ジン
ハイヒールです〜〜
私はけっこうお酒が飲める方です。学生時代も強い方で酔って帰れなくなるってことはまずなくて、可愛い女の子とは程遠かったです?
まあそれで旦那も心配してくれますが、特にいてもたってもということはないようです。
ですが、こんな私もさすがに年々弱くはなっていってます。
未だに飲む時はビール2リットルは飲んでますが。。。
昔はそのぐらい飲んでも酔った感じなかったのですが、最近は少し酔ってます。。。
その上お腹の贅肉も増えていくので、コロナで自宅にいるようになり、運動量もめっきり減った上に食べる飲むでますます増えていくので思い切ってビールは控えることにしました。
若い時は、あまりジンの味が好きではなかったのですが、ビールのコレステロールも気になり始め、ジンに変えることに!
ジンは太りにくい蒸留酒に分類されるのでダイエット中にも嬉しいお酒です。
ジンの他にもウォッカ、テキーラ、ラム、ウイスキー、ブランデー、焼酎は蒸留過程で糖質がなくなるため、今話題の糖質制限ダイエットにピッタリなお酒といえるそうです。
というわけで、ここに記載のアルコール一通り全部飲んでいます?
ストレート、ロック、水割り、ソーダ割りで飲む分には糖質もありません。
割るものによって糖質がアップされます。
炭酸水で割って飲む砂糖なしのジンリッキーなどの飲み方だと、まだましですよ☺️
ジンにもちゃんとカロリーがあり、100mlあたり約260kcalです。トニックウォーターは100mlあたり33kcal。
甘い炭酸ジュースで、100mlあたりコーラが45kcal、サイダーが40kcal、ジンジャーエールが33kcal。
そもそもアルコールは太らないってイメージありましたが、それは、「アルコールはエンプティカロリーだから太らない」と言うとこから来てるらしいです。
「エンプティカロリー」のエンプティの意味は、栄養素が空っぽという意味で、栄養がないだけでカロリーはあります!
ジンでいえば260kcal、ご飯1善とほぼ一緒です。
じゃあジンはご飯と同じくらい太るのか、というとそれはまた違います。
同じカロリーですが、エンプティカロリーは身体に蓄積されません。
そのため、アルコールだけ飲んでいる限りは、確かに太りませんが、お酒を飲むと肝臓はアルコールの分解が優先され、つまみの脂肪の分解は後回しにされ、残った脂肪はやがて体脂肪となり、体に残ってしまいます。
これがエンプティカロリーが優先的に消費され、食べた分のカロリーはそのまま脂肪になってしまい、太る理屈だそうです。
ジンは元々「薬」として誕生したのです。
1660年にオランダのライデン大学医学部のシルビウス教授が製造したとされています。
その製造した目的は、熱病の治療薬。
当時、マラリヤやチフスといった病気が世界で流行しており、海外に赴任しているオランダ人のために、それらの特効薬としてジンを作ったのです。「ジュニエーヴル」の名前で薬局で売り出されますが、あまりの美味しさに薬ではなくお酒として人気に。
ジンの独特な香りの正体である杜松(ねず)の実は、利尿、解毒作用があり、それを治療薬として薬局で売っていたのです。
その後オランダ語の「イエネーフェル」と訳されて、国民酒としての地位を確立していきます。
その後、ジン最大の転機は1689年。
オランダから迎えられてイギリス国王となったウイリアムⅢ世は、大好きな「イエネーフェル」をイギリスに持ち込みました。
「真の英国民たるものはジンを飲もう」とジンを奨励し、イギリス全土に広がっていきます。
19世紀に入ると連続式蒸留機が登場し、イギリスのジンもクリアでドライなものに洗練されていきました。ですが、
一方歴史の中ではジンに悪い印象が付きまとった時期もあります。産業革命期の前後、ロンドンなどの大都市は労働者が流入し、近郊にはスラム街が形成されるようになりました。これら労働者の多くは低所得者であり、彼らの間にはジン中毒とも言える現象が蔓延していました。
これにより健康的なビール通りと対比して、ジンは価格が安いわりにアルコール度数が高く「労働者の酒」「不道徳な酒」というイメージが付きまとい、貴族や健全な者の飲む酒ではないとまで言われていたほどです。
その後、イギリスからアメリカに渡ったジンは、そのクリアさとドライさからカクテル・ベースとして重宝されるように。
禁酒法時代のアメリカでジュースにみえるカクテルは、政府の目をごまかす酒として大流行します。
なかでもジンは女性にも飲みやすいと人気で、名門貴族の出であるウィンストン・チャーチルなどはほとんどストレートに近い特注のエクストラ・ドライ・マティーニを愛飲し、たちまち栄光を得ていきました。
こんな歴史から生まれたジンは、実は今でも、夏バテ回復や胃腸を健やかにする働きがあり、体にいいお酒といわれています。
ジンって本当に奥が深いですー。
ジンには松脂、柑橘系のような独特な香りと味わいがあります。
特徴的な香りと味わいは作る過程で使われるジュニパーベリー(ねずの実)、ボタニカル(数種のハーブ・香草)の影響です。
ちなみにジュニパーベリーはかならず必要で、使わないとジンを名乗ることはできないそうです。
主原料
- とうもろこし
- 大麦
- ライ麦
- じゃがいも
そして、
*ジュニパーベリー
「ねず」と呼ばれる針葉樹の実のことで、ベリーとは言いつつも、苦い味わいと香草のような香りが特徴です。
*コリアンダーシード
コリアンダーはパクチーのことですが、ボタニカルで使われるのは主に種の部分です。
石鹸のような味わいの葉部分とは違って、種にはほのかな甘みとスパイシーな香りがあります。
*アンジェリカルートもしくはシード
アンジェリカはハーブティーでも有名です。
根もしくは種がジンのボタニカルとして使われています。
根は甘い味わいを作り、種はスパイシーな香りを引き出します。
*オリス(イリス)・ルート
アヤメ科で菖蒲の仲間のオリスは紫色のキレイな花を咲かす植物で、根っこの部分がジンのボタニカルに使われます。
スミレの花のようなフローラルな香りがします。
*リコリス
リコリスは彼岸花のことですが、根の部分がボタニカルとして使われます。
ウッディな香りと強く甘い味わいを引き出します。
*カルダモンシード
カレーのスパイスでよく使われるカルダモン。
爽やかな香りがしますが、とても香りが強いスパイスです。
*レモンピール
レモンの皮のことで、多くのジンに使用されるボタニカルです。
ジンに柑橘系の味わいを出すのに役立ちます。
*オレンジピール
オレンジの皮のことで、レモンピールよりも甘くフルーティな香りが特徴的なボタニカル。
レモンピールに比べると使われることは少ないです。
*ジンジャー(生姜)
実は生姜もジンではよく使われているボタニカルです。
生姜特有の刺激のあるスパイシーな香りが特徴です。
*シナモン
様々な場面で使われるシナモンも、ジンの重要なボタニカルです。
シナモン独特の甘い味わいとスパイシーな香りが特徴です。
このように様々なボタニカルを組み合わせることで、ジン特有の香りと味わいを作り上げています。
またジンの中には熟成させるタイプ、フルーツのフレーバーが加えられているタイプもあるため、さらに多種多様の香りを楽しむことが出来ます。
実際に飲み比べをしてみると、アルコール度数の違いだけでなく味わいにも特徴があることがわかるはずです。
ドライで癖の少ないもの、強い風味と余韻が長く続くもの、穏やかなフレーバーなもの、甘くやわらかい口当たりのもの、ジンの味わいには多くの個性があります。
ジンは奥が深く、こだわりを持つ人が大勢いるのもうなずけます。
なので1度飲んで香りが苦手と思っても、是非もう1度くらいは違う味わいのジンを挑戦してみてください。
ジンには多種多様の味がありますので、お気に入りのフレーバーがきっと見つかるはずです〜〜。
ジンに限らず全てのお酒に言えることですが、保管する時は開封に関係無く、直射日光の当たらない冷暗所で保存するようにしましょう。
またジンはアルコール度数が40%と高いお酒なので、開封後も常温保存で管理して問題ありません。
きちんと栓をして日の当たらないところに保管しておけば大丈夫ですし、ジンはアルコール度数が40%と高いので、融点が-114.5度であるため、冷凍庫に入れても凍ることがなく、長時間冷やしてもキンキンに冷えるだけですから、冷凍庫で保管しておくのもおすすめです。
またジンは冷やすことでとろみが出る、香りが抑えられるといった特徴がもあるので、飲み方のお好みによってはこの保存方法をしてみてはどうでしょうか?
ジンの中身自体は大丈夫でも、瓶が割れないか心配という人もいるかもしれませんが、家庭用の冷凍庫程度の温度なら瓶が割れる心配はありません。
高いアルコール濃度のおかげで、中のジンが凍って膨張するということも無いので安心してください。私も実際冷凍庫で保管したり常温で保管したりします。
常温で飲んで苦手な時は冷凍庫で保管してます。
ジンはアルコール度数が40%ととても高いので、火の気には注意してくださいね。
基本的に栓をして戸棚などにしまっておくことが多いと思いますが、ガス台などの近くに保存をしておくと万が一の場合に引火して大変なことになりますから、この付近に保管をするのはやめておいてくださいね。念のため?
私の好きなジンのメーカーを次回紹介させてもらいます〜。
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