Veganの新しい常識!?Jackfruitってなんだ。。美容効果あり!?
街はすっかりクリスマス。
この時期にしか聞かない数々のあのクリスマスソングも、
気付いたら口ずさんでいることってないですか?
スーパーに行くと、高カロリーのたくさんのパーティーフードが並び、
ターキーの予約受付デスクには、エルフの帽子をかぶった従業員が笑顔でお客さんを待っています。
クリスマスディナーといえば、ターキーですが、最近はもう何でもありですね。
Vegan, Vegetarian Optionもどんどん増えてきました。
いろいろチョイスが増えることは、とても嬉しいこと。
そんなスーパーのVeganフードコーナーで目にしたのがこれ。
Jackfruit。ジャックフルーツ。
なんだろう。。。フルーツ!?
お肉の代わりに!とソースにマリネされ、BBQポークみたいだと。。。
フルーツなのにお肉みたい!? 色々不思議。
気になる。。。Veganじゃないけど。。。(ただの野菜好き)
ということで、ちょっと調べてみました。
≪ Jackfruit ジャックフルーツ ≫
ジャックフルーツというのは英語で、日本語ではパラミツと呼ばれ、クワ科パンノキ属のフルーツ。
原産はインドやバングラデッシュと考えられ、東南アジア、南アジア、アフリカやブラジルで果樹などとして栽培されています。
幹から直接枝が伸び、そこに果実が生じます。不思議ですね。
長さは70㎝、幅40㎝、重さが40-50㎏にもなることがあり、世界最大の果実ともいわれています。
表面の色は緑。熟すとだんだん黄色くなっていくのだそうで、たくさんのイボイボがあります。
正直、あまり凝視できない。。。
その表面の殻にナイフを入れて半分に割ると、中には沢山の果実と、更に中にはブラジルナッツくらいの種が。
熟した果実を生のままいただくのも美味しいそうなのですが、
このジャックフルーツを熟さないうちに開けて果実を調理すると、なんとお肉のような食感になるらしいのです。
要は食物繊維とタンパク質が多いからで、(ジャックフルーツは炭水化物を含みます)
普通のMeat-eaterでさえも騙されてしまうほどだと言います。
そしてその種は、乾燥されてそのままナッツのように食されたり、
茹でるとお芋のような食感になるそうで、
インドなどジャックフルーツが食される地域では、豆の代わりにカレーに使われるそうです。
美味しそうですね。
ジャックフルーツ(果実)の栄養価は高く、
食物繊維、タンパク質はもちろん、
ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、葉酸、
マグネシウム、カルシウム、鉄分、亜鉛、カリウム、リン、
などなど。。。
もちろんミートフリーでグルテンフリー。
上記の栄養価から考えられる人体への好効果は、
骨粗しょう症予防、がん予防、ぜんそく症状軽減、という大きなものから、
虫歯予防、高血圧の予防、貧血予防、などがあるというのです。
それに加えて、
食物繊維と多くのビタミンが
むくみ解消、便秘解消、老化予防、肌を保護して肌荒れ予防(!)を促してくれると。
(上記の効果を出すにはどれだけ食べないといけないの!?というツッコミが思い浮かびますが)
でも少しでも身体にいいなら、これはもう放っておけない!!!!
アジア系のスーパーやアジア系の八百屋さんに行かないと、生のジャックフルーツはお見かけしませんが、
皆さんの地域のスーパーのベジタリアンコーナーには、加工されたものや缶詰に入ったものが売っています。
今回は冒頭の写真にある、加工されてBBQソースにマリネされたものを調理してみました。
袋から出してフライパンで焼くこと8-10分。
Pulled Pork と食感が似ている、ということで、ソフトタコスに生野菜と一緒に挟み、
コリアンダーと(Veganフードということで)Soy Yoghurtをのせてライムを絞ってみました。
いっただっきまーす!
ん。。。。。むむむ。。。。
この加工食品が微妙なの? ジャックフルーツが微妙なの?
これ、アーティチョークみたいじゃないですか!
たしかに繊維質は感じますけど、それもアーティチョークにそっくり!
今回購入したのが、もうしっかりマリネされているものなので、
ジャックフルーツの元々のフレイバーがどうかというのは、これでは全く分かりません。
言い方を変えれば、「臭みや独特のクセもないので、味付けによって美味しく変化できる食材」ということ。
でもアーティチョークでしょ、これ。。。というほど似ています。
お肉と間違える人が本当にいるんだろうか?なんて疑問も持ってしまいました。
しかし、Vegan/Vegetarian食のチョイスの幅が広がった事は確かでしょう。
お肉の代わりといえば、今まで大豆を加工したものや、カリフラワーステーキなどでしたが、
これからはジャックフルーツも選択肢として入ってくることで、
更にVegan食がカラフルになることは間違いなし。
お肉を食す(私もそうですが)人にとっても、ついつい食べ過ぎてしまうこの時期。
食べた感も満足できるジャックフルーツで、たまには胃を休めることができますね。
ちなみに、缶詰のジャックフルーツは、
ほぐしてビーガンヨーグルト、粒マスタード(本当はDijonの方がいいのかも)、
みじん切りにした赤オニオンとオリーブオイル、そしてレモン汁と塩コショウと和えてみたら、
ツナマヨの代替品になる感じ。ジャケットポテトやサンドイッチにしても美味しいと思います。
茹でたジャガイモとケール、お好きなナッツやシードなどと混ぜたら、
クリスマスパーティーでの一品としても使えそうです。
最後に、熟した生のジャックフルーツは、ハイチューみたい!と言っている人を聞きました。
ハイチューみたいで身体にもいいなんて、食べてみたい!
機会があったら生のジャックフルーツを探して、試してみたいと思います。
その時はまた、レポートしますね。
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