ふわりとフラワーアレンジメント

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

本場英国式フラワーアレンジメントの体験レッスンのお誘いがありました。

 

「えーーー、そんな悠長なことやってる時間ないねんー」

「いやいや、かっさかさのあんたの毎日には潤いが必要や!」

と脳内葛藤の末、いや、ほんとはこんなチャンスは滅多にないので、結構ワクワクと行ってまいりました。

 

 

場所は、コベントガーデンのとなりで開講されているThe Covent Garden Academy of Flowers です。コベントガーデンはかつて映画「マイ・フェア・レディ―」の舞台にもなったフラワーマーケットだったところ!今じゃたくさんのおしゃれなお店が並ぶ界隈です。(アカデミーの詳細はこちら!

 

わたくし、実は日本で生け花を習っていたことがございまして、主催者に「フラワーアレンジメントは初めてですか?」と聞かれて「はい!でも生け花はやってました!」「じゃあ、初心者ではないですね」「てへへ…」みたいな感じだったのですが、レッスンが始まって思いました。生け花をやってて役立った知識、それは「切り花を生かしておくには水がいる」これだけなのではないでしょうか…

 

 

生け花の場合、何年通っても満足な形にはなりませんでしたが、今回はたった一回の半日レッスンで「なんかわたしできるやん」って思ってしまった。もちろん追求すると底なし的に奥深いのでしょうが、ある程度の形を教えてもらったら、あとは花材を揃えるだけでなんだか家でもできそうな気がするんです。ただ、レッスンでは豪華な花材をふんだんに(でも無駄のないように)使わせてもらえるので、同じようにはできないかもですが、自宅の庭やその辺(笑)に生えてる木や葉っぱでも結構使えるってことも学びました。

 

それもこれも先生のおかげ!レッスンはチャールズ皇太子の奥様、カミラ夫人も教えを請いに来たというジリアン・ウィーラー先生他、実力派講師陣によるもの。なんか、怖い感じのイギリスのおば様だったらどうしよう、とびびってたのですが、なんのなんの、皆さん優しくて、とっても気さくで、しかも英語が聞き取りやすい!(これ大事)

それでも、日本から本場のアレンジメントを学びに行きたいけど、英語が不安だわ、という方には通訳もつけてもらえるそうです。おすすめは日本人向け1日クリスマスコース!レッスンの詳細はこちら!

 

クラスで作った作品(↑見て見て!)は、オアシスごと家に持って帰ります。ジリアン先生は、生けた後のお花の飾り方のアイデアもたくさんお持ちです(本も出ている)。それにならって家で飾ってみたら、不釣り合いなほど、そのスポットだけがとってもゴージャスに!

そこにいてくれるだけで、気持ちが豊かになり、風水までいい方に変わり(たぶん)、仕事もはかどる気がしていたのですが、やはり生花ですから1週間を越えたくらいからだんだん萎えてくる(泣)…。もったいないから、このままドライフラワーとして放置(!?)も考えたのですが、2週間ほどしてさすがに夫に「これいいよね、捨てるよ」と言われたときには何も言い返せませんでした。

カサカサの日常に戻る前にお花を買いに行かなくっちゃ。


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About the Author: ちこちゃん

南ロンドンに住んでもう20年が過ぎてしまいました。来た当初に経験した愕然としたこと、怒りに髪の毛が天を突いたことなどがすっかり標準化してしまった今日この頃。日本人としてのアイデンティティを失わないよう頑張っています。

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