大人の趣味ピアノ①
こんにちは。毎日神経をすり減らしながらピアノに向かって子供たちにドレミ(イギリスではCDE)を教えている、ふあにゃんです。
ドレミを教えることって、どうしてこんなに難しいんでしょう!初めて楽譜を見る子供たちにとって、楽譜の中は全く未知の世界。40年以上楽譜を見てきた私の目を通して見えているものと全く違うようです。かと思えば、何も説明しなくても分かってしまう子供もいて、子供の能力というのは本当にひとりひとり違うということを日々痛感しています。学校の30名のクラスで、全員に同時に読み書きや算数を教えることが、どれだけ無理難題なことか想像つきます。
さて、そうやって一日働いてヘトヘトになった後に、急いで家族に夕ご飯を作って後片付けを済ませた頃には早くて夜の9時。そこから私自身のピアノの練習時間が始まります。
私は、子供が学校に行き出した頃から、少しずつ趣味のピアノを再開して、更に大きな病気を経験したのをきっかけに、ピアノに真剣に取り組むようになりました。大好きなことなので楽しいのですが、大人の趣味として続けるピアノに悩みはつきものです。何故なら趣味であっても少しでも上達したいからです。
→それには練習が不可欠。
→でも、練習というのは面倒臭い。
→面倒くさいけどピアノはやめたくない。
→時間のある時や気が向いた時にだけ弾けたらなあ。
→それだと、年齢とともに腕は劣化するばかり。
→ふりだしに戻る。どうせやるなら、やっぱり上達したい。
上記の問題を解決するために、私は練習する目的を無理やり作っています。それは人前で弾く機会を作ることです。普段はそんなに練習していませんが、人前で弾く本番を控えているときは、1週間~1か月(曲の数や難易度による)前から毎日の夜練習をしています。
もう若くないので、急にピアノを毎日弾き始めると、肩こりやら腰痛やらが酷くなってきます。頭の中も飽和状態になります。ピアノなんてやめた~い!と思うこともしばしば。でも、音楽に集中すると疲れていたのを忘れて思わず長く練習していて、気が付いたら深夜過ぎということもあります。そういうときは気持ち良いのですが、翌日にどっと疲れます。
お陰様で仕事が順調になってきているせいで、昼間に練習する時間がほとんどありません。そうすると練習出来るのは夜だけです。せいぜい1時間、2時間出来る日はラッキーです。本当は1時間の練習じゃ全然足りないんですよね。しかも夜なので、使用するのは電子ピアノ。電子ピアノでいくら練習しても、本番でグランドピアノを弾くときに必要なテクニックは身につきません。
もっと上手に弾きたい!
もっと練習する時間があればー!
グランドピアノがあればーー!
その前にグランドピアノを置けるような家に住めればーーー!
そもそも、もっと若ければーーーー!
そんな悩みをいろいろ抱えながらも続けている、私の大人の趣味としてのピアノ生活について、これから少し書いてみたいと思います。興味のない方には全く面白くない話でごめんなさい!興味のある方はどうぞ今後もお付き合いください。
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‘ふわりいぎりす’は、イギリスにいる日本人ライターたちが気が付いたこと、発見したこと、知っていること、思ったこと、教えたいこと、気になることなど、ちょっとだけお伝えするウェブマガジンです。
ふあにゃんさんは、ピアノが好きなのだな〜と思い記事を読ませていただきました。
私は3歳の時自ら『ピアノやりたい?』と言ったそうです。3歳で?!と思いますが、自宅の居間の床の基礎を、アップライトのピアノを置くために改装している映像が頭に焼き付いているので事実でしょう。(幼児にとって部屋の床にデッカい穴が空いていたのが衝撃だったのでしょう)
今は自宅でKawai のPERLAのデジタルピアノで毎朝ハノンをやるのを日課にしています。(正直デジタルはやっぱり不満です笑笑 でも身の丈ではこれさえ中古でやっと買えたので愛着があります。)
ピアノの記事、楽しみにしています!!
毎朝ハノンを練習してるなんて凄いですね!それは確実に身になっているはずです!お互い頑張りましょう~♪