我が家のイラン料理「 ジーゴ 」

Japanese food Tazaki Yutaka Harvest Campaign

こんにちは、ミルミルです。

イギリス人はロースト料理が好きな方が多いですよね。

クリスマスはもちろん、お家でサンデーロースト、パブでサンデーロースト、日曜日でなくてもロースト専門のレストランでロースト料理!

夫がイラン人、妻が日本人の我が家の普段の食卓にローストが上ることはまずありませんが、さすがにクリスマスの日はロースト料理です。でもいつも何のローストにするか悩むんです。イギリスで定番の七面鳥やチキンなら焼き加減の問題はないのですが、私はあまり好きじゃない。でもラムやビーフだと、ミディアム・レア〜レアが好きな私とウェルダンが好きな夫では焼き加減が違いすぎる。夫は「ミディアム・レアにして、僕は外側を食べるよ」と言うのですが、それも変! 食べる量の比率からいくと逆でなくちゃ。

そんな感じでここ数年はPoussin (生後28日以内のベイビーチキン)をメインにしていたのですが、夫が「今年は僕が作るよ」と。

・・・・・

「本当か? 去年もそんなこと言ったけど、ほとんど電話で話してて結局私がやったんじゃん。作るのはいつものことだから構わないけど、それならそれで作る手順やタイミングを計算しておいたのに。ていうかその方がやってもらうより楽なんだけど。 準備や後片付け、アシストの方が大変なんだけど。」

と言いたいのをグッと我慢し、手伝ってくれるという夫の気持ちに感謝し・・・感謝しようと努力し、夫にお願いすることにしました。

そして夫が選んだのが、イランのポットロースト「 Gigoジーゴ 」。夫の姉に作り方を教えてもらいました。

ジーゴの作り方

① 肉の側面から奥深くまで切り込みを入れ、小さく切った玉ねぎ・ニンニクを入れる。反対側からも。

② 鍋にスライスした玉ねぎを敷き、ターメリック小さじ1・塩・胡椒適量、水1カップを入れ肉を上にのせ、火をつける。

③ 沸騰したら弱火にして蓋をする。

④ 30分〜45分したら肉をひっくり返し、また30分〜45分したらひっくり返す。

⑤ 中までよく火が通ったら取り出してスライスする。

⑥ バターで両面焼いて出来上がり。

〜 ソース 〜

  1. 肉汁を漉して鍋に入れる。
  2. フライパンで小麦粉大さじ山盛り1杯を乾煎りする。
  3. 水を入れて溶かし、鍋に入れる。火にかけて煮詰める。

お味の方は

ニンニクたっぷりで美味しいけど、パサパサ!!

Topside beef ( うちもも )を使うように言われた気がしますが、クリスマスギリギリに買い物に行ったため、残っていたSilverside beef( そともも )を使ったせいなのか?、もともとこういったものなのか?

ウェルダンが好きな夫はソースをかければイケる!と食べていましたが・・・。

でも翌日サンドイッチにしたらこれが最高だったんです!!

サンドイッチのためにまたこのローストを作りたいぐらい!!

お肉を吟味してまた作ってみようと思います。

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About the Author: ミルミル

東京都出身、在英18年。イラン人の夫と子供2人の4人家族。最近ハムちゃん2匹が家族に加わりました。

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