天使になったあなたへ
どーも、たまさぶろうです。
今日は6月8日月曜日。息子は今日から学校再開です。久々の学校生活を、ソーシャルディスタンスを取りながらですが楽しんだ報告が聞けるのを楽しみにしています。
さて6月8日はたまさぶろうにとって、とても大切な日です。私の、「2つ目の誕生日」と言ってもいい日。
お空にいる天使になった息子に宛てた、とても個人的な手紙です。いつも心の中にそっとしまってある想いを、お誕生日に合わせて少し出させてください。
14年前の今日、あなたは「はじめまして」のかわりに、「さようなら」を告げ、私の元を去っていきましたね。
突然の出来事で、心の一部を引きちぎられた私は、色を失った世界でしばらく泣いて暮らしていました。とても辛く悲しかったし、あなたが私の元を去らなければならなかった理由を知りたくて、自分を責め周りを責め、弱い母でした。
そんな弱い母の為に、あなたは少しずつたくさんの強さを与えてくれました。
不妊治療の間、あなたに似た弟か妹に会えることを励みに、辛い治療を耐えることができました。
あなたの弟や妹が怪我や病気をしたとき、いつも「守ってあげて!」とお願いをし、不安を和らげてくれました。
飛行機が苦手な私は、いつもあなたの写真をお守り代わりに持ち、いつも一緒にいてくれました(今でも)。
子育てで壁にぶつかった時、あなたとならどんな風に乗り越えたのだろうと想像し、逃げ出さずに向き合ってきました。
お父さんとうまくいかないとき、あなたの存在が私たちをより強く結びつけてくれました。
死にたいくらい辛くなった時、まだあなたの分もちゃんと生きられてない、と自分を奮い立たせてここまで来れました。
今まで、本当にありがとう。
あなたのイヤイヤ期も反抗期も成人した姿も見ることは出来ません。でも、大丈夫。あなたから繋がった命が、弟へ妹へと繋がっています。小さい妹も、あなたのことを「大きいお兄ちゃん」と理解して、恋しがっています。
リビングの真ん中に飾ってあるあなたの写真は、いつも家族を見守っていてくれています。あの頃の弱かった母は、少しは強く、毅然と立っているでしょうか。自慢のお母さんだと思ってくれるでしょうか。
あなたが存在してくれた事、今までもこれからもただただ、「ありがとう」と伝えます。
私をお母さんにしてくれてありがとう。
14年の月日は長いようで短かったです。あの日の出来事は、今でも昨日の事のように鮮明に覚えています。日々の暮らしの中で、心の痛みは少しずつ和らぎ、泣くことも減ってきました。ですがあの痛みがあってこそ今の私なのだと、今は思えます。
たまさぶろうの個人的な呟きにお付き合いくださり、ありがとうございます。
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