部活動から考えさせられた教育方法
こんにちはジゴロッキーです。
引退
いや〜大物野球選手の引退はグッときましたね。彼と同じ時代に野球をやって育った私は、いつも彼の活躍を見て、自分も頑張ろうとモチベーションを保ってきました。
彼が引退したら「自分も引退かな?」と思っていましたので、って何から引退するのかは意味不明ですが、なんとなく人生の分岐点のようなものを感じます。
子供の頃
彼の幼少の頃の話題でよく耳にするのが、父親と毎日のように通ったバッティングセンターの話です。
この時点で涙が出そうないい話ですね。
私は9歳ごろから地元の小学校に所属している軟式野球チームに入り、その後高校3年まで10年間野球を続けました。
正直自分の父親にバッティングセンターに行こうなんて誘われたことは一度もなく、この話を聞くだけで、羨ましく思いました。
しかし子供からしてみると、毎日継続してバッティングセンターに通ったら、嫌な厳しい父親と思い反抗しながらボールを打ち続けた時期もあったでしょう。
継続すること
ここで重要なのは父親にとっても、子供のとっても、「継続する」ということではなかったのではないでしょうか。
人生辛いことがあって諦めてしまうことが多くあると思います。もちろんストレスを抱えて病気などになってしまっては本末転倒ですが、続けられるのであれば、続けることが成功の近道だと思います。
「継続して成功を収める。簡単そうで簡単ではない。」よく耳にする言葉ですが、本日は私の少年の頃の野球部活動で感じたことを述べたいと思います。
スパルタ教育
最近の学校の部活動のシステムでは、30年前のスパルタ教育的な部活動を信じられないと思いますが、どんな状況だったかと野球関連で言わせてもらうと
練習中は水を飲むな、座るな、声を出し続けろ、移動は歩くなとこういった制限がありました。これが夏休みともなると午前中4時間、午後4時間と水分補給ができない休憩なし状態でした。
トイレに行くふりをしてトイレの水道水を飲むと、帰ってくるやいなや、ツバをはかされて唾液の色チェック(水っぽいと叱られました。)がありました。
試合の結果の個人打撃データを集めたり、走る速さ、投げる距離などの能力把握などよりも、どれだけこの厳しい練習に生き残るかということだけを念頭に日々部活動に励んでいました。
もちろん休暇などありません。365日、雨が降っても、校内の廊下でダッシュ、筋トレ、階段登りなどでした。
家族旅行なんて考えたことはなかったです。
才能に気づく
プロのスポーツ選手になる上で、大物プロ野球選手のように才能に気づき、継続できる人間はほんのわずかです。私は高校に入った時点で、チーム内である程度レギュラーの座は維持していましたが、プロになるには無理と判断して、1年休学してアメリカ留学プログラムに参加しまた。
そして帰ってきてから、高校野球最後の夏を迎えましたが、プロにはならないと決めたので気持ちはすっきりしていました。
私のチーム内ではプロを目指してスカウト人にアピールするチームメートもいましたが、結局プロに行けた人はいませんでした。
野球を捨てる
高校の部活が終わった瞬間に、野球を捨てました。プロになるというのが小さい頃の夢だったので、それがまずなくなったということで、ここで私の中では引退だったのかもしれません。
しかし10年間の野球に費やした時間を考えると、どれだけ家族の時間を犠牲にしたか。もっと勉強もできる時間が持てたのではないかと今思うと後悔するところもあります。
何が大切なのかを教えてあげる
しかし子供にその時間の貴重さを認識させるのはほぼ無理です。そこは経験のある我々大人が教えてあげるべきだと思います。
彼の父親はそれがわかっていたのだと思います。自分の子供に何をやらせるべきかを考えて、そこに全力を尽くす。そして続ける。
子育てをする上でこれはものすごく難しい判断です。
がむしゃらにやった部活動で、得たものも多くあると思います。忍耐力や団体結束力。何が無駄で何が有効かは、経験してから気づくものです。
今自分がこうやって子育てをする中、自分の経験を生かし、正しい道を子供に開いてあげるのが親のやるべきことだと思います。
もちろん自分自身の人生も楽しみたいと思っています。そこに家族ができ、個人の問題以外にも、その他の家族メンバーのいろいろな問題が生じると思います。家族を持って幸福を得ようと選んだのは私自身。それとうまくやっていくことが幸福の近道ではないでしょうか。そして子供の成長を見て楽しむのも、自分の楽しみであることに気づきました。
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