国際ロマンス詐欺?
昨年、出雲大社を訪れたときに因幡の白兎のメンバーにHolland lopが居るのを見つけました。松ぼっくりを乗せられていますが、これも国際化の流れでしょうか。
先日たまたま見た、ざわつく!というバラエティ番組で国際ロマンス詐欺というものが紹介されていました。中高年の孤独な、もしくは孤独な女性を狙った愛情もしくは同情による送金をさせようとする長期に渡るe-mail を使った忍耐強い詐欺のようでした。設定はドラマティックで、シリアに派兵中のアメリカ人男性が帰還するために輸送ヘリをチャーターする費用が必要だとか、報酬に二億ドル分の金塊を貰うことになったので代わりに受け取って欲しいのだが特別な輸送費用をたてかえてくれないか…等の手の込んだストーリー設定がされています。
ボケっと見ていた私ですが、そこでハッとしました。私も国際ロマンス詐欺にあったんじゃないだろうか…そうは思っていなくても結果として……疑惑は膨らんでいくばかりです。国際結婚についての話題も多くなってきたせいか、出会いや結婚に至るまでの過程を振り返る機会もありました。そこで、私達夫婦の結婚が国際ロマンス詐欺なのかどうかを検証してみようかと思います。
まず、一番の要である金銭の授受についてはシロ。私は私の預金を好き放題に使い、彼の預金も収入も同じように使ってきました。子供がprimary schoolに上がってからは習い事に費用がかさむため倹約をスタート。(このケチになるという変化についてはまた別な機会に書かせて頂く必要があります。)
次に恋愛感情の有無です。詐欺というのは騙すという悪意の話です。無いものを有ると思わせる、もしくは有るものを無いと言い切るような事に金銭が絡む訳です。何だか勝負を仕掛けられている気になってきますが、私は仕掛けられたのでしょうか?結婚したのが2006年足掛け13年の結婚生活を振り返ろうとした時、壁にかかっているキャンバスが目に入りました。それは家に遊びに来たお友達が子供みた〜い!と評した33歳の私の写真を引き伸ばしたものですが…あ、これは私の方が詐欺疑惑をかけられても仕方ないかも…
イギリス人やイギリス生活の延長として主人を含めて文句ばかり言っていますが、15年前の主人が今ここにいる私を想像したでしょうか?さらさらのロングヘアだった髪はパーマのかかった肩上の長さになり、ふっくらした頬はやつれてこけたようになって、目元は…子供達を怒り続けてきたせいか迫力さえ出てきています。15年前の、童顔で癒やし系(ちなみに他説です)だった奥ゆかしい日本女性はどこに?
恋愛感情に戻りましょう。13年目を迎えた結婚生活ですが、紆余曲折を経て今は新婚時と同じ雰囲気に戻っています。私達は昼夜逆転の長距離恋愛に疲れ果てて同居を始めて妊娠、結婚に至りました。(この辺もまた別の機会に…)昨年の私のお一人様日本旅行で全てをReplayする羽目になり、お互いに思い出す事が多々出てきて雰囲気も復活したのです。この復活した気分から言うと詐欺ではありませんでした、だからシロ。笑
ではクロなのはひょっとしたら私?‼気分次第でいつでも家庭内冷戦を起こす私ですから、家庭平和のためにも13年前の雰囲気が復活したのを喜ぶべきですね。
最後に、プロシュートにメロン、ザクロはよくある組み合わせですがビートルートはいかがでしょうか?鉄分、鉄分と唱えながら頂きましょう、笑。 健康が一番大事です。
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