆっくりに感じます。古代の遺跡、綺麗な砂浜、街を行き来する島民を見てクレタ島の雰囲気を肌で感じると、ちょっと落ち着いた気持ちになります。ぜひ、クレタ島に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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