断食しました。失敗しました。
おはようございます。一家全員オミ明けのスメラルダです。
毎日寒い朝が続いていますね。 私はチビの学校の通学のために、朝は車のフロントガラスの氷をアルコールスプレーにて解かすことから始めます。
引っ越しをする前の家のフロントガーデンには大きな木が何本もあって霜や風から車を守ってくれていたのでどんなに寒くても凍りつく心配はしたことなかったのですが、今は結構大変です。
コロナ騒ぎが始まった頃購入したアルコールが大量にあるので凍りついたフロントガラスには薄めて使っています。
ちょうどボリス首相からイングランドのコロナ対策のための規制プランBを解除すると発表もあったので、今後は大々的に使うことにします。 ちゃんと薄めて使わないとワイパーのゴムの劣化が早まるのでそこは要注意ですが。。。
今回お話ししたいことはタイトルのまま。
断食して、失敗したお話。
まず断食をしようと思った経緯から・・・・
昨年の6月くらいから、「デトックスしたい」という相談がちらほら。。
自然療法の勉強をしているので、不調の相談は定期的にくるのですが、効率的にデトックスしたい、というのは去年多くなりました。
そこでデトックス(解毒)についていろいろ調べ始めました。
インターネット上にはその手の話が溢れていますよね。
放射性物質の解毒。最初に目を引いたのはこれ。 ワカメのお味噌汁。それを見て思い出したこと。。
10年くらい前にスーパーで娘のパパ友とばったり合いました。彼が手にしていたのは日本食材メーカーのClearspringのインスタント味噌汁の箱。 へええ・・お味噌汁(味噌スープ)食べるの?と聞いた私に教えてくれた話。
1986年のチェルノブイリ原発の事故の時に放射性物質の解毒をする、原爆症を抑える方法として味噌を食べること、味噌汁がウクライナで一大ブームになったそうです。
その情報は原爆による日本の被曝体験が書かれた本でした。
1945年8月9日。長崎に原子爆弾が投下された際、爆心地より1.4kmにあった病院で被曝した秋月辰一郎医師の記録。
「私と一緒に患者の救助や治療にあたった従業員に原爆症が出ない原因の一つは『わかめの味噌汁』であったと私は確信している」この一文がある著書『長崎原爆記―被爆医師の証言』は、ヨーロッパ諸国で翻訳され当時のウクライナでも注目されたそうです。
2011年の東日本大震災による福島第一の爆発で放射性物質の解毒法を必死に調べた時にこの内容を知ったのですが、まさか欧州で秋月医師の体験が生きているとは衝撃でした。
パパ友はチェルノブイリの事故以来、お味噌汁はほぼ毎日欠かさないと・・・
感動???
(ワカメは甲状腺に溜まりやすい放射性物質を新しいヨードに置き換えるために多く摂取するという意味で具材として推奨されていたようです)
付け足すと、その後の日本の研究で、放射性物質の影響を最小に抑えられる味噌の食べ方は、被曝以前に食べておくことが効果的だということなので、普段からお味噌汁が身近な和食はかなり心強い食文化ですね。
欧州大陸は原発が何十機とあります。フランスを中心に原発銀座。 何があるかわからないので、普段からお味噌は子供たちに食べさせたい食材だと実感します。
さて、解毒についてさらに調べていくと、とても興味深い記述を見つけました。
「カネミ油事件」と有効だった解毒方法。
*カネミ油事件についてはお手元のツールでググってください。
汚染された米ぬか油が毒として体に影響したのですが、その解毒方法について
研究室や大学病院、大学などで治療法が必死に研究されたのです。
そして研究グループの一つ、九州大学の油症研究班が出した結論が
「絶食療法をダイオキシン中毒の治療法として正式採用する」というものでした。
この一文を読んで 「はい今から断食してみます」とスイッチが入り、その場で断食に突入したのです。
始めてみてから決めたのは、どのくらい断食するのか。。
48時間じゃありがち。。
96時間は成仏しそう・・
ということで72時間に設定。しかし、決めたのが午後3時という中途半端な時間だったので8時間プラスして80時間、3日後の午後11時まで断食すると家族に告げ、 水分はきちんと摂ろうと、それだけ決めスタートしました。
最初の24時間はまあ大丈夫、でも48時間を前に酷い頭痛が始まりました。
これはミネラル不足系?なんとなくそう思って何が飲みたいか自分に問いかけます。
梅酢。
そんなものうちに・・・あるんですね。 clearspringさんでずっと前に買ってものが。。。 頭が痛すぎて消費期限も気にせずスパークリングウォーターで割って飲みました。
この時の自分は獣になっていました。 結構な量をちびちび飲むつもりが、獣のようにノンストップで一気飲み。。。 脳とコップを持つ手が連動していない。。
頭痛はしばらくして治まってきました。 うーん、塩大事。 こんなに効果があるなんて。。。。
ミネラル不足で頭痛に効果がある梅酢ってそもそも何? ちょっと調べたら、あの酸っぱさはクエン酸が沢山入っているから。 塩分については自然塩を使っているかどうかでミネラルの種類の多さも変わってくると思うのですが。
クエン酸。 これは腎臓のデトックスのキーワードなのですよ。
これについては後ほど詳しく。
断食中で辛かったのは食事作りでした。ついつい味見とかしそうになったり、匂いなどで、「もう食べちゃおうかな」という気になります。 子供たちは「食べちゃえば?」とあっさりタオルを投げ込んでくるのです。
偶然始めた断食なのでそんなに苦もなく時間は過ぎ。。その間に断食の効果について調べたりして、とにかくおトイレ?が楽しみということになりました。
てんこ盛り子になれるらしい。 腸が元気に! いろいろ夢を見ながら迎えた3日目。「ママ何食べたい?」いろいろ聞かれてるなか、その日は義弟が食事にくる日で何かリクエストがあれば買ってくると言ってくれました。
ふと 思いついたのは メガビッグマック。 マクドナルドをガツガツ罪悪感なく食べてみたい。。。
そして3日目の午後11時になりました。
用意されたハンバーガーをパク。 パクパクパクパク。。。。
でもなんだか進まない。感動はありましたが、結局半分も食べずに寝ました。
そして次の日、ワクワクしながらてんこ盛り子待ちだったのですが。。
いまいち。 なんなんだろう・・
やはり今までの毒が溜まりすぎて、80時間くらいじゃ排毒システムが稼働しないとか?? そう思い始めてまたまたコンピューターで調べます。
「断食 回数」 と入力してググろうとすると・・・・
「断食 回復食」と先にでてきました。 「へ?」
「回復食?」
そこには断食を終えた後に眠っていた臓器たちを気分よく目覚めさせる食事の再開の仕方がつらつら書いてあります。
汁物から。 水分の多い消化にいいもの。 調味料も品数は少なく、タンパク質控えめから。。。
などなど。。。。 いきなりジャンクフードにかじり付くなんて80時間が無駄に・・・ 食欲が戻らないのも、相変わらず梅酢が美味しく感じるのも失敗だからでは????(梅酢は結構な量を飲みました)
今回は失敗・・・・ さようなら。次にかけよう。
そうして遅ればせながら、貴重な缶の甘酒で胃腸を労わるふり・・かんぱーい。
こうして私の何となく始めた断食は終わりました。
しかし・・・
人間の身体って凄いんですね。
断食後2日目から身体に変化が。てんこ盛り子はもちろんですが、サクサク走れる。 甘いものに興味が無くなる。 チョコレートは見たくも無くなる。何これ・・ 何か降りてきた??
断食中に解毒のシステムを調べていると、やはり排泄の王道である腎臓と腸の大切さを痛感しました。そして毒物を取り込んだ時の肝臓の活躍。
肝腎要。特に腎臓は大切だなと思いました。体内の水を司っている臓器ですからね。 それは関節痛にも影響します。そして関節そのもにも影響するんです。
水はけの良い身体はしなやかな骨格の動きにも直結。 深い。。
そこで先ほどのクエン酸が大切になるのですね。
腎臓の仕事は血液から老廃物を濾過して尿を作る。まさに排泄一辺倒の臓器、と言ってもいいのですが、実は再吸収一辺倒の臓器でもあるのです。
濾過されてできた尿を99%再吸収する。 そう、一旦腎臓のフィルターを通ってしまったミネラルや糖分を血液中に戻して循環させることもやってます。というかそちらが大仕事?
一旦出てしまったミネラルや栄養分をどれだけ再吸収して血液のバランスを整えるかは、身体が指令を出しているそうです。? もう人智を超えてます〜。
そして腎臓にゴミ(砂より小さい石)がたまらないように活躍してくれるのがクエン酸。 フィルターの目詰まりを溶かしてくれる働きが期待できます。
クエン酸の多い食べ物、飲み物を意識しておく、というのも最終的には関節にいいかも、ですよ。
今回の断食で、たまたまですが梅酢が理にかなっていたので、改めて日本食の良さを実感です。
長くなりました。今日はこの辺で。
そうそう、断食によるてんこ盛り子。 お約束いたします。
スメラルダより。
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