Kettle’s Yard in Cambridge
ヒートウェーブが来てるのかなと思っていましたが、なんだか定着していますか?
とても暖かいロンドンです。
今日は息子の参加している学校主催のコンサートでした。
会場は、故・坂本龍一氏もコンサートをしたことがある、教会・・・2020年に改装されたから、とても美しく生まれ変わっています。
コンサートを見下ろそうと、上階の席につきましたが、温度も一階より上昇!
終始うちわが必要でした。
コンサートが無事終わって、子供たちが会場から出てくるまでは、教会の前が、息子のお友達のご両親とちょっとした社交の場となりました。
セカンダリーになると、新しく子供の親御さんと知り合いにあるのが難しくなりませんか?
さてさて、先週末ですが、仕事関係で、珍しく一人で郊外に出かけました。
一つはサフォークにあるAldeburgh。
フェスティバルが開催されていたのに合わせて、私の作品を扱ってくれているギャラリーが展覧会を主催していたので、それに合わせて訪ねてみました。これについてはまた次回書かせてもらいます〜
もうひとつはケンブリッジ。
ルーシーリーの展覧会を見に行ってきました。
日本人で彼女の作品が大好きな人が多いと思うのですが、皆さんはどうですか?
真夏のような日曜日に訪れたケトルズ・ヤードは、ものすごく賑わっていました。
Kettle`s Yard
Kettle’s Yard(ケトルズ・ヤード)は、ケンブリッジの丘の方を少し上がったところある美術館です。
カレッジのフェローであるジム・エイヴリーが収集した現代美術作品のコレクションが展示されています。建物自体も美術作品の一部であり、収蔵品と建物とが一体となった展示方法が特徴的です。
もう全てが素敵の塊・・・予想外の興奮でした。
そして、目的のルーシー・リーの展覧会
Lucie Rie(ルーシー・リー)は、オーストリア生まれのセラミックアーティストで、20世紀を代表する陶芸家の一人です。
伝統的な陶芸の技法を現代的な手法と融合させ、美しく機能的な作品を生み出しました。
彼女の作品は、世界各地の美術館やコレクターによって高く評価されています。
また、彼女は女性としても成功を収め、陶芸界において女性アーティストの地位向上に貢献しました。去年亡くなられた私の師匠も女性陶芸家ですが、私が師匠と出会う前に、師匠の主催でルーシーリーが京都で講演会をしたと聞いています。
イギリスにやってきてから、家計のために作っていたボタンたちが、本当に美しかったです。
ケンブリッジには、いくつかの美術館がありますが、最も有名なのはフィッツウィリアム美術館(Fitzwilliam Museum)です。
ロンドンに帰る前に、ほんのちょっとだけ立ち寄りました。
この美術館には、西洋美術の中でも最高峰のコレクションが展示されており、古代エジプトや古代ギリシャ・ローマ、中世の宗教美術、ルネサンス期から現代までの絵画や彫刻など、多岐にわたる作品が収蔵されています。
また、美術館内には自然光の入る素敵なカフェや、ショップも併設されており、美術鑑賞だけでなく憩いの場としても人気があるようですよ。
ケンブリッジに行かれる際は、立ち寄ってみてください。
追記
またもや『よきものマーケット』に参加します〜
よかったら遊びに来てくださいね。
7月1日、2日、11時から6時まで
21 — 31 Shacklewell Ln.
Dalston, London,
E8 2DA
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