ふわりな夫婦 バレンタイン・デー編
こんにちは。先日道端で派手に転んだ、ふあにゃんです。あんな子供が転ぶように両手両足ついて転ぶなんて何十年ぶりかしら~・・・と話していたら、周りからは「それは年寄りの証拠だ。気をつけなさい。」と指摘されました。それでも一緒にいた知人のイギリス人男性が、とっさに手を差し伸べてくれたのには感激しました。あんな非モテ系のおっさんでも、英国紳士魂を持っているなんて、やっぱりこの国も捨てたもんじゃないわ~。
今日は何の日?
そんなことより何より今日はバレンタインデーですね。だから何?って感じですが、そんな枯れた私たちにも、旦那様とのバレンタインの甘い思い出のひとつや二つはあるのではないでしょうか?そんなバレンタイン・エピソードをふわりメンバーに聞いてみました。
”私、特にないわ〜〜?”
”私もバレンタインデーの思い出ないです。”
”バレンタイン、まともにしたことがない”
”うーん、バレンタインは超普通です。毎年カードとチョコの交換のみなんですわ。”
”バレンタインはあんまりネタがないです?強いて言うなら中学校の時に、お菓子作りしたことないくせに、手作りチョコクッキーをあげたくて、作ってあげたんですが、中身半焼けのものすごく不味いものを先輩に渡したくらいですかね?”
”バレンタインの思い出、何もなし?毎年カードが玄関のドアの郵便ポストに挟まってて、カードには?マークが書いてあり差出人が分からないようになってる。それくらい。どこかにロマンティックディナーに行ったとか全くなし。なんか悲しくなってきた?”
”こっちに来てから、日本と違い、自分から何かをあげたりすることがないのでらくちんなことでしょうか。”
”特にないです。強いて言うなら、まだ小学生がチョコをあげていなかった時代…私達の女子グループで、各々の好きな子にチョコを上げよう!ということになり…当日、みんな、やっぱ恥ずかしいから、あげれない〜みたいになっていると、男の子達は帰り始め…すると、ジャイ子的な存在の子(怒られるわっ)が、私の持っていたチョコをさっと取り、男の子に◯◯(私の旧姓)からーって渡してしまったという。結局、その日、チョコを渡したのは私だけ、めちゃくちゃ気まずかったーって思い出ならあります。?”
( ̄▽ ̄;) え?
夫婦の思い出・・・ないの・・・?
圧倒的な「特に無い」回答。(笑)
今回、大多数のふわり夫婦にバレンタインの特別な思い出は無いということが分かりました。ま、そんなもんですね、夫婦なんて。
それでも、ちょっとだけあった甘いエピソードをご紹介します。
”バレンタインは、いつも遠距離だったのですが、当時カンボジアに旦那が赴任していて、ラインで❤️マークを送ってみたら、ラブラブなアイコンをもらった記憶が。。普段そんなリアクション滅多になかったので、驚きました。日本風にバレンタインはチョコの日と位しか、認識がなかったのですが、イギリスでは、愛情表現の日なのだな、、と思いました。”
”最初のバレンタインは、まだ旦那とそんなに仲良くもなかったので、義理チョコを装って実は本気な手作りチョコを渡しました。それがきっかけで、飲みに誘ってくれるようになり急接近。次の年のバレンタインのときは、私はイギリスに語学留学生として滞在していました。当時の学校の課題で「どうしてイギリスに来たか」というお題で作文を書く授業があり、私は「好きな人がいたので来ました、その人の彼女になりたいと思っています。」と書きました。その直後にバレンタインがあったので、その作文をそのまま郵送で彼に送りつけました。それまで中途半端な関係だったのですが、それをきっかけに正式なお付き合いが始まりました。バレンタインの恩恵は結構受けている方ですね。あ、でも旦那から何かしてもらった記憶がない!?”
ほらほら、こうでなくっちゃねえ!?
そして、きちんと毎年プレゼントをもらっている恵まれた人もいましたよ。
”バレンタインの思い出は、主人と私がムーミンが好きなので、ぬいぐるみのキーホルダーとスリッパを結婚してからもらったのが嬉しかったです。未だにそのキーホルダーは持ってます〜。新婚の時に寝巻きをくれたことがあるのですが、私の好みと正反対のチェックの模様で、しかも短パン。全く嬉しくないのに、すごく喜んだ振りをした記憶が〜。次回からはバレンタインの前に、先に欲しいものをおねだりすることにしましたが、年々金額が高くなるので、主人にはドキドキのバレンタインになってるようです。 今年ももちろん、先におねだりして買っちゃうスタイルです。それに主人は時々反抗。そもそもバレンタインは、恋人になる前に告白するもので、すでにに私たちは恋人同士になってるから必要ないんじゃないかって言われたこともあります。”
ムーミンがロマンティックかどうかはさておき。。。
#SpreadTheLove
バレンタインの甘い思い出を紹介した後になんですが、バレンタイン・デーにカードを送る相手がいない人って、いる人よりもずっとずっと多いのではないでしょうか。バレンタイン・デー近くになるとスーパーの入り口にバラの花束がたくさん売られていたりするのを、悲しい気持ちで眺めている人も多いはずです。はい、私も去年はそうでした。
バレンタインに限らず、母の日でも父の日でも、この国って「何とかの日」に便乗した商売が半端ないんですよ。はっきり言って、ウザいんだよ!あ、失礼。まぁ~いろんな人がいるのですから、何とかの日のお祝いは、もうちょっと控えめにならないかなあと常々思うわけです。
そんなことを考えていたら、バレンタインデーに寂しい思いをしている人へカードを送るキャンペーンがあることを知りました。
Thank you @salvationarmyuk for hosting our flagship red letter box in your Princes Street store by Oxford Circus, in support of our campaign to #SpreadTheLove this #ValentinesDay! To find out more & get involved, visit https://t.co/jQOZAPSycP ❤️ pic.twitter.com/6qbfRvinee
— Red Letter Days (@RedLetterDaysUK) February 1, 2019
もしも私が知らない人からカードをもらったら、余計なお世話だって思うような気がしなくもないですが、しかしこの国には、パートナーがいないどころか誰とも会ったり話したりせずに完全孤独な毎日を過ごしている人が九百万人もいるそうです。そういう人達に、愛情のこもったカードが届いたら、世の中も捨てたもんじゃないなあって思ってもらえるかもしれないですね。
それでは皆様、楽しいバレンタイン・デーをお過ごしください。
ふわりな夫婦シリーズの第1回目はこちらから。→ ふわりな夫婦・出会い編
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