我が家のイラン料理 ~ラムと夏野菜と慈善活動編~
こんにちは、ミルミルです。
今回はラムと夏野菜の煮込み料理をご紹介します。
イランでは赤身肉といえばラム肉で、鶏肉同様、よく食べます。
でもこの羊ちゃん、ただただ美味しいだけじゃないんです。
以前イランに行ったときに、「羊を家の前で殺すから」と言われ、何か怪しい儀式が始まるのかとちょっと驚きましたが、イランでは、新しく家や車を購入したり、大切なお客様が来た時などに行うそうです。
もともとは、イブラーヒームが息子を生贄として神に捧げようとしたところへ天使が現れ、息子ではなく羊を生贄として捧げなさいと言ったというお話に基づく犠牲祭からきているらしいです。
魔除けやおもてなしの意味もあるのでしょうが、自分にいいことがあったから、それをみんなにもおすそ分けするといった意味合いもあるらしく、殺した羊は解体され、ご近所や貧しい人たちに配られます。
イギリス人のチャリティー精神にも感心させられることがありますが、イランでもチャリテイー精神は生活に根付いているようです。
ラム肉と茄子のレシピ~Khoresht Bademjan~
上の写真は茄子とラム肉の煮込みです。茄子の他にもズッキーニやオクラなどでも美味しくできます。お肉を煮るところまでは一緒で、ただ入れる野菜を変えてください。
~作り方~ 4人前ぐらい
- 茄子(2~3本)の皮をむいて、縦長にスライスもしくは縦に4つ割りにし、あく抜きをしておきます。(イランの人は塩をふりかけ、2~3時間放っておきます。)
- 粗くみじん切りにした玉ねぎ大1個を炒め、ラム肉(シチュー用又は一口大に切ったもの)500グラムを加えてさらに炒め、塩・こしょうします。あればターメリック小さじ1も加えます。
- お肉が美味しそうな茶色になったら、ひたひたになる程度のお水・トマトピューレ大さじ3(お好みで加減してください)を加えて弱火で約1時間半もしくはお肉が柔らかくなるまで煮ます。
- お肉を煮ている間に、あく抜きをした茄子を油で焼いておきます。
- お肉が柔らかくなったら、焼いた茄子、トマト4個(嫌いな方は入れなくても大丈夫です。)、レモン汁1/2個分を加えてさらに15分程煮て出来上がりです。
これは、オクラとラムのシチューです。
茄子はどんなに油を吸っても、ダイエットのことは忘れ、油で炒めた方が断然美味しいですが、オクラは炒めなくても美味しくいただけます。(全くの個人的意見ですが・・・)。
コジェットの皮はむいてもむかなくてもお好みで。
ポイント!
我が家では、イラン料理を食べるときは日本米ではなく、バスマティーライスを使っています。これも全くの個人的意見ですが、どんなに日本のお米が美味しくても、イランの煮込み料理には合わないと思います。
ご飯を炊くときに、お塩と油を少し(イラン風にしたい方はたっぷりと)入れると美味しくなりますので試してみてください。
その他のイラン料理のレシピ
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