キューガーデンとメイズ・オブ・オナー
こんにちは、ミルミルです。
昨年のジゴロッキーさんの記事を読んで以来ずっと行きたかったキューガーデン、先日やっと行ってきました!
イギリスの電車
その日は朝9時半ぐらいの電車に乗るつもりで家を出ましたが、駅に着いてみると最初の電車はキャンセル、そして30分後の次の電車は約5分遅れとの表示。 急ぐ旅でもありませんでしたし、 ここはイギリスと、母と2人話をしながら待っていました。ところが表示を見る度に予定の出発時間が延びてる!!
1分、1分加算され、結局 1時間遅れのスタートでした。
でも後日Delay Repay( 15分以上の遅れがあった場合、 いくらか戻ってくる可能性があるシステム。鉄道会社によって違うかもしれません。)の申告をしたら半額戻ってきました。やってみるものですね。
Newens
1時間遅れでキューガーデンの駅に到着。駅からキューガーデンまではすぐですが(駅前の道をまっすぐ行くとキューガーデンのビクトリア門です。)、その前に行ってみたかったティールーム「ニューエンズ」へ!
むか~し、新聞で紹介されていた英国菓子メイズ・オブ・オナー。ずっと食べてみたかったんです。
国王ヘンリー8世が、王妃のメイズ・オブ・オナーたち(侍女たち)が食べていたケーキを食したところ大変気に入り、作り方を秘密にし、レシピを鉄の箱に入れ鍵をかけ、リッチモンド宮殿で保管させたなどという逸話もあるのだそう。
お店はキューガンのすぐ近くで、Kew Road沿いにあります。とっても可愛い 外観 !
店に入ると、威勢のいい?フレンドリー?な店員さんが席に案内してくれました。メイズ・オブ・オナーと紅茶を注文しようとしたのですが、「今はランチタイムだからひとり最低15ポンドは注文して」と言われてしまいました。確かにもうお昼。でも今お昼食べたくないんです。すると不機嫌になって「じゃ、この11ポンドのスコーンとのセットでいいわ」 (まけてくれたらしい) と注文をとろうと。ごめんなさい、でもスコーンいらないんです。その後はますます不機嫌になり、結局メイズ・オブ・オナーだけをお持ち帰りで購入しました。
ランチタイムだったからお茶だけをしようとした私のマナーが悪かったのでしょうが、何もあんなに態度を変えなくたって・・・。めちゃくちゃ空いてたし。
でも時間があれば、ゆっくりランチやアフタヌーンティーを楽しみたい素敵なティールームでした。
肝心のメイズ・オブ・オナー。
ずっととっておいた新聞の切り抜きによると、メイズ・オブ・オナーは牛乳を凝固させてつくる「スイート・カード」をパイ生地で包んだもので、「スイート・カード」がこのお菓子の命だそう。
見た目はどうってことないですが、美味しい!!
スイートカードが命というだけあって、甘すぎず、でもコクがあって美味!日本人の口にも合うと思います。パイ生地もサクサクで、見た目以上の美味しさでした。
キューガーデン
ガイドブックによると所要時間約2日、メインは約3時間。とても全部はまわれないので、入り口でもらった地図をみてKey attractionsを目指すことにしました。
まずはPalm House(温室)を見てからそのすぐ裏のローズガーデンへ。
そしてWaterlily Houseを覘いてThe Great Broad Walk Bordersへ。 ここは両脇様々な花が色とりどりに咲き誇り、とても綺麗でした。
Children’s areaが楽しそう!
The Great Broad Walk Bordersを歩き終えてちょっと行ったところにChildren’s areaがありました。
子供連れではなかったのでChildren’s Gardenの中には入りませんでしたが、外からちらっと見ただけでも楽しそうでした。お子さん連れの方はここで1日過ごせそうです。
ここからSackler Crossingまではのんびりと緑の中を散策です。橋の近くには、竹林と民家もひっそりとありました。
橋からTreetop Walkwayまではすぐでした。
そしてTemperate Houseへ。
最後にGreat Pagodaと Japanese Gatewayを見て終了。約3時間かかりました。
15年ほど前に行ったときと比べると、植物だけでなくアートがあちこちに取り入れられているなあと思いました。
私が訪れた日はミュージックフェスティバルが夜に開催されていました。季節ごとに様々なイベントが行われているようなので、植物園だけではない、いろいろな楽しみ方があるようです。
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