好きです!Kubideh
こんにちは、ミルミルです。
今までにいくつかイランの家庭料理をご紹介してきましたが、私が一番好きなイラン料理はクビデ( Kubideh )というケバブ!
クビデはひき肉のケバブで、トルコ料理のAdanaに似ています。でもスパイシーじゃないから辛いのが苦手な人も大丈夫?
イランに行ったらこれだけを食べたいぐらい好き!
外食する機会があると、いつもChelo(白いご飯) Kebab Kubidehを注文していました!
Chelo Kebab Kubideh
クビデとは関係ありませんが、イランのレストランのテーブルの上には必ず箱ティッシュが置いてあります。家で主人が食事中に口や手をふくのにティッシュをポイポイ使っているのを見て「なぜ?なぜティッシュ?」と思っていましたが、イランに行ってそれは普通のことだと分かりました。上の写真のレストランは町の食堂と違ってとても素敵なレストランだったのですが、それでも箱ティッシュが置いてありました。
ご飯の上にかかっている赤いパウダー、Sumac(スマック?ソマッグ?すみません、ちゃんと発音できません。)というスパイスです。ちょっと日本の『ゆかり』みたい。ウルシ科の低木の果実を乾燥させたものを粉末状にしたもので、クビデを食べるときには欠かせません。脂っこい食事にソマッグの酸味がよく合います。最近ではイギリスのスーパーでも見かけるようになりました。
トマト、きゅうり、玉ねぎ、パセリを細かく切って、オリーブオイルとソマッグであえても美味しいですよ。
当たりはずれはありますが、イランではかなりの高い確率で美味しいクビデに出会えました。でもこれを自分で作ろうとすると難しい。あのお店のようなジューシーさにならない。
日本人がお寿司屋さんにお寿司を食べに行くように、クビデはやっぱりプロの作ったものを食べるのが一番!と私は思います。
ロンドンにはたくさんイラン料理のレストランがありますので、機会があったら是非クビデを試してみてください!
でも村人のミルミルはそうそうロンドンに行くこともないので、滅多に食べるチャンスが巡ってきません。
そこで家ではケバブ・マイタベという家庭料理を作ります。マイタベとはイラン語でフライパンのことです。
はっきり言って、これがイラン料理か!単なるズボラハンバーグだろ!って感じですが、夕飯作りたくないときにいいです。
シラズィーサラダ(イランのサラダ)やタブリサラダなどと合うと思います。
そしてご飯は(今までの我が家のイラン料理の記事を読んでくださっている方々、しつこくてすみません。)、バスマティーライスなどのお米に油と塩を加えて炊くと美味しくなります。
もちろんフラットブレッドと一緒に食べても!
ケバブ・マイタベ
~材料~
- 牛ひき肉またはラムひき肉 500g
- 玉ねぎ1個 すりおろす
- 塩・胡椒・ターメリック
~作り方~
①お肉にすりおろした玉ねぎ、塩・胡椒・ターメリックを入れ、混ぜる。
②フライパンに油をひいてあたためる。
③お肉をフライパンに均等にひきつめる。
④蓋をして弱火~中火で焼く。
⑤ある程度焼けたらいくつかに切り分けて裏返す。
⑥蓋はせず2、3回ひっくり返しながら焼き、火が通ったら出来上がり。
これは義姉が家族だけで食べるときにササっと作ってくれたもので、もちろん小判型にしてもいいですし、お店で食べるクビデのように長細い形にしても。
とりあえず全て引き延ばして焼き始め、切るときに4等分ではなく細長く切っても!
ゲストとして招かれたとき、トマトソースをかけて出してくれた方もいました。
今はまだまだ練習中ですが、もしいつの日か美味しいジューシーなクビデが作れるようになったらまたご紹介させていただきますね。
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